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死の接吻

1995年作品、バーベット・シュローダー監督、デイヴィッド・カルーソ主演。

ニューヨークのクイーンズ地区。 更生した元犯罪者のジミー(デイヴィッド・カルーソ)は、妻のベヴ(ヘレン・ハント)、一人娘のコリーナ(リンジー・J・ウイリン)と幸せに暮らしていた。 そしてベヴの親友ロージー(キャスリン・アーブ)が両親がいない時、娘の世話をしてくれることになっていた。
そんな時従弟のロニー(マイケル・ラパポート)が急いだ感じで入ってきた。 もう二度と彼とかかわり合いたくなかったのだが、人が見つからないと殺されるというロニーの言葉に、不本意ながらも承知して手伝う事になってしまう。 予定していた運転手(アレックス・スティーヴンズ)は泥酔をしていた。 彼はとても運転ができない感じで、報酬は高かった。
そこを仕切っていたのはリトル・ジュニア(ニコラス・ケイジ)、ジミーとは因縁があるようだったが、今回限りという事で、盗難車を運ぶ仕事だった。
しかしもう警察はこの動きをマークしていて、すぐに黒人刑事カルヴァンサミュエル・L・ジャクソン)は許可証を求めてくる。 その時酔って寝ていた男が起きて発砲、ジミーをはじめ多くのけが人が出て、逮捕されてしまうのだった。
犯罪組織による盗難車の密輸の片棒を担いだことで、警察に検挙されてしまうジミー。 再び刑務所生活に入ることになってしまったが、彼を事件に巻き込んだいとこのはジミーに妻と娘の世話をしてもらうため、彼はジミーの名前は一切出さなかった。
ロニーは一応二人の面倒を見るため、ベヴを自分の工場で雇うが、ある夜彼女を酔わせたあげくに犯してしまう。 翌朝目覚めて動転したベヴは、急いで帰ろうとした時、前方から来た大型トレーラーと衝突、死んでしまうのだった。
復讐に燃えるジミーは一計を案じて、ベヴの親友ロージーに預けた娘コリーナに会うことを口実に担当の野心家の地方検事フランク(スタンリー・トゥッチ)と取引、ある宝石強盗事件を自供、ロニーを密告者に仕立てる。
結果、組織の老ボス 、ビッグ・ジュニア(フィリップ・ベイカー・ホール)は鍛え上げた肉体を誇る凶暴なリトル・ジュニアにロニーを始末させたのだった。
娘に会うため1日だけの仮出所をしたジミーの護送に当たったのは、彼を逮捕する際仲間の発砲で顔面を負傷、その後遺症に苦しめられてジミーを恨むカルヴァンだった。
3年後。 保釈間近のジミーは、父親の死後ボスとなったリトル・ジュニア検挙のための囮捜査への協力をフランクに迫られるが断る。 保釈後、ロージーと再婚し、改めて平穏な生活を送ろうとする彼にカルヴァンがつきまとうのだった…

監督はバーベット・シュローダー、「ルームメイト」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4602985.html 「絶体×絶命」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13974337.html を見ていますね。
主演はデイヴィッド・カルーソ、彼は 「CSI:マイアミ」 で主演で一躍ブレイクしましたが、「ハドソン・ホーク」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14915179.html そしてなんと 「愛と青春の旅立ち」 なんかに出ているんですね。 ほとんど印象が無い(^^)20年以上前の作品で、けっこう豪華な俳優を差し置いて主役を張っているのがまず驚きですね。
物語はいったん更生した人間が、親類にまたヤバい仕事を持ちかけられ、失敗することから人生が大きく狂うお話ですね。 しかし、金に釣られたんではなく、従弟の命を救うためだったのが虚しいですね。
そして妻を失い、再婚するも、警察に、さらにはFBIまでもが彼に接触してきてしまうんですね。
評価が低いこの作品、やっぱりカルーソの雰囲気があまり合っていないからですかね。 決して強くない役どころもちょっと残念でしたが。

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従弟を救うため再び捕まってしまったジミー

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それはジュニアの仕事だった

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彼は親から引き継いでボスになっていた

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そして出所後彼と仕事をするようになる

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しかしそれは囮捜査だった

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