2021年作品、ケイト・ショートランド監督、スカーレット・ヨハンソン フローレンス・ピュー デヴィッド・ハーバー レイチェル・ワイズ出演。
幼くしてロシアのエージェントとなったナターシャ・ロマノフ(エヴァー・アンダーソン)は、妹分にあたるエレーナ・ベロワ(ヴァイオレット・マッグロウ)、スーパーソルジャーで父親役のアレクセイ・ショスタコフ/レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)、そして母親役のメリーナ・ヴォストコフ/ブラック・ウィドウ(レイチェル・ワイズ)と共に、ある任務のためオハイオ州で仲の良い家族を演じてきた。 1995年、任務を終えた彼らはS.H.I.E.L.D.の追っ手を振り切り、キューバへと逃げ込む。 この日、3年間演じてきた偽装家族はバラバラになった。
それから長い年月が経った2016年。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で起きたアベンジャーズ分裂事件に伴い、ナターシャ(スカーレット・ヨハンソン)はソコヴィア協定に違反した者として、米国務長官サディアス・ロス(ウィリアム・ハート)をはじめ世界中から追われる身となっていた。
友人メイソン(O・T・ファグベンル)に頼み、ノルウェーのセーフハウスで隠伏する予定だったナターシャだったが、同時期に妹分であったエレーナ(フローレンス・ピュー)から送り付けられた合成ガスを狙うタスクマスターに襲撃される。 ナターシャは目にした相手の動きをコピーするタスクマスターに敗走するものの、合成ガスを守り切り、送り主であったエレーナとブダペストで再会する。
ナターシャは、かつて自分が在籍していたレッドルームはまだ壊滅しておらず、殺害したはずのドレイコフ(レイ・ウィンストン)がレッドルームの支配者として健在であったことを知ると、どこにあるか分からないレッドルームの所在地を求め、メイソンから譲り受けたヘリコプターに乗り込む。 かつて父親役を演じ、今は投獄されているアレクセイの脱獄を手助けするが、アレクセイも情報は掴んでおらず、サンクトペテルブルク郊外にいるかつての母親役メリーナのもとを訪ねる。 期せずして、かつての偽装家族は再び集うこととなった。
これは秀作でしたね。 この1本だけでも十分見れる作品でした。
監督はケイト・ショートランド、「ベルリン・シンドローム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15475573 を記事にしています。 ダークな作品でしたね。
主演はもちろんスカーレット・ヨハンソン、ナターシャはアベンジャーズではもういませんが、彼女の過去を描いた今作は、大きなドラマでしたね。
妹のエレーナ役はフローレンス・ピュー、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/06/22/060000 では末娘役をしていましたね。 今後は彼女が新たなアベンジャーズの一員になっていくんでしょうか?
アレクセイ役はデヴィッド・ハーバー、「タイラー・レイク -命の奪還-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/07/060000 に出演していました。
そしてレイチェル・ワイズ、「女王陛下のお気に入り」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15884198 が近作ですね。
物語は普通の四人家族から始まります。 父と母、そして二人の娘、しかしこの家族はソ連のスパイでした。 もうその頃はロシアになっていましたが、任務終了の時、S.H.I.E.L.D.逮捕に来ます。 しかしアレクセイが踏ん張り四人はは脱出に成功しますが。
そして時は流れ、時代はアベンジャーズに亀裂が入ってしまい分裂した時、ナターシャは、ソコヴィア協定の違反グループに属していて、追われる立場になっていました。 メイソンという調達屋が隠れ家を提供しますが、彼も表立ってナターシャに協力はしづらい立場でした。 しかし合成ガスが妹だったエレーナから送られてきて、それを負ったマスクの屈強な存在が襲いかかってきます。 そしてまずはエレーナに会うために行動を起こすナターシャでした。
今作は女性監督ということかもしれませんが、偽装とはいえ家族の絆と、女性らしい内面的な愛情が描かれていますね。 それでいてドラマ性がしっかりしていて、この1作で終わってしまうのはもったいないほどでしたね。
ナターシャがもうアベンジャーズにはいませんが、別の形で彼女の遺伝子が引き継がれる感じに見えますが。
彼女にとっての家族とは?
‟妹”と再会
さらに‟父”を救出に
さらに4人が揃うが
必要に追ってくる存在
そして対決