anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

キャンディマン

2021年作品、ニア・ダコスタ監督、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世 テヨナ・パリス ネイサン・スチュアート=ジャレット コールマン・ドミンゴ出演。

1977年、公営住宅地「カブリーニ・グリーン」。 少年のウィリアム(Daejon Staeker)は、近くのコインランドリーに洗濯へ行く。 誰もいないコインランドリー、そこに現れたのは、かぎ爪の片手の浮浪者シャーマン・フィッシャーズ(マイケル・ハーグローヴ)だった。 シャーマンは、近所では危険人物として噂されていた男で、ウィリアムはシャーマンに飴を差し出されルが、恐怖から叫び声を出す。 その叫び声を聞いた警察官が、大挙してコインランドリーに押し寄せてきた。
2019年「カブリーニ・グリーン」は、シャーマンの事件がキッカケで取り壊されてしまいた。 新進気鋭の芸術家アンソニー(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)は、美術館の敏腕キュレーターとして働いている、恋人のプリアンナ(テヨナ・パリス)と共に、新居に引っ越して来た。
新居に遊びに来たプリアンナの弟トロイ(ネイサン・スチュワート=ジャレット)は、プリアンナの怖がる姿を見る為、突然都市伝説を語り出す。 現在は取り壊されてしまった「カブリーニ・グリーン」を舞台にした都市伝説。
それは、大学教授だったヘレン(ヴァージニア・マドセン)と言う女性が「カブリーニ・グリーン」に伝わる都市伝説を探っていく内に、突然おかしくなり、連続殺人を起こしたという内容だった。
ヘレンは、赤ん坊も誘拐した為、最後は「カブリーニ・グリーン」の住人により火あぶりにされ亡くなった。 プリアンナは、その都市伝説を受け流すが、アンソニーは気になり、ヘレンに関する記事を検索するようになっていく。 実は、アンソニーは作品制作に行き詰っており、新作のヒントを欲しがっていたのだった。
アンソニーは、今は廃墟になった「カブリーニ・グリーン」に忍び込み、写真撮影を行うが、その際に右手を蜂に刺されてしまう。 アンソニーが廃墟で写真撮影を続けていると、成長したウィリアム(コールマン・ドミンゴ)に声をかけられる。 今はコインランドリー店を営んでいる、ウィリアムの自宅に招かれたアンソニーは、1977年のシャーマン・フィッシャーズ事件の真相を聞かされる。
子供達が食べた飴にカミソリが入っていた事件が多発し、容疑をかけられたのがシャーマンだった。 ウィリアムがシャーマンに遭遇した後、押し寄せた警察にシャーマンは射殺されてしまったが、その後も飴にカミソリが入る事件が発生した。 つまり、シャーマンは無実だっただった。 「カブリーニ・グリーン」は、その事実を隠蔽するように、白人たちにより取り壊されたのだった。


キャンディマンは3部作というか今まで3作作られています。https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14885077 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14886755 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14888766
今作は4作目であり、1作目からの続編的な位置付けですね。
監督はニア・ダコスタ、作品を見るのは初めてです。
アンソニー役はヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、「シカゴ7裁判」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/03/180000 に出演していました。
ブリアンナ役はテヨナ・パリス、「ビール・ストリートの恋人たち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15886656 に出演していました。

物語は、少年がクリーニングに行くところから始まります。 この古いビルは壁に穴が開いていて、そこから男が出てきました。 不気味なその男に少年は怖くなり叫び声が上がります。 そして警察が押し寄せてきます。
そして現代、新進気鋭の画家のアンソニーと美術館のキュレーターのブリアンナは付き合っていて、彼女はアンソニーを応援していましたが、今壁にぶつかり作品が書けなくなっています。 そんな時、彼女の弟のトロイから都市伝説のような話を聞きます。 何か作品のヒントがあるのではそう思ったかれは廃墟となっているカブリーニ・グリーンに行きます。
一方、もう一つ鏡に向かって、“キャンディマン“と5回唱えると、キャンディマンが現れ殺されてしまうという、都市伝説でした。 誰も本当には信じていないようでしたが、本当にやろうとするものはあまりいませんでしたが。

今作では画家として思い悩むアンソニーが、キャンディマンを蘇らせてしまうという感じのお話ですね。 40年前に起こった黒人差別に近い警察によるリンチのような殺人、全てはこういう人種差別から呪いのような怪物ができてしまうんでしょうか。

 

f:id:anttiorb:20211101190846j:plain

少年が遭遇した事件

 

f:id:anttiorb:20211101191119j:plain

都市伝説の話を聞き

 

f:id:anttiorb:20211101190923j:plain

現地に向かう

 

f:id:anttiorb:20211101190903j:plain

その話をするが

 

f:id:anttiorb:20211101190926j:plain

そしてのめりこんでいく

 

f:id:anttiorb:20211101191056j:plain

彼女たちは呼んでしまう

 

f:id:anttiorb:20211101190949j:plain

そして・・・

 

f:id:anttiorb:20211101191036j:plain