anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

死霊のはらわた 2013年版

2013年作品、フェデ・アルバレス監督、ジェーン・レヴィ、シャイロ・フェルナンデス出演。

森の中を逃げ惑う少女。 しかし不気味な者たちに囲まれ捕まってしまう。 家の地下室だろうか、縛られた少女の前に現れたのは彼女の父だった。 険しい顔の父は彼女に何かかけている。 灯油だ。 彼女を燃やしてしまうつもりだった。
どうして娘を殺してしまうのか? 囲んでいる者たちの事を父は、手助けをしてくれる方たちという。 そしていざ火をつける瞬間少女の形相が一変した。
悍ましいほど醜悪な表情になり、恐ろしい言葉を浴びせる少女。 そして彼女は焼け焦げて行くのだった。
山奥の古びた小屋に2台の車が着いた。 デヴィッド(シャイロ・フェルナンデス)とナタリー(エリザベス・ブラックモア)の車と、先についていた3人。 オリヴィア(ジェシカ・ルーカス)、エリック(ルー・テイラー・プッチ)そしてミア(ジェーン・レヴィ)、ミアはデヴィッドの妹だった。
彼女は薬物依存症となっていたので、ここで隔離し治療しようと言うのだった。 オリヴィアは看護師だった。 病院と同じ治療をするという。
この小屋には地下室があった。 そこは何やら謎めいていた。 
そしてその地下室でエリックがあるものを見つけた。 禁断の“死者の書”というものだったが、彼は何かはわからなかった。 しかし何か開けてはならない感じがしていた。
エリックは誘惑に駆られ、その書を開けてしまった。
一方ミアは禁断症状が出始めていた。 しかし彼女は何かに怯え外に出てしまった。 そして彼女を追いかけている者があった。 捕まった彼女は、その者の口から出てくるものに入り込まれてしまった。
ミアは何者かに乗っ取られてしまった。 しかしほかの者たちには彼女の禁断症状に見られていた・・・

サム・ライミ出世作の「死霊のはらわた」のリメイクで、フェデ・アルバレスの監督作品となっています。 ただクレジットに製作、脚本としてサム・ライミがありましたね。 
今のホラーって何でもできちゃいますよね。 もう昔のオリジナルは忘れてしまっていましたので、しばらくしたら見直したいと思っています。 だからホラーの1作品としてみると、これでもかっていうほどグロイ作品ですね。
形のない物が体に入ってくるというってことは、だれしも怪物になりえると言うことで、ゾンビでもなく、クリーチャーでもないし、却って厄介な存在ですね。 でも一定の処方で封じることができるのでそれをいかに忠実に実践できるかがポイントですね。
そこに兄弟の情が絡んでややこしくしてしまうところがミソですね。
最後のやっつけ方がちょっと残虐さが凄くて、ちょっと引いてしまいました。
近頃のホラーって、怖さよりも残酷さ、特にこの作品は身体的な痛さが全面に出ています。 それはそれでいいのですが、オリジナルがある作品のリメイクなので、もうちょっと寒気がする怖さを味あわせてほしかったなという作品でした。


イメージ 1
なんでこんな場所に来たのか?不気味な小屋

イメージ 2
禁断の書、開けてはいけない

イメージ 3
しかしエリックは我慢が出来なかった



イメージ 4
木に捕まって身動きが出来なくなるサラ

イメージ 5
そして

イメージ 6