2008年作品、リック・ローマン・ウォー監督、スティーヴン・ドーフ ヴァル・キルマー ハロルド・ペリノー サム・シェパード マリソル・ニコルズ出演。
ウェイド・ポーター(スティーヴン・ドーフ)は愛する妻子と幸せな毎日を送っていた。 だがそんなある日、家に強盗が押し入ってくる。 家族を守るため、武器を手に応戦するウェイドだったが、誤って相手を殴殺してしまう。 裁判の結果、正当防衛は認められず、過剰防衛だという判決を下されたウェイドは、刑務所に3年間収監されることになる。 しかし、その刑務所は凶悪犯ばかりを収監しており、しかも看守達は汚職に塗れているといった最悪の環境だった。 そこで彼は、連続殺人犯のジョン・スミス(ヴァル・キルマー)と同じ房になる。 彼から刑務所で生きていく術を学んだウェイドは、一刻も早く家族に逢いたいと願うのだが、彼に様々な試練が襲いかかる。
監督はリック・ローマン・ウォー、「グリーンランドー地球最後の2日間ー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/16/060000 を記事にしています。
ウェイド役はスティーヴン・ドーフ、「レザーフェイス―悪魔のいけにえ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15514194 に出演でした。
ヴァル・キルマーは、「トップガン マーヴェリック」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/30/060000 に出演でしたね。
日本未公開作品ですが、なかなか面白い刑務所の過酷な現実のお話でした。 銃社会ならではの、誤って殺してしまった事件、窃盗事件から殺人の罪を着せられてしまう主人公、あの刑務所は特別だったのか? それともどこの刑務所も似たり寄ったりなのか?
罪を犯した囚人はある程度仕方がありませんが、逆手に取ってやりたい放題の看守の存在も、強烈で卑劣でしたね。