anttiorbの映画、映像の世界

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アナザー・ワールド 異次元の怪物

2020年作品、スヴィヤトスラフ・ポドゲイエフスキー監督、イゴール・クリプノ スベトラーナ・ウスティノバ マルヤーナ・スピヴァク Yuliya Aleksandrova アレクセイ・ロジン デニス・シュベドフ出演。

生まれたばかりのヴァーリャの面倒を見るためにベビーシッターのタチアナ(スヴェトラーナ・ウスティノヴァ)を雇ったアレクセイ一家。
息子のイゴール(オレグ・チュグノフ)はタチアナの不穏な雰囲気に怪しいものを感じるが、父(アレクセイ・ロズィン)も母(マリアナスピヴァク)もイゴールを相手にしない。
そんなある日、ヴァーリャとベビーシッターのタチアナが姿を消す。 イゴールはヴァーリャが姿を消したことを両親に訴えるが、なぜか両親はヴァーリャの存在を忘れていて、話が通じない。
イゴールは友人たち(グラフィラ・ゴルベヴァ)とヴァーリャを探しに出るのだが…

監督はスヴィヤトスラフ・ポドゲイエフスキー、作品を見るのは初めてでした。
ロシア作品ですが、なかなか凝った作りのお話でした。 得体の知れない異次元からやってきたような怪物に、精神が先ず乗っ取られ、さらに異次元に引き込まれていく、忘れさせられると存在自体が消えていってしまう、死後の世界なのかどうかはわかりませんが、なかなか興味深い設定の作品でしたね。

多少雑な展開ですが、ベースをもっと整備したらもっと良くなるんじゃないかと思いました。