anttiorbの映画、映像の世界

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おじさんが私の恋を応援しています(脳内)⑧

2022年作品、山口ヒロキ 井木義和監督、北乃きい アキラ100% 笹森裕貴 山口香緒里 花柳のぞみ出演。

第8話 サヨナラ、おじさん(脳内)

まつり(北乃きい)と樹(笹森裕貴)を仲直りさせた誠一郎(アキラ100%)……。体調がすぐれない中、、気を失って倒れたまま一向に目を覚まさず、まつりの脳内にも現れなくなってしまう! 救急車で病院に運ばれる誠一郎。まつりと樹、家族たちは、こん睡状態の誠一郎を必死に看病する。 誠一郎が倒れたことに責任を感じ、落胆している樹。まつりは眠っている誠一郎に祈るような思いで、目を覚まして欲しいと語りかけるのだが……。 果たして、まつりの願いは届き、誠一郎は再び目を覚ますのか? そして、まつりと樹の恋の結末は?

樹の母で誠一郎の妻の清川志乃ぶ役で小山萌子、出演作の記事はありませんでしたが、やっと出てきたキャラでしたね。

最終回は、いきなり誠一郎の最大のピンチが訪れます。 前回二人を救うために、意図的に気絶をした誠一郎、これは大変危険な行為でした。 そして意識不明となった誠一郎。 命の危機?でもほっこり系のこの作品、悲劇で終わるのは許されません(^^)
そして盛り上がったエンディングと、後半の舞台裏のコーナーで、一連の現象の種明かしがありました。 続編があるかもしれませんね。

 

 

死霊のはらわたII

1987年作品、サム・ライミ監督、ブルース・キャンベル サラ・ベリー ダン・ヒックス キャシー・ウェズリー テッド・ライミ出演。

ガールフレンドのリンダ(デニス・ビクスラー)と共にドライブ中に見つけた山荘に勝手に入り込んだアッシュ(ブルース・キャンベル)は、そこで死者の書とテープレコーダーを発見する。 アッシュが興味本位でテープレコーダーを再生した為、録音されていた森の悪霊を復活させる呪文が流れ、取り憑かれたリンダが死霊と化してしまう。 襲ってきたリンダの首を切断し、山荘の外に埋葬するアッシュ。 その時、背後から何かがアッシュに迫り襲い掛かるのだった。
吹き飛ばされたアッシュは取り憑かれて死霊と化してしまう。 しかしその瞬間夜明けが来て正気に戻るアッシュ。 何とか日の明るいうちに脱出を試みるも、途中の橋が落ちていた為森を出る事は出来ず、結局日没となり山荘に逃げ帰る。 そこに首を切断されたリンダの死霊が再びアッシュに襲い掛かる。 アッシュは納屋にあったチェーンソーでリンダを返り討ちにするが、リンダに噛み付かれた右手が死霊に取り憑かれてしまう。 アッシュは取り憑かれた自分の右手との格闘の末、その手を切り落としてしまう。

続編ということですが、多少の設定は変わっています。 現にリンダ役は交替していますし、一応あの屋形に取り残されたことが引き継がれている感じですね。
そして大きく違うと感じたのは、よりコメディ路線になっていること。 B級感が充満していて、後年のサム・ライミ作品が基盤になっていると、ちょっとオフザケが過ぎる気がします(^^)
そしてあのエンディング・・・でもそれが「3」につながっていくんですが。

 

 

ベイビー・ブローカー

2022年作品、是枝裕和監督、ソン・ガンホ カン・ドンウォン ペ・ドゥナ IU イ・ジュヨン出演。

古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。

ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。 彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。 しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。

「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。  

一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジンぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、是が非でも現行犯で逮捕しようと、静かに後を追っていくが…。〈赤ちゃんポスト〉で出会った彼らの、特別な旅が始まる。

監督は是枝裕和、「真実」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/26/060000 に続いて海外で監督、今度は韓国作品で。
ソン・ガンホは、「パラサイト 半地下の家族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/23/060000 に出演でしたね。
カン・ドンウォンは、「新感染半島 ファイナル・ステージ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/07/060000 ではゾンビと戦っていました。
ペ・ドゥナは、「麻薬王」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/07/180000 でもソン・ガンホと共演でした。

赤ちゃんポストって韓国にもあるんですね。 しかし冒頭のソヨンはその前まで行って赤ん坊をポストに入れないんですね。 そしてこのままでは凍え死んでしまうと思った刑事のスジンがポストに入れるんですね。 実はこれが重要なオープニングだと感じます。 そしてこの若い女性の行動の裏の意味がだんだんわかってくるところは、日本の是枝監督ならではの味だと思います。
韓国作品はストレートな表現が持ち味でスッキリしているんですが、やはり日本人監督の色が出ていましたね。

 


 

 

おじさんが私の恋を応援しています(脳内)⑦

2022年作品、山口ヒロキ 井木義和監督、北乃きい アキラ100% 笹森裕貴 山口香緒里 花柳のぞみ出演。

第7話 まつりと樹、最大の試練

突然会社に訪ねてきた誠一郎(アキラ100%)にまつり(北乃きい)は、体調をたずねる。 最近の誠一郎に元気がないからだ。 誠一郎も自身の体に異変が起きていることに気づいていた。 まつりの脳内に来てしまう現象に関係があるのだろうか……。 まつりが心配しながら誠一郎と話している様子を、偶然、樹(笹森裕貴)が目撃してしまう。 誠一郎との関係を問いただそうと、樹がまつりに迫るが、まつりは脳内に誠一郎の意識が来るという摩訶不思議な現象を、うまく樹に伝えられない。 まつりを信じられなくなっていく樹……。 その時、誠一郎がまつりの脳内から、樹に語りかける!

脳内のナレーションで冨沢竜也

さてクライマックスですね。 前回父が大活躍をしましたが、今回も誠一郎大活躍の巻でした。 というのも、今まで誠一郎とまつりが特別な間柄で知り合いということを、なかなか告白するタイミングがありませんでした。 それは確かに正直に言っても信じられない現象だからでしょうね。 でも樹は・・・

 

 

死霊のはらわた(1981年)

1981年作品、サム・ライミ監督、ブルース・キャンベル エレン・サンドワイズ ベッツィ・ベイカー ハル・デルリッチ サラ・ヨーク出演。

フロリダ州ジャクソンビルで楽しい休暇を過ごそうと、主人公のアッシュ(ブルース・キャンベル)、姉のシェリル(エレン・サンドワイズ)、恋人のリンダ(ベッツィ・ベイカー)、友人のスコット(ハル・デルリッチ)と彼の恋人のシェリー(サラ・ヨーク)ら5人の若者たちは道中で森の小屋を訪れる。 その地下室を物色していたスコットは偶然『死者の書』とそれに書かれていた呪文を録音したカセットテープを見つけて興味本位で再生、録音されていたのは森に封じ込められていた悪霊を蘇らせてしまう呪文だった。
復活した悪霊の声に呼び寄せられて森に出たシェリルは森の木々に襲われ、負傷して小屋へ逃げ戻ると、恐怖に怯えて強引にアッシュに運転させ、車で山を降りようとするも途中の橋が崩落しており、やむなく小屋へ引き返す。 状況を把握しようとテープの続きを聞いていると、突如シェリルが悪霊に憑依されて死霊と化し、リンダの足首を鉛筆で刺して負傷させる。
スコットは斧で反撃してシェリルを地下室へ閉じ込めるが、シェリーも窓を破って侵入してきた悪霊に憑依されて死霊と化し、スコットに襲いかかる。 格闘の末、スコットはテープに録音されていた「死霊を倒す方法」に従い、シェリーの身体を斧でバラバラに切断する。 スコットはアッシュと2人でシェリーを埋葬するが、自分は迂回路を探してでも帰るとアッシュたちを置き去りにし、森に入ってしまう。

監督はサム・ライミ、「ドクター・ストレンジマルチバース・オブ・マッドネス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/07/060000 が公開中ですが、今作こそ監督の原点ですね。
アッシュ役はブルース・キャンベル、「オズ はじまりの戦い」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/8907887 に出演していました。
シェリル役はエレン・サンドワイズ、上記作品に出演しています。
ベッツィ・ベイカーは、彼女も上記作品に出演していました。

リメイク版 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/9308845 を先に見ていましたが、洗練されていて、怖さの作りも現代的でしたが、今作はやはりサム・ライミここにありのゴツゴツ感が良かったですね。 まさかここから、マーベル作品を取るなんて思いもしなかった、カルト的な監督が、メジャー作品になっていくのもまたいいのかもしれませんね。
でもコテコテのホラーもまたやってほしいですね。

 

 

ザ・ロストシティ

2022年作品、アーロン・ニー アダム・ニー監督、サンドラ・ブロック チャニング・テイタム ダニエル・ラドクリフ ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ ブラッド・ピット パティ・ハリソン出演。

人生に後ろ向きな恋愛小説家ロレッタ(サンドラ・ブロック)。ロマンティックな冒険モノの新作がようやく完成したが、新刊の宣伝ツアーにイヤイヤながら強引に駆り出されてしまう。 そこでは、彼女の作品の主人公「ダッシュ」を演じるセクシーカバーモデル、アラン(チャニング・テイタム)の薄っぺらな態度が鼻につき、イライラ絶頂!そんなロレッタの前に謎の億万長者フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)が現れ、突然南の島に連れ去られることに。 なんと、彼はロレッタの小説を読んで、彼女が伝説の古代都市【ロストシティ】の場所を知っていると確信したのだった。

そんなロレッタ誘拐事件を知り、南の島に真っ先に駆けつけたのは、目の前で助けられなかったことを悔やむあのウザいモデルのアラン。 精鋭を味方に島へとたどり着き、ロレッタを探し出せたまでは良かったが、まるっきり好対照な性格の2人。 この南の島から脱出するためにしぶしぶ手を組むも、大自然の過酷な環境に予測不能のハプニングが連続! 果たして、億万長者が狙っているロストシティとは何なのか? 彼らはこのロストシティに隠された「謎」を解き明かし、無事に抜け出すことができるのだろうか。

監督は共同監督でアーロン・ニーとアダム・ニー、もう一作共同監督があるようです。
サンドラ・ブロックは、「消えない罪」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/12/20/180000 に出演していました。
チャニング・テイタムは、「フリー・ガイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/18/060000 に出演でした。
ダニエル・ラドクリフは、「ガンズ・アキンボ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/12/060000 に出演していました。
そして面白い感じで登場するブラッド・ピット、「アド・アストラ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/01/060000 に出演でした。

豪華キャストでのアクションアドベンチャー、まああまりコン詰めないで楽しむ作品ですね。
ただ、サンドラ・ブロックのあの衣装で3分の2過ごすのが違和感を感じると共に、中盤までのアドベンチャーがあまり楽しくない(^^) 後半の盛り上がりはそこそこでしたが。

 

 

おじさんが私の恋を応援しています(脳内)⑥

2022年作品、山口ヒロキ 井木義和監督、北乃きい アキラ100% 笹森裕貴 山口香緒里 花柳のぞみ出演。

第6話 樹、知られざる秘密

誠一郎(アキラ100%)には、幼い孫の一也の顔を見るのが何よりの楽しみになっていた。 誠一郎の娘で樹(笹森裕貴)の姉の晶子(柳美稀)はファッションデザイナーで、誠一郎は休日になると晶子のアトリエへ行って一也と会っていた。 だが、ある休日、誠一郎がアトリエへ行くと、なぜか晶子から門前払いされてしまう。 ショックで気を失った誠一郎は、まつり(北乃きい)の脳内にやってくる。 悲しむ誠一郎が不憫に思えて、まつりは代わりに一也に会いにアトリエへ行くことに。 そこで、誠一郎を娘が門前払いした驚愕の理由とともに、樹の知られざる秘密が明らかになるのだった。

樹の姉・牧村晶子役で柳美稀、「ハニーレモンソーダ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/17/060000 に出演していました。
誠一郎の会社の部下・寺岡希美役は桜羽希茉、桐谷みき役で畑中有里、氏家透役は氏家康成、井上裕之役は島本大毅。

ここで父の誠一郎も知らなかった樹の秘密がわかってしまいます。 俺は彼の姉も関係しているバイトなんですが。
でもそこはこの作品あまり深くは突っ込まないところがいいですね(^^)