anttiorbの映画、映像の世界

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エレメンタリ ~鍛冶屋と悪魔と少女~

2018年作品、パウル・ウルキホ・アリホ監督、カンディド・ウランガ ウマ・ブラカグリア エネコ・サガルドイ出演。


1835年にアラバで、第一次カーリスト戦争の反乱軍の間にバスク地方が政府兵士によって捕らえられ、処刑された。 反逆者のフランシスコ・パッシーは悪魔の助けを借りて生き残り、兵士を殺害する。
8年後、政府調査官のオルティス(Ramón Agirre)は、森の中で荒廃した鍛冶場として住んでいるパトシ(カンディド・ウランガ)を探す。  Patxiが妻を殺害したという噂のため、近くの村人たちは偽造を避けていた。 政府が戦争中に教会の鐘を含む武器を作るために金属をすべて溶かしたので、村人たちはオルティスに不信を抱いていた。 村の少年ベニート(Aitor Urcelai)は、オルティスが戦争中に消えた金を探していることを証明する手紙を盗む。
火傷跡のある孤児の少女であるウスエ(ウマ・ブラカグリア)は、パトシのフェンスの上に人形を投げるベニートにいじめられていた。 オルティスは村から男性を雇い、パトシに金が不足していると疑うフォージ(Gotzon Sanchez)を襲撃したが、男性の1人がクマのわなに落ちて死亡した。

パトシが死んだ男を処分する間、ウスエは自分の人形を取り戻そうとした。 鍛冶場の内部で、彼女は鉄の檻の中で捕らえられた少年を見つけて彼を解放するが、少年は熊手を取り出して悪魔(エネコ・サガルドイ)に変身した。 彼はウスエを誘拐し、パッシーの魂に戻ることを約束するが、逃げる前に、ウスエが無意識のうちにノックされている間に彼は別のクマのわなに捕まる。  パトシは悪魔の角の1つを壊し、彼を檻に戻す。 ベニートはオルティズにパティと悪魔がウスエを誘拐したと告げた。 オルティスは、ウスエを救うために男性を集める。
ウスエは目を覚ますと、パトシが悪魔を拷問しているのを見てしまう。 悪魔のサルタエルは、パトシが戦争を生き延びて妻と再会することと引き換えに取引をしたことを明らかにしたが、サルタエルは妻にすでに新しい恋人がいたので彼をだましていた。

パトシは、数えようとすることに抵抗することができないひよこ豆を床に投げ、教会に祝福された金の鈴を鳴らすことによって悪魔を拷問する方法をウスエに教える。
ウスエは自殺した母親のマイテ(Almudena Cid)を地獄から解放できるかどうかサルタエルに尋ねた。 サルタエルは、人間は自分の罪悪感によって地獄に入るよう強いられ、いったん中に入ると決して出て行けないことを明らかにした。 サルタエルはその後、パトシに無意識にノックされる。 村人が到着してパトシを逮捕し、司祭が彼についての真実を明らかにした…


19世紀の悪魔との契約のお話ですね。
監督はパウル・ウルキホ・アリホ、2011年にも1本作品があるようです。
主演はカンディド・ウランガ、2作品クレジットがありますね。
少女・ウエス役はウマ・ブラカグリア、なかなかうまい子役でしたね。
悪魔役はエネコ・サガルドイ、あと1作クレジットがあります。


物語は19世紀のある鍛冶屋のお話です。 実は彼は悪魔と契約をしてしまいました。 しかし彼は逆に悪魔をとらえて、かごの中に入れています。 でも鍛冶屋は、ほかの人間たちと隔絶された生活をしていました。 それはその契約が生き残るために兵士を殺したからだった。
そんな鍛冶屋のところに、人形を持った少女が現れます。 そしてかごの中で、少年に化けた悪魔をうっかりかごから出してしまいます。 さらに鍛冶屋のところに村人たちが、やってきます。


悪魔との契約でいつかは端子意を撮られる鍛冶屋と、少女ウエスがだんだんと絆が生まれてくるお話ですね。 ウエスの希望は死んだ母ともう一度会いたい、しかしそれは絶対かなわない望みなんですが。

しかし鍛冶屋は彼女のために悪魔の協力を仰ぎます。
ダークファンタジーですが、鍛冶屋の行動が結構グッときますね。

 

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19世紀のバスク地方

 

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孤児のウエス

 

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鍛冶屋に対する不信がある村

 

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そして襲撃をするが

 

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鍛冶屋は悪魔をかこっていた

 

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奇妙な悪魔との関係

 

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奥様は、取り扱い注意⑥

2017年作品、猪股隆一演出、綾瀬はるか 広末涼子 本田翼 西島秀俊出演。


第6話 フラワーアレンジメント教室
菜美(綾瀬はるか)と優里(広末涼子)は、抜群の生け花のセンスを持つ姑を見返したいという京子(本田翼)に付き合って、フラワーアレンジメント教室に通い始めた。 花を相手に京子が悪戦苦闘する一方、不器用ながら女性らしいセンスを発揮し始める菜美。 そんな中、教室で知り合った冴月(酒井美紀)から菜美は町の広報誌の取材を申し込まれる。
取材当日、菜美は約束の時間通りに冴月の家へ。 するとそこに、冴月の友達・靖子(芦名星)と千尋(原田佳奈)がやってきた。 帰宅が遅れると冴月から連絡を受けた2人に言われるままに菜美が冴月の家に足を踏み入れると…なんとリビングに冴月の夫・達郎(竹財輝之助)の死体が!! 現場の状況から、菜美は何者かが達郎を計画的に殺害し、自分をアリバイ作りに利用したと直感する。
翌日から“第一発見者=容疑者の一人”として捜査に協力することになった菜美は、勇輝(西島秀俊)と共に警察へ。 当初、事件は開業医の達郎の資産を狙った強盗殺人かと思われていたが、冴月に愛人がいた可能性が発覚し、マスコミは事件を痴情のもつれによる殺人だと報道。 菜美は冴月以外に殺人犯がいると確信し、冴月のアリバイも成立したのだが、ウワサがウワサを呼んで街には殺伐とした雰囲気が漂い始めた…。

大好きな街がこれ以上騒がしくなるのは我慢できない!! 持ち前の観察力で“真犯人”の目星を付けた菜美は、自らの手で事件を解決するため行動を開始する…


今回のゲストキャラは酒井美紀、「さまよう刃」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/6659519 を記事にしています。


さて、とうとう殺人事件が起きてしまいます。 それも菜美が発見者の一人に。 しかし、何かおかしいことに彼女はひらめきます。
殺されるのも、いろいろ理由があるんですね。 今回殺された達郎は、やっぱり殺されるかどうかは別として、とんでもない男でした。 それは、妻の冴月も納得するほどの男でした。 しかしとうとう殺人事件にも首を突っ込み始めた菜美。

だんだん後戻りができなくなっていきます。


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殺人事件が起きてしまう

 

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少し前にスーパーであった冴月の夫だった

 

クロッシング

2009年作品、アントワン・フークア監督、リチャード・ギア イーサン・ホーク ドン・チードル ウェズリー・スナイプス出演。


定年退職を控え、穏便に過ごしたいと考えるニューヨーク警察署の老齢警官エディ(リチャード・ギア)は、退職まで7日というときに新人研修の教育係に任命される。 気乗りしない彼に付けられたのは警察になることを夢見て市民の生活を守ろうとする若い青年。 しかし事なかれ主義のエディとは折り合いが悪く、すぐに教育係を外れてしまう。

一方エディの同僚サル(イーサン・ホーク)は、5人の子供に身重の妻を養うため危険な麻薬捜査の現場にいた。 しかし妻の体調が悪く、新居に引っ越すことを考えているが資金が足りない。 出所したばかりの凶悪犯罪者を殺害し現金を手に入れるなどの違法行為にも手を出していた。
エディには別の新人が宛がわれた。 パトロール中、店で店主と若い黒人男性が口論しているのを発見した2人は止めに入るが、この時新人が誤発砲し黒人男性が後遺症を負ってしまう。

ニューヨークのストリートでは、薬物の売人に混じって危険なおとり捜査に参加するクラレンス警部 通称タンゴ(ドン・チードル)がいた。 昇進のきっかけを探っていると、刑務所から出所したグループの頭キャズ(ウェズリー・スナイプス)を再び逮捕したいという警察上層部から伝えられる。 連日の警察の不祥事を払拭する狙いだった…


3人のそれぞれの刑事のお話ですね。
監督はアントワン・フークア、「イコライザー2」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15714267 が近作ですね。
リチャード・ギアは、「顔のないスパイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15201885 を記事にしています。
イーサン・ホークは、「真実」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/26/060000 が近作ですね。
ドン・チードルは、「アベンジャーズ/エンドゲーム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15946428 が近作の出演作ですね。


物語は3人の警察官のそれぞれのドラマが描かれています。 定年を迎えるエディはもう事なかれ主義に徹しています。 サルは、子育て真っ最中で、いまの手狭の家はもういろんな意味で限界です。 しかし資金がなく引っ越しもできないことから、とうとう犯罪者の金をくすめとろうとします。

さらにタンゴは、潜入捜査をしており、やっと信頼されたときに、出所してきたキャズの逮捕の指令が出ます。


今作は3人とも、何とか目の前のことを成し遂げようともがきますが、それぞれうまくいかないんですね。 そして3人とも、危ない橋を渡ることになって行きます。

人間模様という側面と、警察官の現実感も描かれている、苦労の多い立場ですね。


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家族が増え

 

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移転を考えていたが

 

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先立つ資金がなかったサル

 

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タンゴことクラレンスは

 

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キャズを逮捕しろとの命令が来る

 

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定年を迎えているエディ

 

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クンティラナック: 鏡の中の幽霊

2018年作品、リザル・マントファニ監督、サンドリナ・ミシェル オーレリー・ムーレマンス フェロ・ワランドウ出演。


父親と二人で暮らしているアンジャス(Naufal Ho)は母親を亡くしたばかり。
毎日悲しい夜を過ごしていたアンジャスだが、ある日母親のいない子供を誘拐するとされる怪物”クンティラナック”に連れ去られてしまう。
時を同じくして、とある孤児院では5人の子供たちと親代わりの”ママ”が暮らしていた。 しかし”ママ”がしばらく帰省することになり、代わりにリディア(オーレリー・ムーレマンス)が子供たちの面倒を見ることに。
ある日TV局のリポーターを務めるリディアの恋人グレン(フェロ・ワランドウ)が、既に幽霊屋敷と化したアンジャスの家を訪れる。 そこで大きな鏡を見つけたグレンは子供たちとリディアの為に鏡を孤児院に運び込んでしまう。
その鏡にはクンティラナックが住み着いているとも知らずに…


インドネシアのホラー作品ですね。
監督はリザル・マントファニ、初めて作品を見る監督です。
主演は5人の少年少女ですが、クレジットの最初はサンドリナ・ミシェル、フェロ・ワランドウとも今作くらいしか見れないようです。
オーレリー・ムーレマンスは、他作品が1本視聴可能のようです。


物語はある母を亡くした少年が悲しみのあまり、父に厳しく叱られたところから始まります。 そこに現れた母の幽霊、しかしそれは邪悪な“クンティラナック”でした。鏡の中に連れ去られ、姿を消した少年はアンジャスといいました。
そしてその家は、家財道具を外に出され、無人となってしまいます。
一方5人の少年少女は、孤児院で暮らしていました。 ママと呼ばれる親代わりの女性は優しく、でも5人はなかなかなじめませんでした。 しかししばらく帰省することになり、そこに来たのが若いリディアでした。

そこでは鏡が欲しいと言われていたので、ロディアの恋人のグレンが、骨董屋に回るはずでしたが、幽霊屋敷と言われるようになったアンジャスの家を取材したとき、外に出ていた鏡を持って帰ってきてしまいます。 そして、不気味な声がするようになります。


この“クンティラナック”というのはインドネシアの代表的な幽霊、吸血幽霊と言われているんですね。 “ポンティアナック” “マティアナック” とも言われていて、神話に登場するようです。

監督自身も2006年、2007年と2作で同じ表題の作品を撮っているようで、映画化になってこの題名を使った作品は結構多いようなんですね。
この題名がつけばホラーということのようです。

 

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不気味な鏡、アンジャスをさらう

 

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幽霊が宿っている

 

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孤児院の5人とママ

 

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しかし鏡が来てから怪異が起きる

 

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留守番のリディアと子供たち

 

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そして鏡から現れる幽霊

 

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奥様は、取り扱い注意⑤

2017年作品、小室直子演出、綾瀬はるか 広末涼子 本田翼 西島秀俊出演。


第5話 太極拳教室
菜美(綾瀬はるか)は、優里(広末涼子)と京子(本田翼)と一緒に、太極拳を習うことに。 言い出しっぺの優里の様子がいつもと違うように見えるのを、菜美と京子は心配していた。
数日後の日曜日。菜美は自分との約束はそっちのけで、休日をのんびり過ごしたいオーラを隠そうともしない勇輝(西島秀俊)に少々キレ気味。 姑の嫌味に耐えかねた京子は、渉(中尾明慶)に本気の子作りを提案するがまんまと逃げられてしまう。 そして仕事に出たいという願いも聞いてもらえず、休日なのに家事にも育児にも協力する気のない啓輔(石黒賢)の何気ない一言で溜まりに溜まった不満を爆発させた優里は、遂に家出を決意!優里に誘われた菜美と京子も、夕食の支度を放り出して家を飛び出してしまう!!…


今回の演出は小室直子、「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」 https://anttiorb.hatenablog.com/search?q=%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E7%9B%B4%E5%AD%90 の演出をしていました。秀作でしたね。
菜美の夫の勇輝役は西島秀俊、「風の電話」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/15/060000 が近作ですね。


さて、だんだんと夫とのそれぞれの関係がわかってきた3人の主婦たちですが、菜美に比べて、優里や京子は主婦ならではの悩みを持っています。 実は一歩間違えば、危なさ、崩壊を招きそうな二人です。
そしてまずは家出だ、となってしまいますが。

 

 

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3人で家出

 

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そしてストレス解消を

 

流し屋 鉄平

2015年作品、榊英雄監督、寺島進 夏菜 加藤慶祐 高岡蒼佑出演。


流れ着いた夜の街、ギター片手に≪流し≫をする男、御法川鉄平(寺島進)。 鉄平の歌に惹かれ店に飛び込んできた娘がいた。 椎名朱美(夏菜)だ。 鉄平の歌を聴き入る朱美に鉄平は一目惚れ。 鉄平の歌に勇気づけられた朱美は、歌手の夢を諦めたくないと鉄平に語る。

朱美は東京でユニットを組み音楽活動をしていたが志半ばで郷里へ戻り、情熱を捨てきれないでいた。 鉄平は彼女を励まし、背中を押してやる。
東京・新宿。 鉄平は、かつて熱い絆で結ばれていた井上竜一(大森南朋)の命日に、竜一の妻・昌子(片岡礼子)が経営する小料理屋を訪れていた。 鉄平を師匠と慕う中浜ジョー(加藤慶祐)や竜一の元部下・石丸(勝矢)ら仲間が集い、賑やかに弔う鉄平たち。 昌子とは対照的に一人娘のしずく(今野鮎莉)は鉄平に冷たい。
新宿で流しをする鉄平は偶然朱美と再会する。 朱美は鉄平の励ましで再び音楽の道を目指していた。 喜ぶ一方で不安を感じる鉄平。 朱美は歌う場を求め、ショーパブで働いていたのだった。 その店は大ヒット音楽プロデューサー・金杉安雄(名高達男)の店だったが、実は裏の顔を持っていた。
朱美は表舞台で活躍すべきだ。 そう願う鉄平は、優勝者がメジャーデビューできるというオーディションへの参加を朱美に勧める。 だが、朱美は一歩を踏み出せない。 そこで朱美を元気づけようと鉄平が行きつけの店へ連れて行くと、そこに景浦光太(高岡奏輔)がいた。
景浦は過去に朱美とユニットを組んでいた男だった。 思いがけず再会を果たした2人。 景浦は、借金の肩代わりの代償に金杉のゴーストライターとして曲を搾取されていた。 景浦の窮状を知った朱美はオーディションを目指すことを決意する。 また曲を作りはじめる2人。 昔に戻ったかのような作曲の時間。 景浦の顔にも笑顔が戻る。 ついに2人の再起をかけた曲が完成した。 その曲を聞いた鉄平は太鼓判を押し、朱美を送り出す…


やーさん役ではなく、流しの役でしたね。
監督は榊英雄、「生きる街」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15424722 は良い作品でした。
主演は寺島進、「記憶にございません!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/22/060000 が近作となります。
夏菜は、「銀魂2 掟は破るためにこそある」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15648411 が近作です。


物語は、流しのギター弾き鉄平のお話です。 どう見てもあちら側の人間のようですが、喧嘩っ早く、そんなことで本物のヤクザの井上と知り合います。 ギターを教えてほしいと言われ、それからの付き合い、しかし彼は今はもういません。 小料理屋は未亡人となった雅子が頑張っていて、娘を育てています。
そんな時歌手を目指していた朱美と知り合います。 彼の歌に聞きほれたということでしたが、彼女はちょっと訳ありで踏ん切りがつかなかったのです。 しかし、何とかオーディションに参加するよう彼女に言いますが、そのオーディションは胡散臭い人間が主催していました。


まあ寺島主演作なんで、気軽に見れますね。 でもオーディションが最初から出来レースだったら、つまらないですよね。 もちろん前評判の高いかわいい子はいるでしょうが、掘り出し物のような存在が楽しいと思いますが。

 

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ひょんなことからヤクザの井上と知り合った鉄平

 

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今は流しの生活

 

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朱美は鉄平に歌に惚れ

 

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景浦と再会してオーディションに

 

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ザ・ベビーシッター 

2016年作品、マックG監督、サマラ・ウィーヴィング ジュダ・ルイス ハナ・メイ・リー ロビー・アメル出演。


怖がりな12歳の少年・コール(ジュダ・ルイス)は、今日は予防注射を恐れている。 なんとか終わって、同級生で向かいに住むメラニーと下校する。 メラニーの父は、離婚した元妻への当てつけに高級車を買っていた。 その車でメラニー(エミリー・アリン・リンド)を学校まで迎えにきた。
コールが帰宅していると、いじめっ子のジェレミー(マイルス・J・ハーヴェイ)たちが現れ、ジェレミーは年上でイケてる女の子とエッチできたと自慢げだった。 そして、コールはジェレミーに突き飛ばされてしまうが、そこへ現れたのは、コールのベビーシッターで美女のビー(サマラ・ウィーヴィング)だった。 ビーはジェレミーの耳元で恐ろしげなことを囁き、コールを助ける。 魅力的なビーの胸に、コールはつい目が釘付けになってしまう。
コールの母(レスリー・ビブ)は、家の床下でねずみ捕りを設置している。 コールにねずみ捕りの罠をとってもらう。 コールの父(ケン・マリーノ)は、誰もいないサーキット場で、息子に運転を教えようとする。 走り出せない息子に代わり、父はぐるぐると車を運転する。 コールはラジコンを改造しようとして、キッチンの包丁を使っていた。 父が冗談を言いながら、包丁を取り上げて、食器洗い機に入れておく。
スクールバスの中で、コールとメラニーは、ビーの話しをする。 メラニーは、コールが寝た後、彼氏を連れ込んでいるに違いないと言うので、コールは今度、確かめてみることにする。
両親が高級ホテルに出かけるので、コールの面倒を見るため、ビーが家にやってきた。寝る時間になるが、コールはまだ眠なかった。 ビーは内緒で、寝酒をあげることにする。 コールが自分だけ飲むのか聞くと、ビーは自分の酒も取りに行く。 その間に、コールは植物に酒をあげて、飲んだことにした。
コールは携帯でメラニーに知らせ、ビーが誰か連れ込むのか確かめるだった。 すると1人ではなく、大勢が来ている音がしてきて、まさかの乱交パーティーだと、コールもメラニーもテンションが上がる。
そして、コールはこっそりと階段の影から様子を伺うのだが…


さてこれはここからホラー展開に。
監督はマックG、「リム・オブ・ザ・ワールド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15974589 が近作となります。
主演の少年コールはジュダ・ルイス、「サマー・オブ・84」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/08/27/060000 が近作ですね。
ビー役はサマラ・ウィーヴィング、「Z Inc. ゼット・インク」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15339806 でも凶暴な役どころでした。


物語はひ弱な少年コールはいつもいじめられています。 しかしそれを救ってくれるベビーシッターのビー。 美しく、趣味も合い、意気投合する二人、もちろんコールのあこがれの女性でした。 しかし同じ学校のメラニーは、寝ている間に男を呼んでいろいろしているに決まっているとコールに吹き込みます。
そして父と母がいない夜、ビーの行動を監視するコールですが、数人が現れ、異常な行動をとり始めます。


今作は途中から一転スプラッター的なカルトホラーになって行きます。 前半の優しく美しいビーが、まったく逆の様相を示していくのが謎なんですが、邪悪な精神構造の持ち主なことがわかって行きます。

しかしコールには特別な感情を持っているようなんですが。 最後はしっかりホラー要素が入っています。

 

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危機を救ってくれる美しいビー

 

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メラニーはビーのことを

 

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深夜にと吹き込む

 

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盛り上がった後

 

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深夜に彼女たちは

 

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怪しいことを

 

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そしてコールは見てしまう…

 

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