2022年作品、藤井道人監督、小松菜奈 坂口健太郎 山田裕貴 奈緒出演。
20歳の若さで数万人に一人という不治の病を患い、恋だけはしないと決心した茉莉（小松菜奈）と、生きることに迷い、居場所を見失った和人（坂口健太郎）のふたりが、同窓会で再会。
これまで別々の人生を歩んでいたふたりは惹かれ合い、ありふれた日々は嘘のように輝いていく。 残された時間が短くなっていくことを自覚しながらも、自らの病を隠して楽しい時を重ねる茉莉。 徐々に死への恐怖を意識し始めるふたりは最後にある道を選択する。
監督は藤井道人、「ヤクザと家族 The Family」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/04/060000 もいい作品でしたね。
主演は小松菜奈、「恋する寄生虫」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/11/26/060000 に出演していました。
坂口健太郎は、「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/12/060000 に出演していました。
これはただただ悲しいですね。 この原発性肺高血圧症という病気は、治せない難病ということで、10年くらいしか生きられない、ある意味死刑宣告をされた様な残酷な人生を突きつけられた女性のお話。 実話ということで、原作者の小坂流加さんが自分の境遇をベースに描いた作品の映画化ですね。
色々見ていくと、本人、和人くん、そして何よりも家族に対して、辛いですよね。 しかし今作の茉莉さんはそれでも自分らしく最後は生きていく姿は、涙無くしては見れませんでしたね。 こういう病気こそ医学の進歩が待たれますね。
