anttiorbの映画、映像の世界

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透明人間 インビジブル

2021年作品、ハワード・J・フォード監督、トニー・トッド アンジェラ・ディクソン ヘザー・ピース ジョン・キャンプリン出演。

ロックダウン中のイギリス。人々は家に籠り、犯罪も激減。 しかし、それに反比例するごとく超常現象らしき報告は増えていた。 そんな中、一人暮らしの金髪の女性の絞殺事件が立て続けに起こる…。 女性刑事のジョージ捜査官(アンジェラ・ディクソン)が捜査を開始すると無人の街を這い回る“見えない敵”の存在を感じるが…。

監督はハワード・J・フォード、初めての監督でした。
トニー・ドットは、「キャンディマン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/11/02/060000 に出演でした。
アンジェラ・ディクソンは、「BLACK SITE ブラック サイト」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/06/060000 に出演でした。

この題名だと、透明になった人間のSF作品で、サスペンス調だと思いますね。 しかし原題は、“THE LOCKDOWN HAUNTINGS“ということ、わかりづらくなっていて、どうやら舞台はリアルなコロナ禍だということくらいですね。 もちろんそんな時に制作されていますから、ほとんど、人間の一緒のシーンはなく全て個々の俳優さんたちの画像をつなげている感じになっています。
はっきり言って、超常現象、呪いの類なんですが、これが透明人間というのはちょっと・・・(^^)

 

DOGMAN ドッグマン

2023年作品、リュック・ベッソン監督、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ クリストファー・デナム マリサ・ベレンソン マイケル・ガーザ クレメンス・シック出演。

運転席に負傷した女装した男(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)、荷台に十数匹の犬を乗せたトラックが警察に止められた。 “ドッグマン”と呼ばれるその男は、彼の壮絶な半生を語り始める。 犬小屋で育てられた男は、成長していくなかで恋をし、世間になじもうとするが、人に裏切られ深く傷ついていく。 犬たちの愛に何度も助けられてきた男は、生きていくために犬たちと共に犯罪に手を染めてしまう。

監督はリュック・ベッソン、「ANNA/アナ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/15/060000 を記事にしていました。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、「アウトポスト」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/24/060000 に出演です。
ジョージョー・T・ギッブスは、初めての役者さんでした。

これは面白かったですね。リュック・ベッソン監督ですから絶対見るべきですが、謎の女装の男が、多くの犬を摘んで逮捕されたところから始まります。
医師で、カウンセラーをしている女性に彼が今までの人生を語っていくということで進行していきます。
壮絶な彼の人生ですが、でも今まで生きていた彼は犬たちに救われてきた命でした。 犬は受けた恩は忘れないと言いますが、もう彼と犬たちは一心同体のようでしたね。 お互いに会話だけでなく、考えていることがわかるまでになっています。
これはここで終わらないで、さらなる彼の人生が見たいですね。

 

 

Angel Beats! ⑦

2010年作品、岸誠二監督、神谷浩史 櫻井浩美 花澤香菜 喜多村英梨 木村良平 水島大宙 髙木俊 斎藤楓子 牧野由依 増田裕生 Michael Rivas 徳本英一郎 小林由美子 東地宏樹 沢城みゆき 松浦チエ 阿澄佳奈 加藤英美里 緒方恵美声の出演。

EPISODE.07 Alive

戦線メンバーに酷い仕打ちを行った直井(緒方恵美)であったが、音無(神谷浩史)に心を動かされ、戦線の一員へ加わることとなった。
そんなある日、ゆり(櫻井浩美)は直井に、彼の特殊な能力である「催眠術」を使い、音無の失われた記憶を戻す様に指示を出す。
記憶が戻る事で、今の生活が終わってしまうのではと不安になる音無であったが、勇気を振り絞って失われた記憶と立ち向う事を決意する。
そして、徐々に戻り始める音無の記憶。
生きる意味を見い出せないまま惰性でアルバイトを続け、死んだ様に生きていた自分。
二年もの間、病気で寝たきりのまま入院を続けている初音:はつね(中原麻衣)という妹の存在。
クリスマスの夜に妹と一緒に街へ出掛け、楽しく過ごした思い出。
……そして、妹を失った事を。

初音の声は中原麻衣、「劇場版 SHIROBAKO」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/19/060000 に出演でした。
五十嵐役を関智一、「劇場版 呪術廻戦 0」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/04/060000 に出演でした。

とうとう明かされる。音無の過去ですね。 これは辛い過去でした。 一度は自暴自棄になった彼を救ったのは、人の命を自分の手で救いたいということなんですね。 これは尊いことです。
しかし彼の運命は急転してしまいます。
これは涙の回の序章ですね。

 

 

YOGAN -ヨウガン-/マイアミ・マグマ

2011年作品、トドール・チャプカノフ監督、レイチェル・ハンター メリッサ・オードウェイ クリーヴァント・デリックス ブラッド・ドゥーリフ出演。

石油会社ホルター・エネルギーがメキシコ湾沖合で行っていた掘削作業中、海底油田装置が突然爆発を起こした。
マスコミは更なる事故を隠し、CEOのカピラは装置の稼働を続けるよう指示していた。
一方、火山学者のアントワネット(レイチェル・ハンター)は、助手のブランドン(グリフ・ファースト)とともにメキシコ湾が巨大な火山によって作られたと突き止めつつあるのだった。

監督は斗ドール・チャプカノフ、初めて作品を見ました。
レイチェル・ハンターも初めてでした。
メリッサ・オードウェイは、「テッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/8355424 に出演でした。

結構昔?の作品ですが、理論的にどうかと思うところもありますが、なかなか面白かったですね。 近年はカーボンニュートラルの流れになっていますから、なかなか石油を掘ってどうこうという作品は作りづらいと思いますが、それでもトランプ政権になったら、シェールオイルシフトになることが予想され、またこういう作品がつくられるかもしれません。
海底火山の中枢にぶち当たったら、こうなるんでしょうか?


 

映画 マイホームヒーロー

2024年作品、青山貴洋監督、佐々木蔵之介 齋藤飛鳥 高橋恭平 宮世琉弥 板倉俊之 大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也 立川談春 神野三鈴 音尾琢真 津田健次郎 木村多江出演。

愛する娘(齋藤飛鳥)を守るため、危害を加えようとした彼氏を殺した父の鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)は、殺した彼氏が所属していた半グレ犯罪組織と命懸けのだまし合いを繰り広げてきた。

それから7年後、哲雄が山中に埋めた死体が土砂崩れによって発見される。 警察は一斉捜査に踏み切り、警察官となった零花は、哲雄に疑念を抱く。 さらに、死体と共に消えた10億円の行方を追う半グレ組織のボス、志野寛治(津田健次郎)は再び哲雄をねらい、哲雄に罪を着せられ逃亡中の間島恭一(高橋恭平)も動きだす。

監督は青山貴洋、もちろんドラマ版 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/12/25/220000 から引き続き担当です。
今作から登場は大沢隼人役で宮世琉弥、「イチケイのカラス スペシャル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/16/180000 に出演でした。
零花の上司・戸島役で板倉俊之、映画記事はありませんでした。
そしてベテラン刑事・安元浩司役で立川談春、「七つの会議」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15863887 に出演でした。
さらに志野寛治役で津田健次郎、「わたしの幸せな結婚」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/03/21/060000 に出演でした。

さてこの映画が完結編ということですね。あれから7年、白骨化した死体が見つからなければ、でもやはり殺人を、理由はどうあれしてしまったことは消えませんし、それ以上に家族が再び狙われることには、お父さんはもうひと頑張り、そして生き残ったら服役することになる悲しい結末が待っているという四面楚歌ですね。
しかし飛鳥ちゃんのアクションは頑張りました。 こういう役ができると役の幅が広がります。


 

Angel Beats! ⑥

2010年作品、岸誠二監督、神谷浩史 櫻井浩美 花澤香菜 喜多村英梨 木村良平 水島大宙 髙木俊 斎藤楓子 牧野由依 増田裕生 Michael Rivas 徳本英一郎 小林由美子 東地宏樹 沢城みゆき 松浦チエ 阿澄佳奈 加藤英美里 緒方恵美声の出演。

EPISODE.06 Family Affair

かなでの後任として生徒会長代理となった直井の策略により、反省室へ一晩監禁されてしまった戦線メンバー。
翌日無事に開放されたものの、これからの活動をどうしていくか悩むゆりは、まずは直井の出方を探るべく、好き勝手に授業を受ける様に戦線メンバーへ指示を出す。
授業中におかしを食べたり麻雀をしたりと、思い思いの行動を取る戦線メンバーであったが、直井からは、生徒会長代理としての当たり障りの無い行動しか引き出せない。
何の情報も変化も得られず、淡々と過ぎて行く日々に苛立ち始める音無。
だが、直井には、生徒会長代理とは裏腹の、別の顔があったのだった…。

ギルドのチャー役で東地宏樹、「黒執事」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15765592 でバルド役をしていました。
フィッシュ斉藤役で緑川光、「モノノ怪」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/02/220000 に出演でした。

後半にレギュラーになって行く直井が登場します。結構危険な存在で途中かき乱しますが、実は・・・
消えていくキャラ、途中から登場だったり、最後まで意外にいる人物、それぞれ役所が変化していきようですね。

 

2011年作品、藤井道人監督、曽我幸一郎、川上一輝、岩原正典、カズヤ、片岡弘明、宮田幸輝、松永有生、海中省吾、観月悠馬、若宮友香、金子一夫出演。

光を浴びなければ見ることができない宙を舞う埃:ほこり、やがて落ちていく誇りも、風があれば浮かび上がることができるのに。 生きづらさを抱える若者たちが、ある別荘で過ごす一晩の出来事はは彼らをどう変えたのか。

監督は藤井道人、「パレード」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/03/10/060000 が配信中ですね。
出演者の記事はないようです。

藤井監督の初期作品集の①に収録されている短編です。
いろいろ問題を抱えている青年たちがある別荘に集められ一晩過ごすというお話です。しかし監督の将来性が垣間見える秀作だと思います。