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さがす

2022年作品、片山慎三監督、佐藤二朗 伊東蒼 清水尋也 森田望智出演。

大阪の下町で平穏に暮らす原田智(佐藤二朗)と中学生の娘・楓(伊東蒼)。 「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。 捕まえたら300万もらえるで」。 いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。 しかし、その翌朝、 智は煙のように姿を消す。ひ とり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。 それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。

「お父ちゃん!」だが、その声に振り向いたのはまったく知らない若い男(清水尋也)だった。 失意に打ちひしがれる中、無造作に貼られた「連続殺人犯」の指名手配チラシを見る 楓。 そこには日雇い現場で振り向いた若い男の顔写真があった。

監督は片山慎三、「岬の兄妹」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15909423 は衝撃的な作品でしたね。
主演は佐藤二朗、「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/26/060000 に出演していましたが、怖い役も、コメディもできるマルチの役者さん、素晴らしいですね。
娘の楓役は伊東蒼、「空白」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/03/060000 でも事件の発端となる娘役をしていましたが、今作で本格的に主役の1人でした。いい女優さんになりそうですね。
清水尋也は、「東京リベンジャーズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/18/060000 に出演していました。今作はハマり役でした。

怪演でお馴染みのジローさんが、今回は人間らしさを全面に出した役柄で、それ以上に蒼ちゃんの役どころが光る作品でしたね。 また幸薄い役かと思いきや、ガッツある、そして父親思いの強い女性を演じていました。 物語全体は辛い家族のお話でしたが、父との区切りをつけるラストは、ちょっと感動的でさえありましたね。

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