2018年作品、リザル・マントファニ監督、サンドリナ・ミシェル オーレリー・ムーレマンス フェロ・ワランドウ出演。
父親と二人で暮らしているアンジャス(Naufal Ho)は母親を亡くしたばかり。
毎日悲しい夜を過ごしていたアンジャスだが、ある日母親のいない子供を誘拐するとされる怪物”クンティラナック”に連れ去られてしまう。
時を同じくして、とある孤児院では5人の子供たちと親代わりの”ママ”が暮らしていた。 しかし”ママ”がしばらく帰省することになり、代わりにリディア(オーレリー・ムーレマンス)が子供たちの面倒を見ることに。
ある日TV局のリポーターを務めるリディアの恋人グレン(フェロ・ワランドウ)が、既に幽霊屋敷と化したアンジャスの家を訪れる。 そこで大きな鏡を見つけたグレンは子供たちとリディアの為に鏡を孤児院に運び込んでしまう。
その鏡にはクンティラナックが住み着いているとも知らずに…
インドネシアのホラー作品ですね。
監督はリザル・マントファニ、初めて作品を見る監督です。
主演は5人の少年少女ですが、クレジットの最初はサンドリナ・ミシェル、フェロ・ワランドウとも今作くらいしか見れないようです。
オーレリー・ムーレマンスは、他作品が1本視聴可能のようです。
物語はある母を亡くした少年が悲しみのあまり、父に厳しく叱られたところから始まります。 そこに現れた母の幽霊、しかしそれは邪悪な“クンティラナック”でした。鏡の中に連れ去られ、姿を消した少年はアンジャスといいました。
そしてその家は、家財道具を外に出され、無人となってしまいます。
一方5人の少年少女は、孤児院で暮らしていました。 ママと呼ばれる親代わりの女性は優しく、でも5人はなかなかなじめませんでした。 しかししばらく帰省することになり、そこに来たのが若いリディアでした。
そこでは鏡が欲しいと言われていたので、ロディアの恋人のグレンが、骨董屋に回るはずでしたが、幽霊屋敷と言われるようになったアンジャスの家を取材したとき、外に出ていた鏡を持って帰ってきてしまいます。 そして、不気味な声がするようになります。
この“クンティラナック”というのはインドネシアの代表的な幽霊、吸血幽霊と言われているんですね。 “ポンティアナック” “マティアナック” とも言われていて、神話に登場するようです。
監督自身も2006年、2007年と2作で同じ表題の作品を撮っているようで、映画化になってこの題名を使った作品は結構多いようなんですね。
この題名がつけばホラーということのようです。
不気味な鏡、アンジャスをさらう
幽霊が宿っている
孤児院の5人とママ
しかし鏡が来てから怪異が起きる
留守番のリディアと子供たち
そして鏡から現れる幽霊