2020年作品、サム・ハーグレイヴ監督、クリス・ヘムズワース デヴィッド・ハーバー ゴルシフテ・ファラハニ デレク・ルーク出演。
裏社会の傭兵であるタイラー・レイク(クリス・ヘムズワース)は、傭兵仲間のニック・カーン(ゴルシフテ・ファラハニ)によって、収監中のインドの麻薬王オヴィ・マハジャン(Pankaj Tripathi)の同名の息子であるオヴィ(Rudhraksh Jaiswal)を、バングラデシュのダッカから救出するチームに誘われる。 救出は難なく成功する。
しかし、チームには礼金は支払われず、オヴィの父親の抗争相手であり、バングラデシュの最大の麻薬王であるアミール・アシフ(Priyanshu Painyuli)は手中にある軍と警察を使い救出チームを襲って全滅させる。オヴィの父親の手下のサジュ(Randeep Hooda)はオヴィを奪還しようとしてレイクを襲うが失敗する。 アミールはダッカを封鎖する。
タイラーとオヴィは、アミールの手下になった少年ファラド(Suraj Rikame)とその仲間に襲われる。 タイラーは少年を捨てて逃げるべきだと言うニックに従わず、旧友のギャスパー(デヴィッド・ハーバー)に保護されてかくまわれる。
だがギャスパーはアミールと通じており、オヴィを殺そうとしてタイラーと戦い、オヴィに射殺される…
これはなかなか面白かったですね。 劇場公開してもヒットする作品でしょう。
監督はサム・ハーグレイヴ、スタントコーディネイトのプロで、今作が監督デビューですね。
主演はクリス・ヘムズワース、「メン・イン・ブラック:インターナショナル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15979437 が近作となりますね。
デヴィッド・ハーバーは、「ヘルボーイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/21/060000 で主演を射止めましたね。
そしてゴルシフテ・ファラハニ、「バハールの涙」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15855538 はすごい作品でしたが、彼女は良いですね! 彼女はどんな作品に出ても、惹かれます。
物語は麻薬王の息子が誘拐されます。 自身は服役しており、お守り役でサジュという手練れが付いているんですが、息子のオヴィはなかなかいうことを聞きません。 そんなスキを突かれました。 そして傭兵のタイラーに依頼がまわってきます。 ニックからの照会なので乗ることにしたタイラー、結構簡単に奪還することができ、これで終わるはずでした。
しかしバングラデシュの麻薬王は、警察と軍を使ってチームに襲い掛かってきます。
今作はなかなかずるいお話ですね。 せっかく救出されたのに、サジュがタイラーから息子を奪いに来るんですね。 その背景がまたサジュなりに理由はあるんですが、彼にとっても命がけの仕事であり、彼には家族がいるのがちょっと切ないところですね。
傭兵たるもの、相手が少年であっても、とどめを刺さないとしっぺ返しを食いますね。でもラストのカーンの決着のつけ方がかっこよかったです。
傭兵のタイラー・レイク
彼女からの仕事の誘いがあった
ある種年の奪還だったが
救出は成功するが
なぜかサジュが動き出し
戦いとなる
そして少年を助け出すために