anttiorbの映画、映像の世界

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モンスターランナー 怪物大戦争

2020年作品、ヘンリー・ウォン監督、ショーン・ユー ジェシー・リー クララ・ウェイ トゥメン出演。

幼少期から怪物が見えてしまうレイ(ジェシー・リー)は、母親から疎まれ妄想症として入院させられる。 入院中に母親は行方不明となり、レイは怪物のことを誰にも話さなくなるが、怪物を見かける機会は日に日に増えていった。 そんなある日、バイト先のスーパーが氷漬けになり、氷の山から獰猛な雪男が出現。 雪男に襲われるレイを間一髪救ったのは、喋る折り紙を連れて不思議な武器を携えた男モン(ショーン・ユー)だった。

モンは格闘の末に雪男を撃退、晶石に取り込む。 実はその男は、人間界に巣食う怪物を捕まえ怪物界に戻すモンスターハンターであった。 自分以外で初めて怪物が見える人間に出会ったレイは嬉しくなり、モンと行動を共にすることになるのだが……。


中国製のSFですが、楽しかったです。
監督はヘンリー・ウォン、旧作が1本見れるようですね。
主演はジェシー・リー、初めて見る女優さんで、満島ひかりに似ていますね。
そしてショーン・ユー、「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15580878 に出演していました。


物語は幼い頃から怪物が見える少女のお話です。 何気なく体に傷がつくのは小さな怪物の仕業、彼女にはそれが見えますが、誰にも信じてもらえず、とうとう母親から疎まれ入院させられてしまいます。 それから彼女は見えることを隠しなんとか退院、スーパーで働くことになります。
そんなある日、スーパーが凍ってしまう事件が起きます。 その犯人は雪男で、彼女に襲いかかってきた時、救ってくれたのがモンという男と、紙の姿をしている謎の存在でした。なんとか封じ込めることができましたが、スーパーはメチャクチャになってしまい、彼女はクビになり、住むところも追われてしまいます。
そして門の所に行くレイでした。 彼女はそこでも怪物に襲われ、モンはある人物のところに彼女を連れていきます。


今作は邦題が昔の怪獣映画のようですが、どちらかというと妖怪作品に近いですね。 人間と怪物の世界は分かれていますが、それがリンクされたり、見える存在に惹かれあってしまうそんな世界、なかなか面白い設定でした。 


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雪男に襲われた

 

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怪物が見えるレイ

 

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モンが救った

 

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モンのパートナー

 

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そして彼女を

 

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ある場所に連れていく

 

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賭ケグルイ双 ②

2021年作品、英勉 長野晋也監督、森川葵 佐野勇斗 生田絵梨花 秋田汐梨出演。

クラスで家畜として扱われていたつづらから借りた30万円を持って再び賭場に戻ってきた芽亜里(森川葵)。 だが、その目の輝きはさっきまでとはまるで違っていた。 「このお金でもう一回、さっきのギャンブルで勝負しましょう!」そう言い放って愛浦(福本莉子)に再戦を挑むのだった。 再び始まったギャンブルバトル。 ある罠を張り巡らし、絶対的優位に立つ愛浦。

圧倒的不利な状況の中、賭け金を上乗せし続け、挑み続ける芽亜里。 その姿は、まさに‘典型的破滅型’ギャンブラー。だが、彼女はある奇策を講じており、勝負の行方は思いもかけない方向に転がり始める・・・。

それは1年後、百花王学園に巻き起こる数々の事件において中心人物となるJKギャンブラー、早乙女芽亜里のまぎれもない〈覚醒〉の瞬間だった―。


さて今作の主役の芽亜里役は森川葵、「天外者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/12/18/060000 が近作の出演です。
そして今回の相手の愛浦役で福本莉子、「映像研には手を出すな!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/08/060000 に出演していました。
芽亜里のパートナー役のつづらには秋田汐梨、「惡の華」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/09/060000 では佐伯奈々子を演じていました。


さて、巧妙なイカサマで連敗をして気がついたらミケになってしまう道にハマり始めた芽亜里。 しかし彼女はまず資金を調達してくれる幼馴染のつづらが現れ、そこで対策を練ります。 そして一発逆転の勝負をかけていきます。


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真ひきこさん

2009年作品、永岡久明監督、藤本ゆき 原真司 河西里音 長谷尾万智出演。

さやかたちは下校時間学校に残り教室で談話していた。 そんな中悲鳴を上げてクラスメイトが教室に入ってくる。 そのクラスメイトの男の子はひきこさんが死体を引きずるのを見たという。 半信半疑外を見るさやかたちは、土砂降りの雨の中校庭に立つひきこさんを見つける。 理科室に逃げ込んださやかたちだったが、友達が捕まってしまいひきこさんに引きずられていった。
10年後、さやか(藤本ゆき)はある家を訪れる。 家に入ると何人か先客がいた。 始めは赤の他人だと思っていたが、それは10年前小学校で仲の良かったメンバーだった。 さやかたちは10年前何があったか思い出せずにいた。 そんな中、10年前亡くなった友達の墓参りに訪れる。とそこには1人の女性がいた。 その女性は10年前さやかたちの担任だった久野みずほ(船津未帆)だった。


ひきこさんは口裂け女と混同しますね。
監督は永岡久明、「ひきこさん VS 貞子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15679375 を先に見ていました。
主演は藤本ゆき、ホラー作品に出演歴があります。
久野先生役で船津未帆、「残酷飯店」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15427820 に出演していました。


物語は小学校の時の放課後、さやかを初め数人が残って話をしていましたが、その中の一人はひきこさんに連れて行かれてしまい、その後行方不明となってしまいます。 担任の先生は吊し上げを食ってしまいます。
その後、10年が経ち消えた少年の家族以外、誰もがこの事件を忘れていました。 成長したさやかと、その時にいた子供たちはその家に行って思い出します。 そしてその事件を忘れていなかったのはやはり担任の久野でした。
しかしそれは思い出してはいけないことでした。再びひきこさんが現れます。


このひきこさんの都市伝説は、あまり知らないんですよね。 だからこのOVを見てこういう姿で、行動をする“妖怪“なんだと言うことを知った感じですね。 そして弱点があることも分かりましたが、でもそれは決定的ではなかったですね。


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フロッグ

2019年作品、アダム・ランドール監督、ヘレン・ハント ジョン・テニー ジュダ・ルイス オーウェンティーグ出演。

グレッグ・ハーパー刑事(ジョン・テニー)は10歳の男児が誘拐された事件の捜査を指揮することになった。 現場で見つかった証拠から、今回の誘拐事件は過去に発生した一連の誘拐事件と密接な繋がりを有している可能性が浮上したが、それらの事件の犯人は何年も前に逮捕されていた。

捜査が混迷を極める中、グレッグは妻:ジャッキー(ヘレン・ハント)の不倫問題にも頭を悩まされていた。 一人息子のコナー(ジュダ・ルイス)はグレッグ以上に怒っており、それが問題を一層ややこしくしていた。
それからほどなくして、グレッグの自宅で不可解な現象が発生するようになった。 しかも、それが原因でジャッキーの不倫相手、トッド(サム・トラメル)が謎の死を遂げてしまった。 ジャッキーは「トッドを殺害したのはコナーに違いない」と思い込んだが、事件の真相はもっと恐ろしいものであった。


ちょっとした感じは不思議なお話に思えましたが。
監督はアダム・ランドール、「iBOY」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/06/13/060000 という作品を記事にしています。なかなか面白かったお話でした。
ジャッキー役でヘレン・ハント、「死の接吻」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14930371 を記事にしています。
夫のグレッグ役はジョン・テニー、「クーパー家の晩餐会」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15281804 に出演していました。


物語は刑事のグレッグが誘拐事件を担当することになりました。 しかしその事件は昔の連続誘拐事件と酷似しています。 しかし犯人は既に逮捕されています。
そんな時、彼の家で変な現象が起き始めます。 誰もいない家で何かが変わっている、さらには妻の不倫、一人息子のコナーはそんな家にイラついていました。 そして妻の不倫相手が殺されてしまいます。 ジャッキーとグレッグは、その死体を山中に埋めにいき隠蔽をします。


後半あっと驚くというか、ネタバレ厳禁な展開になっていきます。 実はサスペンスで、種明かし後は物語が一変していくんですね。 そしてラストの復讐劇、フロッグの意味は後半でわかりますが。

 

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家でおかしなことが

 

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なにかが起きている

 

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グレッグは事件の捜査を

 

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謎のカエルの仮面

 

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そして事件は意外な方向に

 

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殺されたのは?

 

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賭ケグルイ双 ①

2021年作品、英勉 長野晋也監督、森川葵 佐野勇斗 生田絵梨花 秋田汐梨出演。

ごく普通の家庭に生まれた少女、早乙女芽亜里(森川葵)は私立百花王学園への編入初日、期待に胸を躍らせていた。 なぜならそこは、政財界の子女が多数集う正真正銘のお金持ち学校。 憧れのお嬢様ライフがいよいよ今日からスタートするからだ。

1年華組の歓迎ムードに気をよくする芽亜里だったが、クラスの中心人物、愛浦心(福本莉子)からあることに誘われる。 それは‘ギャンブル’。 そう、この学園では、勉強やスポーツの成績は評価されず、最も重要なのはギャンブルの強さだった。 はじめて挑んだギャンブル「時短大富豪」で洗礼を浴び、惨敗する芽亜里。 一度は逃げ出すが、かつての同級生、花手毬つづら(秋田汐梨)との出会いで彼女は活路を見出す。こうして、早乙女芽亜里のギャンブルロードが始まるのだった―。

さて映画公開に先駆けて、前日譚が配信にてアップされました。
監督は一連を手がけている英勉、「映画 『映像研には手を出すな!』」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/08/060000 が近作映画となりますが、他の作品も公開予定ですね。
そしてもう一人長野晋也、映画版では助監督を務めていますし、英監督とタッグを多く組んでいますね。


さて、このシリーズの主人公の蛇喰夢子はちょっとお休みというか、自分がこの学園に来る前に何があったのかを知ろうと調べ始めたお話です。 その主役は早乙女芽亜里。夢子が最初に戦った相手であり、苦労して特待生になった彼女は、学費免除をしなければこの学園に入れなかった裕福でない家の出身です。 もちろんこの学園の裏の顔を知らずに入ってきたことで、早々にギャンブルの、イカサマの洗礼を受けます。
しかし幼馴染の花手毬つづらがいたことで、彼女を従え、反撃を開始します。


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キングコングの逆襲

1967年作品、本多猪四郎監督、ローズ・リーズン 宝田明 リンダ・ミラー 浜美枝 天本英世出演。

ネルソン司令官(ローズ・リーズン)、次郎(宝田明)、スーザン(リンダ・ミラー)の三人は国連調査船の原子力潜水艦で海底油田の調査を行なっていた。 ある日、南海のモンド島近くで艦が故障し、三人はその島に上陸した。 ネルソンは陸上動物の研究者でもあり、モンド島が巨大な類人猿キング・コングの住んでいる場所だと知った。 案の定コングが現われスーザンに親し気な素振りを示して次郎たちを驚かせた。 コングにはスーザンの言葉が分るらしかった。

一方、このコングを生け捕りにしようと狙っている一味がいた。 ドクター・フー天本英世)とマダム・ピラニヤ(浜美枝)である。 彼らは北極近くの地中に眠り、ウランよりも強い放射能を持つエレメントXを掘るために、コングを使おうと考えていたのだった。 フーはメカニーコングというロボットでやってみたが、放射能に邪魔され失敗していた。 スーザンがコングを動かすことが出来ると分ると、フーはコングを捕獲し、彼女をも狙った。

一方、コングがフーに捕ったと知ったネルソンたちは国連の許可を得て北極に向ったが、途中東京に寄った時、フー一味に捕われ極地に連れてこられた。 そこではコングがエレメントXを掘り出そうとしている姿が見られた。 しかし、鎖を切って逃げ出したコングは、海を泳ぎ、東京に現われたのである。


さて、一応「キングコング対ゴジラ」の続編ですね。
監督は本多猪四郎、前作に引き続き監督を務めています。
ネルソン役でローズ・リーズン、スーザン役でリンダ・ミラー、今作でしか見たことのない役者さんです。
野村次郎役は宝田明、「ダンスウィズミー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/08/24/060000 が最近の出演作ですね。


物語は国連調査船で海底油田調査をしていたネルソン、野村次郎、スーザンですが、原子力潜水艦の故障で立ち寄った島がモンド島でした。 ここには巨大類人猿のキングコングがいましたが、この島にはそれだけでなく古代恐竜のゴロザウルスも。 スーザンが危険な状態になった時、救ってくれたのがキングコングでした。 ゴロザウルスと戦い勝利するコングでしたが、スーザンを離しません。 しかし彼女の必死の願いで、原子量潜水艦まで送ってくれるコングでした。
一方ドクター・フーはマダム・ピラニアの資金援助で、エレメントXというウラン以上にエネルギーを持っている資源を狙っていました。 しかし彼らが開発したメカニコングは、想定を超えた放射線にやられて停止してしまいます。 そこでキングコングにこの発掘をやらせようと、コングを捕らえます。


今作は、キングコング使用権利が切れる直前に製作された続編となります。 今後の形状も一新され、キンゴジの時の先頭的な表情から、今回は親しみやすい造形になっていますね。 ここで初めて登場するゴロザウルスは、後の「怪獣総進撃」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15971219 でゴジラと共に大活躍をするんですね。


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ウィッチサマー

2020年作品、ブレット・ピアース ドルー・T・ピアース監督、ジョン・ポール・ハワード パイパー・クールダ ツァラー・マーラー ケヴィン・ビグリー出演。

高校生のベン(ジョン・ポール・ハワード)は夏休みを過ごすため、別居中の父親リアム(ジェイミソン・ジョーンズ)の住む町にやって来た。 ベンはそこで隣の家に住むディロン(ブレイン・クロッカレル)という少年と知り合うが、彼はなぜか母親のアビー(ツァラー・マーラー)にひどく怯えていた。 そして、ディロンはベンに母親の様子が最近おかしく、自分の母親ではないと言う。
それから数日後、ディロンは突然姿を消してしまう。 心配したベンはディロンの父親(ケヴィン・ビグリー)のもとを尋ねるが、彼は「私に息子はいない」と答える。 不審に思ったベンは隣の家族のことを調べ始める。 そして、アビーが1000年も生きている魔女に身体を乗っ取られているという恐るべき事実を知る。


これは面白い視点の作品でしたね。
監督はピアースブラザーズ、「ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14913187 を記事にしています。
主演のベン役はジョン・ポール・ハワード、初めて見る少年でしたね。
リアム役はジェイミソン・ジョーンズ、ドラマで見たことのある俳優さんのようですが。
アビー役はツァラー・マーラー、彼女も初めてですね。


物語は、ある一家で起きた人食事件から始まります。
そして時は流れ、高校生のベンが父の元で夏休みを過ごすためにリアムのところに。 そして隣人一家には、幼い少年と赤ん坊がいる四人家族でした。 ちょっと暇そうな父親、しかし少年のことが気になっていました。 そんな時隣人の家で何か得体の知れないものを見たベン。 どうやらそれが隣人の家の下に忍び込んでしまったようでしたが、警告をするのもどうかと躊躇していて、少年だけには気をつけるようにいうにとどめましたが。


今作はオープニングのショッキングシーンで早くも吊られますね。 連続狂気殺人かと思いましたが、どうやら人間相手ではないことがだんだんわかってきます。 なかなかの猟奇的ホラー、記憶を操作してしまうのがすごいんですね。

 

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謎の印

 

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追われると…

 

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隣の主婦は

 

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息子が危ない

 

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正体は魔女なのか

 

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そして立ち向かうが彼も忘れさせられていることが

 

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