anttiorbの映画、映像の世界

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ガンニバル ⑥

2022年作品、片山慎三 川井隼人監督、柳楽優弥 笠松将 吉岡里帆 北香那 杉田雷麟 志水心音 中村祐太郎 倍賞美津子 六角精児 吉原光夫 酒向芳 中村梅雀 高杉真宙出演。

第6話 「予感」

大悟(柳楽優弥)は加奈子(山下リオ)と密かに会話していた。 加奈子の話では、出産したときの助産師は後藤銀(倍賞美津子)であり、赤ちゃんを連れて行く際に笑っていたという。 さぶ(中村梅雀)たち村の人間は、密かに行動する大悟に攻撃的になる一方で、それを跳ね返す大悟。 有希(吉岡里帆)は後藤家の調査に夢中になる大悟に対し、「あんた楽しそうだよね」と言い放つのだった。 そんな中、村の人間・仁(松浦祐也)は、後藤家の人間たちに「大悟を殺したらどうか」と持ちかけていた。
非番の日に恵介(笠松将)から狩りに誘われた大悟は、森で狩りをする中で、未だに後藤家について調べていることを警告じみた言い方で聞かれるが、大悟も一歩も引かない様子を見せる。 帰宅すると、今日がましろ(志水心音)の誕生日であることを思い出す一方で、ましろが村で行方不明になってしまっていた。 さぶたち村の人間を集めて「ましろがいなくなったことに少しでも関わっていたら殺すぞ」と凄み、村人たちを疑う悟だったが、結果的にましろは村の子どもと遊んでいただけだった。
後日、医師の中村(小木茂光)と会った大悟。 中村は以前、狩野(矢柴俊博)が後藤銀を病院へ連れてきたことの話をする。 後藤銀は“狂い病”と呼ばれる「クールー病」を患っていたのだった。 クールー病とは、かつてパプアニューギニアの食人族の間で発症した風土病だという。 狩野が後藤銀を病院へ連れてきたことをきっかけにして、狩野は村から孤立するようになったというのだった。
さらに、村民たちのカルテを調べた中村は、当時、供花村にクールー病を患った戸籍のない6歳の子どもがいたと伝える。 大悟は自分を襲った老人の大男に違いないと感じていた。

上田仁役で松浦祐也、「“それ”がいる森」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/05/060000 に出演でした。
狩野の妻の狩野幸子役で片岡礼子、「銀平町シネマブルース」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/02/14/060000 に出演でした。
後藤圭介の弟・洋介役で杉田雷麟、「孤狼の血 LEVEL2」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/27/060000 に出演でした。

クライマックスですね。加奈子から出産時の銀のおかしな行動を聞いた大悟は、確信し、恵介と狩りに行きます。 そしてとうとう踏み込んでいきますが、やはりこの男にはやんわり交わされ、逆に気遣われます。 この恵介がどっちに心が動くのか? そこがポイントに今後なっていく気がしますね。
でもまだあの大男が完全には姿を見せないのが不気味ですね。

 

 

ストールン 消えた女優の娘

2018年作品、ドン・E・ファンルロイ監督、カリン・ムーア ケイティ・ボーランド マット・トゥルードー キャロライン・ヘファーナン出演。

人気ドラマの主演に抜擢され、一躍スター女優となったアリーシャ(カリン・ムーア)は、優しい夫ジェフ(マット・トゥルードー)と可愛い娘ジェシーと3人で、幸せな日々を送っていた。 そんな彼女が映るテレビ番組を苦々しく見つめるケイラ(ケイティ・ボーランド)。 彼女はアリーシャとドラマの最終審査オーディションで競っていた人物だった。 ジェシー5歳の誕生を祝うパーティー当日、ケイラの企みによって薬を盛られ眠ってしまったアリーシャ。 その隙にジェシーを誘拐されてしまう。 10年後、すべてを失ったアリーシャは、ジェシー誘拐事件を掘り起こしたマスコミに追いかけ回されていた。 そんなアリーシャの姿が映し出された映像を、ある一室のテレビの前で見ている少女の姿があった…。

監督はドン・E・ファンルロイ、撮影参加作品は多いようです。記事はありませんでした。

これもテレビ作品ですが、実際にあった事件が元になっているようです。 始まりはオーディションで競い合っていた2人の女性から。 でも激しく感情むき出しだったのは、ケイラの方でした。 ここで役を取らなければ、そう切羽詰まった状況でした。 しかし緊張のため飲酒をしてさらに、縁起も今ひとつで落ちてしまい、駐車中の車もレッカー移動に。 そして交通事故にも相お腹の子供も流産、意識不明となり、長期入院、まさに踏んだり蹴ったりの人生に。 その矛先がアリーシャに向けられたのは災難でしたね。 でも、あっさりと娘を誘拐される方にも隙があったし、後半わかりますが夫のジェフにも問題があったことがわかります。
ラストは実話なのか、ちょっと創作が入っているのか、ドラマチックなラストでしたね。

 

 

ノイズ・ウィズイン

2023年作品、ステファン・ヒェイペンス監督、ウォード・ケレマンス サリー・ハルムセン ヨハン・レイゼン イェッセ・メンサー出演。

若きインフルエンサーで、生まれたばかりのユリウスの父親でもあるマット(ウォード・ケレマンス)は、認知症を患う自分の父の過去に、隠された秘密があることを発見する。 徹底調査を開始するも、パンドラの箱を開けてしまい、予想を超える家族の秘密が明るみに。 マットの妻リヴ(サリー・ハルムセン)は心配でたまらず、彼のためにできる限りのことをしようとしますが、手遅れなのか?

監督はステファン・ヒェイペンス、初めての監督です。


ちょっとつかみどころのないドラマでしたね。 ファンタジー要素と、ホラー要素、そして父と息子のドラマだったり、キーポイントは母の死のようですね。
ラストに、施設を訪ねたリブが、真相に近づくんですが。
すっきりしない作品でしたね。

 

 

ガンニバル ⑤

2022年作品、片山慎三 川井隼人監督、柳楽優弥 笠松将 吉岡里帆 北香那 杉田雷麟 志水心音 中村祐太郎 倍賞美津子 六角精児 吉原光夫 酒向芳 中村梅雀 高杉真宙出演。

第5話「痕跡」

男(高杉真宙)は18年前、村の祭りで巨体の男に顔を喰われ、村を離れていたものの、村の真実を知るために狩野と接触したという。 村には、戸籍がなく、喰われるためだけに生きている子どもたちがいると言うのだった。 そして男は「祭りで犠牲者が出るかもしれない」といって去っていく。
今年から宮司として祭りを執り行うことになった神山宗近(田中俊介)と顔を合わせた大悟(柳楽優弥)。 宗近は大悟に「村から去ったほうがいい」と言い、さらに、村の祭りがかつて人間を奉納していた祭りだと教える。 顔を喰われたと語る男に再び呼び出された大悟は、指定されたホテルへ向かう。 するとそこには狩野(矢柴俊博)に協力していた宇多田(二階堂智)という男がいた。
オカルトサイトを運営する宇多田は、「カニバリズム:人間を食べること」について調べている中で、顔を喰われた男と出会ったのだと話す。 彼の情報から供花村の食人について知り、その証拠集めをする過程で狩野と知り合ったのだ。
狩野は供花村で多すぎる死産について疑問を感じ、祭りの日に喰われる子どもがいることを推測していた。 大悟と宇多田は、狩野が子どもたちの居場所を見つけたことで殺され、最後の電話がその場所を告げるものだったのではないかと推測する。

顔を食われた男・寺山京介役で高杉真宙、「異動辞令は音楽隊!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/08/30/060000 に出演でした。
宇多田役で二階堂智、「もみの家」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/31/060000 に出演でした。
宮司の神山宗近役で田中俊介、「恋するけだもの」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/14/060000 に出演でした。
さぶの娘・山口加奈子役で山下リオ、「零落」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/03/22/060000 に出演でした。

顔を食われた男はショッキングでしたね。ここで食人習慣が現実的に一気に近づいてきました。 さらにさぶの娘・加奈子が、どうやら恐ろしい、暗い過去があることがわかってきます。
祭りの日に何が行われるのか? 何としても子供を救いたい思いが大悟に満ちていきます。

 

 

マーダー・ガール 少女の裏の顔

2017年作品、ジェム・ガラルド監督、ジョシー・デイヴィス ティエラ・スコビー キャメロン・バンクロフト アリッサ・スコビー ルチア・ウォルターズ出演。

ケント家は弁護士の父親グレッグ(キャメロン・バンクロフト)、母親シンディ・ケント(ジョージー・デイヴィス)と娘アディ(アリッサ・スコビー)の3人家族だったが、グレッグの元妻との間に生まれた娘レイチェル(ティエラ・スコビー)と3ヶ月前から一緒に暮らすこととなり明るく楽しい日々をスタートしていた。
レイチェルは明日生物のテストのためバイト後に勉強をするため外泊する許可をもらった。 父グレッグは数日間の出張に出かけた。 翌朝、レイチェルからメールがなかったため心配した母シンディはレイチェルに電話するが繋がらなかった。 出張先のグレッグは心配しなくていいよとシンディをなだめ、今後犬を迎えようと思うと嬉しい報告をした。
アディのアドバイスでアプリを使ってレイチェルの居場所を確認しすぐに向かった。 アプリが示すレイチェルの居場所はバイト先である衣料品店だった。 閉まっていたがドアは開いておりレイチェルは中に入った。 散らかった店内を見たシンディは一気に不安になる。 店内には手錠され拘束されたケガをして倒れているレイチェルと友人のレスリー(マディ・ヒリス)を発見した。
助け出されたレイチェルは入院し治療を受けた。 刑事のシェリフィス(ルチア・ウォルターズ)が病院を訪れ、シンディからレイチェルについて色々質問された。

監督はジェム・ガラルド、初めて作品を見ますね。

TV作品のようですが、なかなか強かな少女というか娘ですね。 グレッグは離婚して元妻との娘を今の家庭に引き取ることをするんですが、これが恐ろしい出来事の開始となります。 それはある強盗殺人事件から始まるんですが、どんどん怪しい部分が出てきますし、父親がなんとも間抜けなんですね。
ラストもまだまだ強かで、こういう犯罪癖、虚言癖のある人間は、なかなか治りそうもありませんね。

 

 

シャザム!~神々の怒り~

2023年作品、デイビット・F・サンドバーグ監督、ザッカリー・リーヴァイ アッシャー・エンジェル ジャック・ディラン・グレイザー ジャイモン・フンスー レイチェル・ゼグラー ルーシー・リュー ヘレン・ミレン アダム・ブロディ マルタ・ミランス フェイス・ハーマン出演。

古代の魔術師に素質を見いだされ、6人の神の力を授けられた少年ビリー(アッシャー・エンジェル)は、魔法の言葉によってスーパーヒーローの“シャザム”ザッカリー・リーヴァイ)に変身することができる。 しかし見た目は大人であるものの、中身は子供のままであるシャザムは、大人の事情を理解できず神々の怒りを買ってしまう。 怒りに燃える3姉妹(レイチェル・ゼグラー、ルーシー・リューヘレン・ミレン)がドラゴンを引き連れ地球に襲いかかる未曾有の危機に、シャザムは世界のためではなく、自分を受け入れてくれた仲間たちを守るために立ち向かう。

監督はデイビット・F・サンドバーグ、前作 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15941759 と、「アナベル 死霊人形の誕生」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15183722 など記事にしています。
今回の敵キャラでルーシー・リュー、「ステージ・マザー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/22/060000 に出演でした。
ヘレン・ミレンは、「ゴヤの名画と優しい泥棒」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/10/060000 に出演でした。
そしてレイチェル・ゼグラー、「ウエスト・サイド・ストーリー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/02/17/060000 出演でしたね。

いよいよ続編ですね。 ファミリーでスーパーヒーローとなった6人ですが、なかなか思うような活躍とまではいきません。 リーダー格はビリーですが、ちょっとおバカな彼の統率力では、荒っぽさと、失敗ばかり。 もちろん大事な人の命は救いますが。
しかしいきなり女神登場で、世界は危ない方向になっていきます。 博物館に展示されていた折れたあのモノを手にいれ、まずはその修復。 しかし3姉妹なのに、もう1人がなかなかわかりません。
ラストにいよいよ彼の方が登場、シャザムの“ジャステス・リーグ入りなるんでしょうか?

 


 

ガンニバル ④

2022年作品、片山慎三 川井隼人監督、柳楽優弥 笠松将 吉岡里帆 北香那 杉田雷麟 志水心音 中村祐太郎 倍賞美津子 六角精児 吉原光夫 酒向芳 中村梅雀 高杉真宙出演。

第4話 「視線」

睦夫(酒向芳)の証言の通り、森で狩野(矢柴俊博)の白骨死体が見つかる。大悟(柳楽優弥)は“あの人”という巨体の人間の存在を警察署長(利重剛)に伝えるも信じてもらず、「後藤家と関わるな」と言われてしまう。
恵介(笠松将)らが現れ、狩野の遺体に手を合わせると「後藤家のみんなが睦夫と同じでわけではない」と言って去っていく。 大悟が狩野すみれ(北香那)に父の死を伝えると、すみれは涙を流していた。
署長から別の村への駐在を提案された大悟は、今後の進路について悩んでいた。 有希(吉岡里帆)と話す中で、ましろ(志水心音)が供花村に帰りたい様子を見せたため、3人は供花村での生活を続けることを決心する。
ましろはよく笑うようになり、大悟も村人とのコミュニケーションを積極的に行っていた。 そんな中、すみれからもらっていた狩野の着信履歴を調べ始めた大悟。 ある番号に複数回連絡していることを知り、電話を掛けるも繋がらない。
村人との飲み会を楽しむ大悟が、後藤家と狩野の関係を村人に質問すると、中年の村人さぶ(中村梅雀)は、狩野と後藤家が揉めていたことを知りつつも、林業で経済が回る供花村において後藤家に歯向かうことはできないと後悔を語っていた。
一息ついた大悟と有希は、お互いに感謝しあい、改めて村での生活を共に支え合おうと誓う。 良い雰囲気になり、体を重ねようとし始めようとした最中、外で何者かが部屋を覗いている姿を見つける。 大悟が飛び出して出ていくと、後藤家の龍二(中村祐太郎)が逃げ去っていく姿があった。 さらに家の外壁には「人殺し」と書かれた落書をされてしまっていた。 後藤家へ向い、龍二接触する大悟だったが、すでに龍二は恵介に殴られ、顔面にアザができていた。

警察署長役で利重剛、「TANG タング」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/08/13/060000 出演していました。
村人のリーダー的存在の山口さぶ役で中村梅雀、「イチケイのカラス スペシャル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/16/180000 に出演でした。
後藤龍二役で中村祐太郎、「岬の兄妹」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15909423 に出演していました。
後藤岩男役で吉原光夫、「燃えよ剣」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/31/060000 に出演していました。

狩野の死体が白骨化してみつかります。 犯人は睦夫だとされていますが、署長はこれ以上追いかけるなと言い、他の村に行かせようとします。 しかしここでましろが供花村を選択します。 そうなると、ここでしばらく生活を選択せざるをえませんね。 前回ましろがどうして口を効かなくなったかが再現で見れましたが、ましろが元に戻ることを、この夫婦は最優先するのもわかりますね。
でも大悟は、この村の隠された部分をどうしても明かしたいんですが、ここで村人たちの怪しいところがどんどん明かされていきます。 特にリーダーのさぶが、怖いんですね。