anttiorbの映画、映像の世界

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魔獣星人ナイトビースト

1982年作品、ドン・ドーラー監督、トム・グリフィス ドン・レイファート ジェイミー・ゼマレル ジョージ・ストーヴァー出演。

アメリカの田舎町ボルチモアにある日UFOが現れ、凶悪なエイリアンが街の人に襲い掛かる。
科学者や保安官も殺され、街はエイリアンに侵略される。
そしてエイリアンVS人類、アメリカの田舎町を舞台に、壮絶な戦いが始まった。

監督はドン・ドーラー、作品自体は多いんですが・・・初めて見ました。
トム・グリフィスはじめ、他の出演者も、監督の他作品で出演歴が多少あるくらいですね。

作品自体は単純ながら、この凶暴エイリアンがもうやりたい放題で面白かったですね。謎の光線の出る銃に当たると、生物も自動車も一瞬で焼き尽くされ焦げ跡しか残りません。 さらに一撃で人間を殺してしまい、さらに死体を食らう、もう手がつけられません。
そしてもうこれはしっかりと作戦を立てて、退治しようとしますが。
やはり、名声を求める町長、そして知事が出てきて、だいたい危機感のない輩がやられていきます。 最後も壮絶でしたが、見応えのあるトロマ作品でした。

 

 

恋は光

2022年作品、小林啓一監督、神尾楓珠 西野七瀬 平祐奈 馬場ふみか出演。

“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ大学生・西条(神尾楓珠)。 幼なじみの北代(西野七瀬)は、ずっと西条に好意を寄せているが、西条からは、“恋の光”を発していないと言われ、ジレンマを感じていた。 そんな中、恋人がいる男性ばかり好きになるという悪癖を持つ同級生の宿木(馬場ふみか)は、西条を北代の彼氏と勘違いし、アプローチをかけてくる。

ある日、西条は「恋を探求する」女子・東雲(平祐奈)の落とし物を拾ったことをきっかけに、彼女と「恋」についての考察を語り合う交換日記を始めることに。 東雲との関係を深めていく西条に気が気でない北代。 そして、そんな様子を見た宿木は、自分も西条たちと交換日記をしたいと言い出し。

監督は小林啓一、「殺さない彼と死なない彼女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/29/180000 もいい作品でした。
主演は神尾楓珠、「20歳のソウル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/31/060000 が公開中ですね。
北代役は西野七瀬、「ホリック xxxHOLiC」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/05/060000 にちょい役で出ていました。
東雲役で平祐奈、「10万分の1」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/12/05/060000 に出演でした。
宿木役で馬場ふみか、「糸」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/31/060000 に出演していました。

この作品で、女優:西野七瀬が輝いていました。 ヒロイン役ですが、そのキャラ的には平祐奈がザ・ヒロインでしたが、自然体で、それでいて味のある演技を見せてくれました。 女優としてだんだんステップアップしてきていますが、大作にも出演、でもこういう作品でがっちり演技で評価されるというのがまた嬉しいことでした。

 

 

おじさんが私の恋を応援しています(脳内)⑤

2022年作品、山口ヒロキ 井木義和監督、北乃きい アキラ100% 笹森裕貴 山口香緒里 花柳のぞみ出演。

第5話 摩訶不思議、占いデート

お家デート以来、まつり(北乃きい)はある事に頭を悩ませていた。 樹(笹森裕貴)との関係は順風満帆で、嬉しい限りなのだが。 一緒に過ごす楽しい時間に、誠一郎(アキラ100%)が脳内に来て水を差すようになっていたからだ。 誠一郎が脳内に来るのを、どうにか治せないか。 まつりは誠一郎と治療法を探すようになる。

そんな折、まつりは占いで、近い将来に樹との関係が危機を迎えること、その原因は誠一郎にあると診断される。 まつりと誠一郎の関係を知らない樹は、占いの結果を聞いて、なぜ誠一郎が今後の恋の行方に関係してくるのか見当もつかない様子。 そんな樹を後目に、まつりは誠一郎との関係が大きなトラブルを起こすかも知れないと心配するのだった……。

流星キョウジ役はフェルナンデス直行、彼はいい役どころ、後半のキーマンでしたね。初めてみる個性的な役者さんです。
達磨屋長一役でボブ鈴木、「しあわせのマスカット」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/31/060000 に出演していました。
漆原祐輔役で松本D輔、初めて見る俳優さんでした。
女医の田辺実里役で山口香緒里、「闇の歯車」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15910282 に出演していました。

やっぱり若いカップルは、こういう愛称を占うんですね。 特に女子はそうらしい?
しかし二人が行ったところは怪しげな日本語を話す男でした。 しかしこの占い師・流星キョウジはなかなか鋭いんですね。 そして二人の未来をズバズバ当てていきます。

 

 

死霊の盆踊り

1965年作品、A. C. スティーヴン監督、クリスウェル ファウン・シルヴァー ウィリアム・ベイツ パット・バリンジャー出演。

恐怖小説作家ボブ(ウィリアム・ベイツ)は婚約者シャーリー(パット・バリンジャー)とともに、小説のアイディアを得るため、墓場に向かって雨をついてドライヴしていた。 落雷で倒れた木に自動車がぶつかり、2人は放り出された。墓場では死者の王(クリスウェル)に暗黒の女王(ファウン・シルヴァー)が新しい女の死者たちを紹介する。 半裸の彼女たちは、古典的なストリップ・ダンスを披露。 ボブとシャーリーは狼男とミイラ男に見つかり、王の命令で木に縛りつけられた。 王はシャーリーを自分の奴隷にしようとする。

監督はA. C. スティーヴン、作品は初めて見ます。
登場する役者さんたちも他作品の出演歴は限られています。

いやー、今作はなんとも・・・
まあ延々とストリップショーを見せられるとは(^^) ほとんど物語はありませんし、全く怖くない。 まあこのある意味伝説の作品を見たと言うことが、記録に残せると言うことなんでしょうね。

 

 

エリザベス 女王陛下の微笑み

2021年作品、ロジャー・ミッシェル監督。

2022年、生誕96年および在位70周年を迎えたエリザベス2世は、その圧倒的存在感から、誰もが知る人物である。しかし、彼女の実態はベールに包まれており、なかなか知ることができない。 1930年代から2020年代までの彼女が見せるあらゆる表情や象徴としての姿を映しだすアーカイブ映像や貴重なインタビューを通し、彼女の素顔や魅力に迫る。

監督はロジャー・ミッチェル、「ゴヤの名画と優しい泥棒」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/10/060000 も秀作でしたね。これが最後の作品、遺作になるんでしょう。

エリザベス女王という存在は当たり前のように知っていますが、私はイギリス王朝と言えば近年のスキャンダルの印象が強く、エリザベス女王の憂鬱という部分を感じます。今作では幼い頃から若い頃、そして女王に即位して、戦争を経験し、子育て、そして現在と、いろんなシーンが散りばめられて、見やすい、コミカル、そしてエスプリも効いた作品になっていました。
ただ感じることは若い頃の美しさと、やはり大英帝国の象徴、強さを感じますね。活発な若い頃、そして母となってからは国民の母にさえなっていて、愛されていると共に、強さを本当に感じる存在ですね。
日本の皇室ともまた違った匂いがしました。

 

 

おじさんが私の恋を応援しています(脳内)④

2022年作品、山口ヒロキ 井木義和監督、北乃きい アキラ100% 笹森裕貴 山口香緒里 花柳のぞみ出演。

第4話 どきどきハラハラ、お家デート

休日。まつり(北乃きい)は朝から部屋を掃除して、樹(笹森裕貴)が来るのをドキドキしながら待っていた。 今日は一気に二人の距離が縮まる初めての“お家デート”。

まつりはデートの邪魔をされないように、誠一郎(アキラ100%)に脳内に来ないように念を押していた。 誠一郎が脳内にいない状況で、お家デートが始まる。 知らなかった樹の一面をみたり、二人は互いに名前で呼びあうようになったり、いい雰囲気のままお家デートは進んでいく。 デートは無事終わり、直後にやってきた誠一郎と思い出を話している中、まつりの家のインターホンが鳴り……。

さて今回は、危機一髪の回でした。 相変わらず脳内に入ってきてはトラブルを起こす誠一郎ですが、まつりに危機が迫ります。
いきなりの自宅デート、二人の中は急速に近くなっていきますが、今回は決定的でした。

 

ゲロゾイド

1988年作品、アンドレアス・マーフォリ監督、コラリーナ・カタルディ・タッソーニ ディエゴ・リボン ルチアーノ・クロヴァト エレナ・カンタローネ出演。


学生カップルのシンディ(コラリーナ・カタルディ・タッソーニ)とトニー(ディエゴ・リボン)は、楽しい週末を過ごすためにイタリアをドライブ旅行していた。
その途中、ふたりは美しい謎の女性(エレナ・カンタローネ)と親しくなる。
だがこの出会いをきっかけに、ふたりは想像することさえできない恐怖のどん底へと引きずりこまれていく。

監督はアンドレアス・マーフォリ、作品はこれのみでしょうか。
シンディ役のコラリーナ・カタルディ・タッソーニ、トニー役のディエゴ・リボン、それぞれ出演作はあるようですが、記事はありませんでした。

邦題の“ゲロゾイド“、原題は“EVIL CLUTCH“うーん、悪魔に捕まる、と言う意味でしょうか? 確かに、このカップルは森の中に連れられ、悪魔というか怪物に襲われていくと言う単純なお話ですが、途中味方だか敵だかわからないバイクの男の存在が、あやふやなんですね。 さらに結末もボワんとしていて、はっきりはしません。
でも決定的なグロさと、汚さ。 まさにトロマ作品の真骨頂かもしれませんね(^^)