anttiorbの映画、映像の世界

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死霊のしたたり2

1989年作品、ブライアン・ユズナ監督、ジェフリー・コムズ ブルース・アボット クロード・アール・ジョーンズ ファビアナ・ウーデニオ デヴィッド・ゲイル キャスリーン・キンモント出演。

アメリカのマサチューセッツ州にある、ミスカトニック医学校で起きた、陰惨な虐殺事件から8か月後。ミスカトニック医学生だったダン・ケイン(ブルース・アボット)とハーバート・ウェスト(ジェフリー・コムズ)は、アメリカから遠く離れた南米はペルーの地に来ていた。 ペルーの現地は内戦が続く混乱状態の真っ只中で、2人は野戦病院の医師として働いていた。 テントのような野戦病院に、新たに血まみれの兵士が運びこまれるが、懸命の治療もむなしく、兵士は息を引き取る。 そこでウェストは、カバンの中から緑色に光る液体の入った注射器を取り出す。
この緑色の液体こそ、狂気の天才科学者・ウェストが作り出した、「生物蘇生薬」で、死んだ生き物の細胞を活性化させ、蘇らせることの出来る画期的な発明だったが、蘇った生物はみな凶暴化してしまうという副作用があった。 この副作用が、医学校での惨劇に繋がった。
ウェストはペルーの地で、この副作用を減少させる研究をしていた。 そしてウェストはダンの制止を聞かず、死んだばかりの兵士に蘇生薬を注射すると、やはり、兵士は蘇ったものの、唸り声と共に暴れ出し、ウェストは銃で兵士の頭を撃ちぬく。
それから数か月後、ダンとウェストはミスカトニック医院に医師として復帰していた。そしてある日、医院で遺体の保管・検査を担当しているグレイブス医師(メル・スチュワート)の元に、警部補のチャパム(クロード・アール・ジョーンズ)が訪ねてきて、チャパムは「これを見てくれ」と、持参した袋の中から、男の生首を取り出す。
それはミスカトニックの惨劇で犠牲者となった、ヒル医師の頭部で、事件から半年以上経過しているのに、頭部が腐敗していないことにチャパムは疑問を抱いていた。加えてヒル医師の頭部には、「食われたような跡」があった。
医学校で起きた惨劇では、ヒル医師の他、学長や学長の娘でありダンの恋人だったメグなど、多くの犠牲者が出ていた。 その惨劇は、精神病患者が引き起こしたものだということで捜査は終了していたが、チャパムだけは未だにその事件の「真相」を追い続けていた。

監督は前回製作参加だったブライアン・ユズナ、「バタリアン リターンズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/559145バタリアンシリーズの名作の呼び声高いですね。
ヒロイン役はファビアナ・ウーデニオ、出演作の記事はありませんでした。
チャパム刑事役はクロード・アル・ジョーンズ、記事はありませんでした。

この続編はよくできていますね。 まず死体を手に入れるために内戦地に来て、死体が楽に手に入るというそれだけで危険な場所にいる、そして欠点だった副作用を抑える研究をしていましたがうまくいかず、結局元の病院に戻ってくるんですが、そこには前回の惨劇の生き残りがいるんですね。 生き残りというかもう一回死んでいるんで“死に残り“とでも言いますか(^^)
そして不思議なのはヒル医師なんですね。 頭部だけでなぜ知能もあって感情もあるのか? そこがこの研究の鍵になりそうなんですがね?


 

デモニック

2021年作品、ニール・ブロンカンプ監督、カーリー・ポープ クリス・ウィリアム・マーティン マイケル・ロジャース ナタリー・ボルト出演。

故郷に戻って来たカーリー(カーリー・ポープ)は、絶縁していた母アンジェラ(ナタリー・ボルト)が、全身マヒで昏睡状態になっていると伝え聞く。 看護師だった母は、老人ホームに放火し大量殺人を犯して逮捕され、カーリーは母との関係を断ち故郷を離れたのだった。 カーリーは、母が保護されている医療新興会社セラポールを訪れる。 そこには、全身傷だらけで眠る母の姿があった。

医師のマイケル(マイケル・ロジャース)から、「シミュレーション」と呼ばれる意識へと繋がる仮想空間に入り、母を呼び戻して欲しいと頼まれる。 カーリーは半信半疑ながらも仮想空間へ入ると、確かには母そこにいた。 しかし、母は久しぶりに再会したカーリーに「ここから出ていけ。あなたを危険にさらしたくない。」と告げる。

監督はニール・ブロンカンプ、「チャッピー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13082686 以来久しぶりの長編です。
カーリー役はカーリー・ポープ、監督の「エリジウム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/10287883 に出演していました。
マーティン役はクリス・ウィリアム・マーティン、「[リミット]」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/7004930 に出演歴があるんですが、声での出演でしょうね。

この監督はSF作品が強いというか、デビュー作も衝撃が強いんですが、今回は思いっきりのホラーに挑戦でしたね。 この監督がホラーを作るとこういう色が出るんだ、そんな感じでしてね。
なかなか手強い敵ですが、敵の弱点をうまく利用することが勝利の鍵でしたね。

 

 

しろめし修行僧 ④

2022年作品、及川拓郎 桑島憲司 的場政行監督、岡部大 犬飼貴丈 中山翔貴 松平健出演。

第4話 信州・老舗旅館 野沢菜が救う女将のピンチ

究極のご飯のお供を求めて旅をする修行僧の米田たくあん(岡部大)。 今回は長野の老舗旅館のお手伝いをすることに!辛口コメントで有名な旅館評論家が宿泊しているらしく、女将の瞳(真飛聖)も従業員も奮闘するが、リアルタイムで更新される評論家のSNSには厳しい評価が…。 瞳に一目ぼれしたたくあんは、先代の後を継いだばかりで必死な瞳の力になろうと頑張るが失敗ばかり…。 そんな中、長野の名産・野沢菜が大活躍?

この4話と5話の監督は桑島憲司、作品を見るのは初めてのようです。
マドンナは真飛聖、「あなたの番です 劇場版」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/12/20/060000 に出演していました。
番頭役で小宮孝泰、「星屑の町」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/21/060000 に出演していました。
鉄山役で芹澤興人、「きさらぎ駅」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/06/05/060000 に出演が近作です。

今回はちょっと年上のマドンナですね。 旅館を手伝うのはよくあるパターンですが、今はその評価をお忍びできてネットにアップする、こういう輩の影響力が強いことを題材にした作品ですね。 桜木健一の役がなんとも情けない、でもこういう役をさらっとするんですね。

 

 

ZOMBIO/死霊のしたたり

1985年作品、スチュアート・ゴードン監督、ジェフリー・コムズ ブルース・アボット バーバラ・クランプトン ロバート・サンプソン出演。

マサチューセッツ州の某大学の脳外科医ヒルの研究室で助手を務めるハーバート・ウェスト(ジェフリー・コムズ)はある日、死体を蘇生させる血清の発明に成功する。
ハーバートは血清の信用性を確かめるため、同僚のダン(ブルース・アボット)と共に死体置場で実験を試みるが、ゾンビとなって暴れだす死体の噂を聞きつけてやって来た学長の(ホルジーロバート・A・バーンズ)を殺してしまう。 ハーバートとダンが血清でホルジーを生き返らせたところ、彼は狂暴なゾンビと化す。
さらに、ハーバートの血清の技術を奪おうとして彼に殺され、実験台にされていたヒル(デヴィッド・ゲイル)もゾンビと化して暴れ出したため、事態は混乱していく。

監督はスチュアート・ゴードン、「ロボ・ジョックス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14434924 を記事にしています。 脚本作品もあります。
ウェスト役はジェフリー・コムズ、「TATARI タタリ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12125684 に出演していました。
ダン役はブルース・アボット、記事はありませんでした。
ヒル役がデヴィッド・ゲイル、彼も記事はありませんでした。

一応ゾンビ映画ということですが、噛まれると増殖していき、不死身の存在で、頭部を撃ち抜くか、破壊するかでないとなかなか死なないという設定とは違った、薬によって蘇生させる研究のマッドサイエンティストのお話ですね。 ハーバート・ウェストは、そんな研究に没頭してとうとうその薬品の開発に成功しますが、なんとか蘇生したものの、言語も話せず暴力的で、それでいて力は増している厄介な化け物になっています。そしてこの研究を完全衣するために数作作られていくんですね。


 

天の怒り

2022年作品、セバスチャン・シンデル監督、ディエゴ・ペレッティ フアン・ミヌヒン マカレナ・アチャガ モニカ・アントノプロス出演。

ルシアナ(マカレナ・アチャガ)を襲う、愛する人々の相次ぐ死。 ルシアナは、かつて彼女を雇っていた大物作家・クロスター(ディエゴ・ペレッティ)が悲劇の黒幕だと確信し、記者のエステバン・レイ(フアン・ミヌヒン)と協力して真実を追いかける。

監督はセバスチャン・シンデル、「ファミリー・クライム –ある家族の過ち–」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/09/180000 を記事にしています。
ロスター役はディエゴ・ペレッティ、視聴作品はありませんでした。
マカレナ・アチャガも初めてですね。
記者役のフアン・ミヌヒン、「2人のローマ教皇」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/19/060000 に出演していました。

サスペンスであり、ホラー的な要素もありますね。 ただ惜しいのは時間軸が行ったり来たりで、実は事件の発生から一気に10年経っているんですね。 まあ復讐ものですが、種明かしもなく、思いっきり悲劇で終わるショッキングな作品でもあり、少し雑感もありましたね。


 

しろめし修行僧 ③

2022年作品、及川拓郎 桑島憲司 的場政行監督、岡部大 犬飼貴丈 中山翔貴 松平健出演。

第3話 商店街はごはんの友天国

究極のご飯のお供を求めて旅をする修行僧の米田たくあん(岡部大)は、商店街で出会った可憐な女性・亜衣(小西桜子)に一目ぼれ! きんぴらごぼう、にしんの甘露煮など、商店街にある美味しいおかずをたくさん買ってくれる天使のように優しい亜衣。 しかし、彼女には病気の妹の手術のために大金が必要だという事情がわかる。 亜衣を助けたい一心で、お金を稼ごうと副業に励むたくあん。 そんな、たくあんを見た親友の僧侶ぶりあん(犬飼貴丈)は何かを感じとり。

たくあんの弟・つぶあん役は中山翔貴、確かデビュー作となると思います。
そして父親のこしあん役で松平健、「武蔵-むさし-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15967367 に出演していました。
マドンナは小西桜子、「猿楽町で会いましょう」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/14/060000 に出演でした。

この親友で幼馴染のぶりあんは、度々たくあんのピンチを救ってくれます。 一緒に行動をする時と、離れてリモートで会話をする場合がありますが、基本察知して手を回してくれます。 どうしてこんなに友思いなのか? それは後半わかってきますが。

 

 

里見八犬伝(1983年版)

1983年作品、深作欣二監督、薬師丸ひろ子 真田広之 千葉真一 寺田農 志穂美悦子 京本政樹 大葉健二原拓也 苅谷俊介 目黒祐樹 夏木マリ 萩原流行 浜田明 ヨネヤマママコ 汐路章 岡田奈々出演。

館山城主・里見成義の一人娘・静姫(薬師丸ひろ子)は叔父のもとへと逃避行を続けていた。 突如、黒装束の騎馬侍達が前ぶれもなく城に攻め入り、成義以下を皆殺しにしたのだった。 城を奪った男・蟇田素藤(目黒祐樹)は、かつて成義の父・義実が征伐した蟇田定包の子であり、その時死んだ筈の素藤と彼の母・毒婦玉梓(夏木マリ)は悪霊“御霊様”に仕えることによって、不死身の身体をもつ妖怪となって蘇ってきたのである。 そして静姫の生き血を“御霊様”に捧げるべく、彼女の行方を血まなこになって探していた。

静姫は炭焼小屋で親兵衛(真田広之)という若者と出会う。 彼に追われた静姫は巡礼姿の二人連れに助けられた。二人は犬山道節(千葉真一)、犬村大角(寺田農)と名乗り、一巻の絵巻物を差し出した。それには、約百年前に里見義実が蟇田一族を滅したいきさつ、そして玉梓の呪いからか、義実の息女・伏姫が飼犬・八房に授けられ、懐妊した伏姫の胎内より白気と共に、仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌の各字を刻んだ霊玉が八方に飛散したことなどが記されていた。

道節と大角はそれぞれの霊玉を静姫に見せ「一刻も早く霊玉を持つ他の六人を探し出し、静姫を奉じ素藤らと戦わねばならない」と説く。最初はそんな話を信じなかった静姫だが、一人、また一人と犬士が集まってくるうち、犬士達と共に戦うことを決意した。なおも残る犬士を探す旅が続くなか、突然、けもの罠にかかり静姫がさらわれた。犯人は静姫を城に連れてきた者は侍にしてやる、という素藤のおふれに野望を燃やす親兵衛だった。 彼は静姫を素藤のもとへ連れていこうとするが、素藤の支配下となった安房国の荒廃と黒騎馬侍の人を人とも思わぬ殺戮を見て心の中に変化が起き始めた。

監督は深作欣二、「バトル・ロワイアル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14340119 他記事も多い邦画の監督です。
主演は薬師丸ひろ子、「とんび」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/14/060000 に出演していました。
真田広之は、「モータルコンバット」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/30/060000 が近作ですね。

もちろん原作は滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」で、何度も映像化になっていたり、私の子供頃は人形劇で“新八犬伝“が大ヒットしました。 私もこの人形劇を小学生の頃に見て、100巻になろう原作をいつの日か読みたいと思いました(^^)
しかし近代の映画化では、だいぶ原作からかけ離れた独自の設定が多いですね。 この作品も、基本的な設定は同じですが、いろんなところがオリジナルになっていて、まず静姫という設定自体が当時は大きな疑問を感じていました。 ただ時が経って今見ると、邦画におけるSF怪奇ものであり、大きな予算と豪華キャストで、ちょっとバブルな感じこそするものの、大掛かりな作品だったことがわかります。
しかし、誰か忠実に原作を再現する監督なり、製作陣が現れないものですかね?