anttiorbの映画、映像の世界

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わたしの幸せな結婚

2023年作品、塚原あゆ子監督、目黒蓮 今田美桜 高橋努 山口紗弥加 髙石あかり 小林涼子 小越勇輝 平山祐介出演。

文明開化もめざましい近代日本。帝都に屋敷を構える名家の長女・斎森美世(今田美桜)は実母を早くに亡くし、幼い頃から継母(山口紗弥加)と異母妹(高石あかり)から虐げられて生きてきた。 すべてを諦め、日々耐え忍んでやり過ごすだけの彼女に命じられたのは、美しくも冷酷な軍人・久堂清霞(目黒蓮)との政略結婚だった。 数多の婚約者候補が逃げ出したという噂の通り、清霞は美世を冷たくあしらう。  しかし逃げ帰る場所さえもない美世は、久堂家で過ごすうちに、清霞が実のところ悪評通りの人物ではないことに気づいていく。 そして清霞もまた、これまでに言い寄ってきた婚約者たちとは違うものを美世に感じ、いつしか互いに心を通わせ、それぞれが抱いていた孤独が溶けていく。

「望んでしまった…少しでも長く、この人と居たいと。」 しかしその頃帝都では、不穏な【災い】が次々に人々を襲う。 清霞はその最中で国を司る帝(石橋蓮司)から、国民の盾となることを命じられる。 命を賭して戦う清霞。その身を案ずる美世。 しかしその【災い】の影には、思いもよらぬ陰謀が渦巻いていた。 任務を全うする清霞の背後で、美世にも魔の手が迫る。やがて残酷な運命が、容赦なく二人を切り裂いていく。

監督は塚原あゆ子、「コーヒーが冷めないうちに」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15703817 以来の監督作ですね。
主演は目黒蓮、「月の満ち欠け」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/12/07/060000 に出演でした。
ヒロインは今田美桜、「東京リベンジャーズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/18/060000 に出演でした。

アニメになっている作品のようで、実写化で映画になったようです。 ただの近代日本の恋愛ものか? と思っていましたが、なかなか面白い異能のものと、異形なものの展開、これは実写化にするのは大変でしたが、クライマックスも盛り上がりなかなかの秀作でしたね。 それも、過酷な運命と、扱いを受けていた美世役の今田美桜ちゃんと、前作の出演とはガラッと変わった目黒蓮くんの逞しさが際立っていましたね。
ラストから続編必至ですが、このキャストでできるかが焦点でしょう。


 

ガンニバル ①

2022年作品、片山慎三 川井隼人監督、柳楽優弥 笠松将 吉岡里帆 北香那 杉田雷麟 志水心音 中村祐太郎 倍賞美津子 六角精児 吉原光夫 酒向芳 中村梅雀 高杉真宙出演。

第1話 「供花」

狩野(矢柴俊博)という村の駐在所に住む警察官の男は、狂気的な様子で、ある民家の前にやってきた。「お前らは人間を喰っている」と民家の前で叫ぶものの、民家の中にいる何者かがビデオカメラでその様子を撮影していた。そして、洞窟内にある檻の先に何かを見つけた様子の狩野だったが、何者かに後ろから鎌で首を襲撃されてしまうのだった。
岡山県の辺境にある供花村。駐在として赴任した阿川大悟(柳楽優弥)は、妻の有希(吉岡里帆)、娘のましろ(志水心音)と共に村へやってくる。村民たちに歓迎され、村案内が行われる中、後藤恵介笠松将)という男から「山で死体が見つかった」と言われた大悟は山へと向かう。遺体は3日前から行方不明になっていた後藤銀(倍賞美津子)。村の経済を支えている林業を営む後藤家の当主だった。後藤家の人間たちは熊による襲撃だと話す一方で、大悟は遺体に残された人間の歯型のようなものの違和感を指摘する。すると、後藤家を侮辱する行為とみなされ、後藤家の人間たちは猟銃を大悟へ向けるのだった。衝突を避けて手を挙げた大悟に対して「冗談だ」といって彼らは笑い飛ばすのだった。その後、大悟は熊狩りをするための決起集会に参加するよう恵介から強引に誘われるのだった。
有希は、駐在所の住居の柱に「ニゲロ」と刻まれた文字を見つける。そんな中、娘のましろの姿が見えなくなり、不安になった有希は探しに出かける。猫を追いかけて外へ出ていたましろは、得体の知れない白髪の老人風の大男(澤井一希)と接触する。ましろは手にしていたお菓子をあげると、男は口から人間の指らしきものを手渡すのだった。
一方、大悟は何者かに自転車をパンクさせられていたものの、遅れて決起集会へ参加し、恵介ら後藤家の人間と酒を酌み交わす。帰宅後、娘から手渡されたお菓子箱の中から人間の指が出てきたことで驚く大悟。しかし、とっさに有希にそのこと隠してしまう。

監督は片山慎三、「さがす」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/30/060000 を記事にしています。
もう1人は川井隼人、監督作はまだのようです。
阿川大悟役で柳楽優弥、「さかなのこ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/09/05/060000 に出演でした。
妻の有希役で吉岡里帆、「ハケンアニメ!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/25/060000 に出演でした。
後藤恵介役で笠松将、「転がるビー玉」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/18/180000 に出演でした。

原作は完結しているとのことなんで、ある程度しっかりと最後まで描かれそうな、注目作ですね。まずシーズン1が製作され、日本ではDisney+、アメリカではHuluのようでねじれ現象ですね。
カニバリズム“を描いている作品で、地上波では絶対ながされそうもありませんし、ゾンビ作品よりもハードルが高いですね。だからこそ実写化になったのは驚きですが、やはりスターのような外資が入らないと無理なんでしょう。
第1話から不気味な感じが漂っていますが、つかみは十分で、この後藤一族の正体が早くも気になります。

 

プリズン・サバイブ

2008年作品、リック・ローマン・ウォー監督、スティーヴン・ドーフ ヴァル・キルマー ハロルド・ペリノー サム・シェパード マリソル・ニコルズ出演。

ウェイド・ポーター(スティーヴン・ドーフ)は愛する妻子と幸せな毎日を送っていた。 だがそんなある日、家に強盗が押し入ってくる。 家族を守るため、武器を手に応戦するウェイドだったが、誤って相手を殴殺してしまう。 裁判の結果、正当防衛は認められず、過剰防衛だという判決を下されたウェイドは、刑務所に3年間収監されることになる。 しかし、その刑務所は凶悪犯ばかりを収監しており、しかも看守達は汚職に塗れているといった最悪の環境だった。 そこで彼は、連続殺人犯のジョン・スミス(ヴァル・キルマー)と同じ房になる。 彼から刑務所で生きていく術を学んだウェイドは、一刻も早く家族に逢いたいと願うのだが、彼に様々な試練が襲いかかる。

監督はリック・ローマン・ウォー、「グリーンランドー地球最後の2日間ー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/16/060000 を記事にしています。
ウェイド役はスティーヴン・ドーフ、「レザーフェイス―悪魔のいけにえ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15514194 に出演でした。
ヴァル・キルマーは、「トップガン マーヴェリック」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/30/060000 に出演でしたね。

日本未公開作品ですが、なかなか面白い刑務所の過酷な現実のお話でした。 銃社会ならではの、誤って殺してしまった事件、窃盗事件から殺人の罪を着せられてしまう主人公、あの刑務所は特別だったのか? それともどこの刑務所も似たり寄ったりなのか?
罪を犯した囚人はある程度仕方がありませんが、逆手に取ってやりたい放題の看守の存在も、強烈で卑劣でしたね。

 

 

シン・仮面ライダー

2023年作品、庵野秀明監督、池松壮亮 浜辺美波 柄本佑 塚本晋也 手塚とおる 松尾スズキ 森山未來 西野七瀬出演。

本郷猛(池松壮亮)と緑川ルリ子(浜辺美波)はクモオーグに追われ、ルリ子は機動隊に擬態したクモオーグ(大森南朋)の部下の戦闘員に捕獲される。 だが、本郷はバッタオーグに変身して戦闘員を瞬く間に倒し、ルリ子を救出して山中のセーフハウスに身を隠す。 そこに現れたルリ子の父・緑川弘(手塚亨)は本郷をプラーナの力によって変身する昆虫合成型オーグメンテーションプロジェクトの最高傑作として新たな体にアップグレードしたことを明かす。 弘はその力を人のために使ってほしいと語るが、そこに出現したクモオーグによって殺されてしまう。 ルリ子を連れ去ったクモオーグを追って本郷はサイクロン号に乗ってバッタオーグへと変身し、「仮面ライダー」を名乗ってクモオーグを倒す。
そんな中、本郷とルリ子の前に「立花」と名乗る政府の男(竹野内豊)と「滝」と名乗る情報機関の男(斎藤工)が現れ、警護と情報提供をする代わりにSHOCKERの排除に協力してほしいと持ちかけられ、彼らと協力を結ぶ。

監督は庵野秀明、「シン・ウルトラマン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/16/060000 は総監督を務めていましたが、監督作としては、記事は実はないんですね。
本郷猛役で池松壮亮、「アジアの天使」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/14/060000 出演でした。
ルリ子役で浜辺美波、「やがて海へと届く」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/09/060000 に出演でした。
そして一文字隼人役で柄本佑、「ハケンアニメ!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/25/060000 に出演でした。

ウルトラマン“の次は、“仮面ライダー“ですね。 原作にどこまで忠実か、テレビシリーズとどう折り合いをつけるのか? そこがいちばんの焦点で、それはウルトラマンでもこだわって見てしまうところですね。
ライダーになるのはサイクロンに乗って風を受けるところ、ただいきなり“サイクロン号“という設定があるのは仕方がないところですね。 そして爆発ではない、死に方もある意味説得力があると思いました。
また注目の蜂女:ハチオーグですが、西野七瀬がどこまで演じてくれるのか? も気になっていましたが、なかなか扱いが大きく、嬉しかったところでしたね。 終わり方もそうくるか!でしたが。

 

 

ソロ活女子のススメ2 ④

2022年作品、及川博則監督、江口のりこ 小林きな子 渋谷謙人 佐々木春香出演。

第7話 「ソロ温泉ハシゴで『未来』を信じることに…」 ソロ温泉

五月女恵(江口のりこ)は、興味があったがなかなか実現できずにいたソロ温泉を体験するべく、伊豆にある海抜0メートルの波打ち際に作られた露天‧黒根岩風呂を訪れる。 目の前に広がる絶景に感動しながら温泉を満喫していると、日常を忘れるために来たという女性2人組と出会う。 その後、次なる目的地‧箱根で事前に予約していた貸し切り温泉へ。 そこで恵は伊豆で見かけた2人組が予約でいっぱいで入れないと落ち込む所に出くわし。

第8話 「ソロカヤックで江戸を感じる」 ソロ東京カヤック

有給休暇を取得しカヤックを楽しめる公園へとやってきた五月女恵(江口のりこ)。 実は、数日前から漕ぎ方を学び実際に何度か練習するなど入念な準備期間を経て今日を迎えた恵は、インストラクター(水谷隼)のお墨付きをもらい、ついにソロカヤックデビューを果たす! 景色を堪能しながらスカイツリーを目指し進んでいくと、カヤックコースの目玉の1つ、扇橋閘門の姿が…! その仕組みと圧巻の光景に恵は驚愕する。 そして、カヤックスカイツリーの下まで到着した恵は、実際にスカイツリーの展望デッキへ行ってみることに。

第7話のゲストはソロ活先輩女性役で内田春菊、「昭和歌謡大全集」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15987934 に出演でした。
第8話はカヤックのインストラクター役で水谷隼、「ミックス。」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15201857 に本人役で出演、でも今回はちゃんとした役どころでした。

この温泉梯子は面白いですね。ただ、1日で回るのはちょっと難しいかもしれませんね。 近いようで伊豆と箱根は過酷ですし、車移動でもダッシュでしょう。
カヤックは、ちょっと練習が必要ですね。 またスカイツリーは私も上に登ったことはまだありません。 近くまで、下まで入っていますが。
さて第2シーズンは全8話で終了ですね。
第3シーズンは何話放送でしょうかね?

 

 

長ぐつをはいたネコ:おとぎ話から脱出せよ!

2017年作品、ロイ・バーディン監督、エリック・バウザ ジェイマ・メイズ マリア・バンフォード ジェフ・ベネット ロン・ファンチズ出演。

まほうの本の中に閉じこめられてしまった"長ぐつをはいたネコ"のプス。 戦ったり、おどったり、こいをしたりしながら、出口を探す旅へ出発。

Netflix作品で、冒頭に御伽噺に閉じ込められたプスは、いろんなお伽話の世界日入りながら、自分を閉じ込めた犯人を探しながら脱出をころ見るお話です。 ただ、Netflix独特の選択肢が出てくる仕上がりになっています。 全長版を見るのは結構時間がかかりますが、これも映画版のスピンオフですね。

 

 

犬、回転して、逃げる

2023年作品、西垣匡基監督、長妻怜央 宮澤佐江 なだぎ武 中村歌昇 三戸杏琉 小坂涼太郎 ワタリ119 仁科亜季子 登坂淳一出演。

カフェ店員の木梨栄木(長妻怜央)は、実は“泥棒”という裏の顔を持っている。 今回のターゲットは、1日でも早く世界が終わることを願って止まない婦人警官の眉村ゆずき(宮澤佐江)。 彼女の部屋に忍び込み、現金の入った封筒の中にみつけた「ずっとお前を見ているからな」という手紙にドキっとするも、難なく仕事を終える栄木。 

そんなある日、バイトを終えて自宅に戻った栄木は、愛犬の天然くんが見当たらないことに気付く。 街で相次ぐ爆弾予告事件、小学生の誘拐騒動と物々しいなか、栄木とゆずきはひょんな事から接点を持ち、次第にふたりの距離が縮まってゆく……。

監督は西垣匡基、初めて作品を見ます。
木梨役は長妻怜央、初めての俳優さんでした。
そして眉村ゆずき役で宮澤佐江、映画作品としては「9つの窓」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13888188AKB48時代に出演していました。

カフェ店員で泥棒の主人公と、婦人警官でちょっと訳ありの女性、そして自殺志願者の男と、DVを受けている少年、この4人が中心で動いていきます。 しかしその核に“天然くん“という犬がいるんですね。
今作は結構ナレーション進行が重要で、顔出しまで登坂アナがしてしまう、コメディ路線です。 プチラブコメですが、久しぶりに佐江ちゃんが見れて良かった。