2016年作品、大友啓史監督、生田斗真 岡田将生 松坂桃李 織田梨沙 栗山千明 リリー・フランキー 椎名桔平 大森南朋 大倉孝二 木南晴夏 平山祐介 吉川晃司出演。
死者の脳をスキャンして生前の記憶を映像化するシステムが発明され、警視庁のエリート集団・科学警察研究所法医第九研究室が最新技術を使って捜査を開始する。 室長 ・薪（生田斗真）の指揮の下、新人捜査官の青木（岡田将生）らは家族を惨殺した罪で死刑になった男（椎名桔平）の記憶を映像化するが、そこに映っていたのは、事件以来行方不明になっている男の娘・絹子（織田梨沙）が家族に刃物を振り上げる姿だった。
監督は大友啓史、「レジェンド＆バタフライ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/31/060000 が近作です。
生田斗真は、「告白 コンフェッション」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/06/03/060000 に出演でした。
岡田将生は、「アングリースクワッド 公務員と７人の詐欺師」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/11/27/060000 に出演でした。
なかなかの長編です。 将来的にこんなことが可能になるのか？ ドラマ版も新たに作られたくらいですから、テーマとしては面白いんでしょう。
確かに、犯罪において、亡くなった被害者、殺された遺体の脳に刻まれた映像から犯人と特定するのは、できるのなら画期的でしょう。 面白いのは、本人が恐怖で恐れている画像は、しばし現実とは違うこともあるという点でした。 恐怖のあまり、犯人が悪魔のように見えてしまう、もちろん多少はわかりますが形相とかは、デフォルメされるかもしれませんね。
そしてそれを判別する捜査員にかかる負担の大きさは計り知れません。 死んだ犯人の画像では殺す瞬間が映っていますし、もし殺された方の画像だったら、絶えず殺されなければなりませんね。
どちらにしろそんなことを体験して普通でいられる図太い人間がいるのかな？ というところが一番リアルでしたね。
