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20歳のソウル

2022年作品、秋山純監督、神尾楓珠 佐野晶哉 尾野真千子 佐藤浩市 福本莉子 前田航基 若林時英 佐藤美咲出演。

浅野大義神尾楓珠)は市立船橋高校吹奏楽部に所属する男の子。 担当はトロンボーン。 活発で優しく、そして真っすぐな大義は、いつも周囲を明るく照らし、そして大義自身も部員たちに支えられ、青春を謳歌していた。 なにより特別な存在である顧問・高橋健一先生(佐藤浩市)に大きな影響を受け、心身共に成長していった。

大義は、野球の強豪校でもある市船・野球部のために、オリジナル応援曲の作曲に挑戦。 作曲の難しさと葛藤しながらも 高橋先生からの叱咤激励もあり「市船 soul」が誕生する。 そして、いざ試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ〝神応援曲″として呼ばれる様になる。  高校を卒業した大義は、高橋先生の様な教師を志し音楽大学へ進学、夢に向かってキャンパスライフを過ごしていた。

そんな中、ある日突然、大義の身体に異変が襲う。 診察の結果、大義の身体は癌に侵されていた。

監督は秋山純、初めて作品を見る監督です。
主演は神尾楓珠、「彼女が好きなものは」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/12/16/060000 ではゲイの少年を演じていましたね。
そして福本莉子、「君が落とした青空」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/03/060000 でもヒロイン役でした。

今作は実際の浅野大義くんの実話ですね。 見ていて何かリアルな感じがしてそうだろうなあと思い始めて見ていました。 市船というスポーツの強い高校が舞台で、全面協力の映画化なんでしょう。
若い役者さん主体ですが、大木くんの母役の尾野真千子、そして吹奏楽部の先生の高橋先生を演じる佐藤浩市は、脇を占めていました。
20歳というあまりにも短い人生ですが、必死に佐護まで頑張った大義くん、演じた神尾くんも素晴らしかったですね。