anttiorbの映画、映像の世界

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ガンニバル ①

2022年作品、片山慎三 川井隼人監督、柳楽優弥 笠松将 吉岡里帆 北香那 杉田雷麟 志水心音 中村祐太郎 倍賞美津子 六角精児 吉原光夫 酒向芳 中村梅雀 高杉真宙出演。

第1話 「供花」

狩野(矢柴俊博)という村の駐在所に住む警察官の男は、狂気的な様子で、ある民家の前にやってきた。「お前らは人間を喰っている」と民家の前で叫ぶものの、民家の中にいる何者かがビデオカメラでその様子を撮影していた。そして、洞窟内にある檻の先に何かを見つけた様子の狩野だったが、何者かに後ろから鎌で首を襲撃されてしまうのだった。
岡山県の辺境にある供花村。駐在として赴任した阿川大悟(柳楽優弥)は、妻の有希(吉岡里帆)、娘のましろ(志水心音)と共に村へやってくる。村民たちに歓迎され、村案内が行われる中、後藤恵介笠松将)という男から「山で死体が見つかった」と言われた大悟は山へと向かう。遺体は3日前から行方不明になっていた後藤銀(倍賞美津子)。村の経済を支えている林業を営む後藤家の当主だった。後藤家の人間たちは熊による襲撃だと話す一方で、大悟は遺体に残された人間の歯型のようなものの違和感を指摘する。すると、後藤家を侮辱する行為とみなされ、後藤家の人間たちは猟銃を大悟へ向けるのだった。衝突を避けて手を挙げた大悟に対して「冗談だ」といって彼らは笑い飛ばすのだった。その後、大悟は熊狩りをするための決起集会に参加するよう恵介から強引に誘われるのだった。
有希は、駐在所の住居の柱に「ニゲロ」と刻まれた文字を見つける。そんな中、娘のましろの姿が見えなくなり、不安になった有希は探しに出かける。猫を追いかけて外へ出ていたましろは、得体の知れない白髪の老人風の大男(澤井一希)と接触する。ましろは手にしていたお菓子をあげると、男は口から人間の指らしきものを手渡すのだった。
一方、大悟は何者かに自転車をパンクさせられていたものの、遅れて決起集会へ参加し、恵介ら後藤家の人間と酒を酌み交わす。帰宅後、娘から手渡されたお菓子箱の中から人間の指が出てきたことで驚く大悟。しかし、とっさに有希にそのこと隠してしまう。

監督は片山慎三、「さがす」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/30/060000 を記事にしています。
もう1人は川井隼人、監督作はまだのようです。
阿川大悟役で柳楽優弥、「さかなのこ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/09/05/060000 に出演でした。
妻の有希役で吉岡里帆、「ハケンアニメ!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/25/060000 に出演でした。
後藤恵介役で笠松将、「転がるビー玉」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/18/180000 に出演でした。

原作は完結しているとのことなんで、ある程度しっかりと最後まで描かれそうな、注目作ですね。まずシーズン1が製作され、日本ではDisney+、アメリカではHuluのようでねじれ現象ですね。
カニバリズム“を描いている作品で、地上波では絶対ながされそうもありませんし、ゾンビ作品よりもハードルが高いですね。だからこそ実写化になったのは驚きですが、やはりスターのような外資が入らないと無理なんでしょう。
第1話から不気味な感じが漂っていますが、つかみは十分で、この後藤一族の正体が早くも気になります。