anttiorbの映画、映像の世界

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逃亡者 ①

2020年作品、和泉聖治監督、渡辺謙 豊川悦司 夏川結衣 余貴美子出演。
第1夜

都内の高級住宅街で、凄惨な殺人事件が発生した。 殺害されたのは、大学病院勤務のエリート外科医・加倉井一樹(渡辺謙)の妻・陽子(夏川結衣)。 その夜、加倉井は陽子を連れ、大学時代の同期、宮島光彦(杉本哲太)や石森卓(村田雄浩)らと恩師・沢村八郎(山本學)のパーティーに出席したのだが、緊急オペの要請が入ったため、陽子は先に帰宅。 執刀を終えた加倉井が深夜、家に戻ったところ、1階で家政婦の女性(柳谷ユカ)が、そして2階の寝室で陽子がナイフで胸を刺されて絶命していたのだ…。
思いもよらぬ出来事にがく然とする加倉井は、現場から逃げる男を発見。 階段で格闘となり、頭部を殴打されて気絶してしまった。 だが、警視庁捜査一課刑事・浅野和志(篠井英介)らは加倉井が2人を殺害して逃走を図った挙げ句、階段を踏み外して気を失ったものと断定。 

もみあった際、犯人の左腕が義手であることに気づいた加倉井は「義手の男を見つけてくれ」と訴えるものの、現場には侵入者の痕跡は何ひとつ残されておらず、結局、加倉井の主張はかき消され、逮捕されたのち、死刑判決が下された。
絶望の底に突き落とされたまま、加倉井は東京から名古屋の拘置所へ移送されることとなった。 ところが、同じく移送バスに乗っていた爆弾テロ事件の首謀者・嶋岡正彦(天野慶久)の仲間らが、山中で護送車を襲撃。横転し炎上した車内から危機一髪、逃げ出した加倉井は決断を迫られた。 ここに残るか、それとも――!? 陽子の顔が頭に浮かんだ次の瞬間、加倉井は深い森の中へと姿を消していた――。
まもなく、襲撃現場に結成されたばかりの特別広域捜査班が到着した。 班長・保坂正巳(豊川悦司)は、鴨井航(三浦翔平)、柏木弥生(原沙知絵)ら部下を震撼させるほどの強硬手段で嶋岡らテロ集団を制圧。 次は加倉井をターゲットに見据え、彼の行方を追いはじめる。 そのころ、加倉井は脱走時に負った腹部の傷の痛みに耐えながら、逃亡者として旅をはじめていた…。


アメリカの連続ドラマのリメイクですね。
監督は和泉聖治、「探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14196822 が私の近作記事です。
主演は渡辺謙、「Fukushima 50」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/17/060000 が近作の出演です。
豊川悦司は、「ミッドウェイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/25/060000 に出演していました。
杉本哲太は、「記憶屋 あなたを忘れない」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/27/060000 に出演していました。


物語は優秀な外科医の加倉井が、妻と家政婦を殺され、自分も揉み合いの末意識を失ったことで、なんと殺人犯にされてしまうお話です。 もちろん妻に対する憎しみなどない彼は裁判で無実を訴えますが、不思議なことに真犯人の指紋はおろか物証は何も出てこないことから、彼は有罪となり死刑判決を受けてしまいます。
そして死刑囚だけの護送車が、その中の爆弾テロ犯の嶋岡の脱獄に巻き込まれ、なんと彼も一緒に護送車から脱出できてしまいます。 もちろん彼の果たすことは真犯人、義手の男を見つけ、無実を証明すること。 そしてそのための逃亡劇が始まります。


この自分の無実を証明するために、逃亡しながら謎を解いていくのが、大変スリルがあって面白いんですよね。 ただ、追う側の方もキレ者でないと、締まらないところに特別広域捜査班が登場するところがなかなかいいですね。
さらに、彼に味方をしていく人間が色々現れ、その中に怪しい人物も混じっていることがだんだんとわかってきます。

 

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死刑囚から逃亡者に

 

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追う保坂

 

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そして、最後には川の上で

 

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