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麻薬王

2018年作品、ウ・ミンホ監督、ソン・ガンホ チョ・ジョンソク ペ・ドゥナ キム・ソジン出演。

戦争に負けた日本では、人々は露頭に迷い、薬物依存者が続出していた。 これは韓国の薬物、メタンフェタミンヒロポン)が安値で流通していた背景があったのだった。
1972年、韓国釜山で金細工職人のイ・ドゥサム(ソン・ガンホは、日本語が堪能であることを見込まれ日本との麻薬売買に関わるようになる。 港に警察が駆けつけ、危うく逮捕されるところだったが、これは日本人を騙すための芝居で、警察にはすでに賄賂を渡していたのだった。 本格的に組織の下で働くようになったドゥサムは、要所要所で賄賂を払い、麻薬ビジネスの基礎を学んでいく。
ある日、従弟のドゥファン(キム・デミョン)がチンピラに絡まれているところを助け、病院に連れて行く。 そこで偶然あった知り合いから、日本の大阪にヒロポンという麻薬を魚の腹に詰めて密輸するよう頼まれる。
しかし、日本から帰ってくると組織に裏切られ、身代わりとして警察に逮捕されるが、看守に賄賂を渡し、自宅拘禁となる。
出所後、刑務所で出会った密輸業者のチェ・ジンピル(イ・ヒジュン)とビジネスを開始させるのだった。 ドゥサムはチェ・ジンピル、ドファンに加え、ドゥサムの妹で数字に強いドゥスク(イ・ボンリョン)、ヒロポン製造のための技術者としてペク教授(キム・ホンパ)、英語が堪能なワン・ムノ(パク・チファン)を仲間に引き入れ組織を立ち上げる。
製造が軌道に乗り、大阪での評判も上々。 そんな中、ジンピルが帳簿をごまかして、売り上げを独占していることがわかる。 これに不満を持ったドゥサムは、日本のヤクザと関わりを持つ韓国人に接触し、日本の神戸のヤクザと直接取引できるよう持ちかける。
神戸に直接商談に向かうと、取引先のヤクザが他の組織から襲撃を受ける現場に居合わせてしまう。 騒動の中、偶然に神戸のヤクザの親分を助けたドゥサムは、無事取引を成功させる。
1974年、釜山地方検察署に、優秀で熱意ある検事キム・イング(チョ・ジョンソク)が訪れる。 彼はイ・ドゥサムとチェ・ジンピルが麻薬密売していることを知り、彼らを一網打尽にしようと考える。 逮捕状が出されたためドゥサムは釜山から逃げ、汝矣島の製薬会社社長ク(チェ・ドンムン)を訪ねる。
 
時代背景は朝鮮戦争後の朴大統領時代ですね。
監督はウ・ミンホ、初めて作品を見ます。
主演はソン・ガンホ、「パラサイト 半地下の家族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/23/060000 が目立ちますが、もう世界的な大俳優ですよね。
チョ・ジョンソクは、「スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/28/060000 が近作ですが、あの時は悪役、今作でもある意味敵役でしたね。
ペ・ドゥナは、「トンネル 闇に鎖(とざ)された男」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14934373 以来の映画作品ですが、もうこういう役をするようになってるんですね。
 
物語は、朝鮮戦争が終わった後の朴政権の時。 日本ではヒロポンが出回っており、それは韓国ルートもあったようです。 もちろん取り締まりはだんだん厳しくなっていましたが、そこに目を付けた存在が、イ・ドゥサムでした。 初めは金細工を裏ルートでさばいている存在でしたが、麻薬ビジネスを学んでいきます。 そしてどんどん金が入り、じわじわと行動範囲を広くしていき、人脈もできていきます。
つつましい生活が変わっていくことから、女、金、そしてとうとう彼自身も中毒に。 でもそれはある人物を殺害してからでした。
 
今作は、日本が高度経済成長前夜、そんな日本を恨んでいる韓国人の構造が、この辺りから根深く存在していたってことですね。 今の日韓の関係のルーツにさらっと触れているような作品でしたね。
 

f:id:anttiorb:20201105190942j:plainドゥサムはいとこと密輸商売をしていた

 

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しかし麻薬取引のおいしさに気が付く

 

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そしてジョンアと出会い

 

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彼女のコネでどんどん広がって行く

 

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そして麻薬王

 

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しかし、検事の食いついてくる

 

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