anttiorbの映画、映像の世界

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iBoy 

2017年作品、アダム・ランドール監督、ビル・ミルナー メイジー・ウィリアムズ ジョーダン・ボルジャー チャーリー・パーマー・ロスウェル出演。


高校生のトム(ビル・ミルナー)はルーシー(メイジー・ウィリアムズ)のことが気になっていて、不良ながら友人のダニー(ジョーダン・ボルジャー)にいつもけしかけられていた。 トムはルーシーに後で家に来てと言われ、夜になるのを待ってルーシーの家に行く。 玄関の扉が開いたままで、中からルーシーの叫び声が聞こえた。 すると部屋から4人の黒ずくめの男が出てきた。
身の危険を感じたトムは逃げながらスマホで警察に電話をしていると、背後から一発の銃弾がトムの頭に命中した。 目覚めたトムは病室のベッドにいた。 祖母が傍らに座っていた。ト ムは10日間意識不明で眠っていたと聞かされる。 医師によるとスマホを突き破って銃弾が頭に命中したため、スマホの破片が頭の中に残っていると言われる。
そしてルーシーも入院していたが、すでに退院したことを聞かされる。 退院後トムはルーシーに会いに行き、助けず逃げ出したことを謝る。 このころからトムには、相手の事がスクリーンに映し出され見えるようになっていた。
翌日学校へ行ったトムは、不良のユージーンを見かける。 するとユージーン(チャーリー・パーマー・ロスウェル)の周りにルーシーが襲われている様子が映し出されて見えた。 その後ダニーに誘われて、たまり場の店に行くが、店内に居る不良達を見ていると、ルーシーを襲った4人の姿が映し出され、犯人がわかってしまう。 トムは他人のスマホを自分の脳でハッキング出来る事を知るのだった。
その夜、トムが犯人だと分かった4人のスマホをハッキングし、彼らの行動をつぶさに監視した。 そして翌日、学校の集会の時、キャス(Shaquille Ali-Yebuah)が昨夜オナニーしていた様子を、スクリーンに映し出した。 自分の能力を確信したトムだったが、ユージーンはトムに対する不信感を抱いていた。
トムは自分を『iboy』と名乗り、ユージーンらを始め犯罪組織にメールを送り続けるのだった…


これはなかなか変わったSFでしたね。
監督はアダム・ランドール、作品を見るのは初めてです。
主演はビル・ミルナー、「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15088918 が近作出演ですね。
そしてヒロインはメイジー・ウィリアムズ、「メアリーの総て」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15800289 が近作ですね。


物語は、トムがルーシーのところに行ったときに合った銃撃事件の話でした。 ルーシーが黒服面の男たちに襲われていて、彼は警察に通報してそこを逃げようとして撃たれてしまいます。 生死の境をさまよい、気が付くと10日間経っていました。 そしてスマホを貫通して頭部に弾が当たったので、彼の頭部にはスマホの破片が入っているようです。 そしてそれが彼のある能力が備わる原因になって行きます。
トムはすぐに犯人がわかってしまいますが、それがどうしてかということをはじめは隠しています。 そして“iboy”と名乗って、ルーシーを励まし、犯人たちを追い詰めていきますが。


この後そう簡単にはいかなくなります。 それは結構な黒幕が現れるんですね。 設定が面白く、なかなかの作品ですね。 イギリス作品で、こじんまりした世界観ですが、なかなか面白い作品でした。


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普通の高校生のトム

 

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ルーシーとはうまく行きそうだった

 

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そしてその夜彼女の家に行く予定が

 

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10日間、入院して気が付いたトム

 

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そしておかしな画像が見える体に

 

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そして、犯人を、そしてグループを追い詰めていくが

 

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ルーシーが捕まってしまう

 

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