anttiorbの映画、映像の世界

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惡の華

 
2019年作品、井口昇監督、伊藤健太郎 玉城ティナ 秋田汐梨 飯豊まりえ出演。
 
山々に囲まれ、閉塞感漂う地方都市。中学2年生の春日高男(伊藤健太郎)は、ボードレールの詩集 『惡の華』 を心のよりどころにして、息苦しい日々をどうにかやり過ごしていた。
ある日の放課後、教室で憧れのクラスメイト・佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つけた春日は、衝動に駆られ、その体操着を掴んで逃げ出してしまう。 しかし一部始終をクラスの問題児・仲村佐和(玉城ティナ)が一部始終を目撃しており、この一件を秘密にする代わりにある契約を持ちかける。
このことから仲村と春日の悪夢のような主従関係が始まった。 仲村からの変態的な要求に翻弄されるうちにアイデンティティが崩壊し絶望を知る春日。 『惡の華』への憧れと同じような魅力を仲村にも感じ始めていたころ、二人は夏祭りの夜に大事件を起こす・・・
 
なかなかの衝撃作と言って良いんではないでしょうか?
監督は井口昇、「ライヴ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15679311.html 以来見ていませんね。 なかなか時間が合わず、レイトが多いんで難しいんですよね。
主演は伊藤健太郎、「きみと、波にのれたら」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15983456.html では声の仕事をしていましたし、「コーヒーが冷めないうちに」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15703817.html では健太郎名義で出演していました。
そして玉城ティナ、もうこの作品は彼女の作品ですね。エロイというか、もう完全にあっちの世界に行っている狂演でした。「Diner ダイナー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15987170.html が近作ですね。
飯豊まりえは後半から登場、「いなくなれ、群青」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/20/060000 が近作ですね。
 
物語は、普通の高校生男子から始まります。 憧れの女の子はいますが、平凡な彼の名は春日高男。 そんな彼が一瞬の迷いから、彼にとって大事件を起こしてしまいます。憧れの女の子の体操着を盗んでしまい、それをなんと、クラスの問題児の仲村佐和に見つかってしまいます。
奴隷のような契約をすることで、秘密を守ってくれる。 しかしこれが彼を地獄に引き込んで行きます。
 
今作はもうティナちゃんにもう一点集中ですね。 彼女の役どころがもう奇奇怪怪で、先が読めないんですよね。 どうなっていくんだろう、そして高男との関係がなんとも、わからない展開なんです。
祭りの展開がクライマックスですが、そこからもう一回ドラマが展開していく、アブノーマルな世界ですが、見ごたえがある作品です。
 

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普通の中学生だった高男

 

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そしてクラスの問題児の佐和

 

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マドンナ的な存在の奈々子

 

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そしてある日忘れ物を取りに行った時、奈々子の体操着をそして持ち帰ってしまう

 

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そしてそれを佐和に見られ、奴隷のような契約を

 

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