2016年作品、ダンテ・ラム監督、チャン・ハンユー エディ・ポン チェン・パオクオ スン・チュン出演。
2011年10月5日、タイ、ミャンマー、ラオスの三国に交差する巨大な麻薬密造地帯“黄金の三角地帯(ゴールデン・トライアングル)”に接するメコン河で、航行中の中国船が何者かに襲撃され、乗組員13名が惨殺される事件が起きた。
事態を重く見た中国政府は事件解決のために捜査を開始する。 その指揮に選ばれた公安のカオ(チャン・ハンユー)は、特殊部隊と共に現地へと乗り込む。
既に現地に潜入している諜報員フォン(エディ・ポン)と合流し、事件の背後に巨大な麻薬組織が関与していることを知ったカオは、手がかりをつかむために、誰も介入できない無法地帯へと向かう。 カオとフォンは部隊を率いて作戦を開始し、立ち塞がる巨大な組織に戦いを挑む。
大作ですが、なかなか見応えがある作品でした。
監督はダンテ・ラム、「疾風スプリンター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14682863 を記事にしています。
主演はチャン・ハンユー、「マンハント」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15374900 ではダブル主演でした。
エディ・ポンは、「コール・オブ・ヒーローズ/武勇伝」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14979453 に出演していました。
物語は東南アジアのタイ・ミャンマー、ラオスの三角地帯のメコン川で、中国戦が襲われ十三人が殺されたという事件が起きます。 中国は自国の船が襲われたということで、本気の調査、事件解決に乗り出します。 もちろん3国も独自で動き始めます。
公安から選ばれたのがカオ、そしていち早く潜入しているフォンと合流してここにすくうう巨悪の組織の首領を追い始めます。
正直地味なタイトルなので、どうかな? と思いましたが、ダンテ・ラム監督、チャン・ハンユー主演というからには見逃せない作品に仕上がっていました。 140分という長編ですが、後半チームのメンバーを失いながら、ボスをどんどん追い詰めていき、殺さずに捕獲するところはなかなかの執念を感じますね。
どの国が逮捕するのか? 中国政府は必ずしも逮捕にこだわっていませんが、カオの執念が光る良作でしたね。
カオに白羽の矢が立つ
慎重な操作
そしてだんだんと組織を追い詰め
フォンは変装をして潜入
そしてアジトを特定していく
そしてボスを逮捕するため
決死の戦いに挑む