2020年作品、山本政志監督、南果歩 いとうせいこう 田本清嵐(タモト清嵐)小川未祐出演。
東京郊外、一軒の大豪邸。 あとは荷物を積み込むだけとなった部屋を見渡す笹谷修次(いとうせいこう)。 家長でありながら、この家を手放す原因を作った張本人である。 引きこもり気味の息子・ゆうた(田本青蘭)は淡々と現実を受け止めている。 娘のあかね(小川未祐)は、不甲斐ない父親にイラつきながら、やけくそ気分でTwitterに写真とメッセージを投稿する。「今日、パーティーをしましょう。 誰でも来てください。 飲み物・食べ物は持参してね♡」そのままフテ寝するあかね。
投稿がリツイートされたことを知らせる通知が鳴っていることを知らずに・・・。
SNS恐るべし。 破産して一家離散目前の家族の前に、次々と珍客が訪れ、勝手にパーティー的な、どんちゃん騒ぎ的な事態が繰り広げられていく。 頑なに追い返そうとする修次だったが、その目の前に現れたのは、元妻・昭子(南果歩)だった。 珍客は増え続け、笹谷一家の引越しは!? いやいや、それどころか客たちによって一家の運命はありえない方向へ導かれていく・・・果たして彼らの行く末は・・!?
これは見たかったんですよね。公開最終日にいけました。
監督は山本政志、「東京・オブ・ザ・デッド 3日」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/4717158 「CYCLE サイクル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/1253165 を記事にしています。
元妻役は南果歩、「ブルーアワーにぶっ飛ばす」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/05/060000 が近作出演です。
家長役はいとうせいこう、「SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13127101 に出演していました。
物語は、親の遺産を食い潰し、とうとう豪邸を手放すことになった一家のお話です。 妻は男を作りでていき、引きこもりの長男と、自由奔放な娘との3人暮らしの修次。 なかなか進まない荷造りで、今日業者が来ることに。 そんな時何気なくTwitterであかねがパーティーをやるとつぶやいてしまいます。それを見て最初にきたのが元妻でした途中引越し業者のトラックとぶつかり、凹ませてしまいましたが、そこから同性婚のカップル、あかねの友達、自転車で日本一周をしている男、さらには修次の妹、そこからどんどんいろんな人間が集ってきて収拾がつかなくなっていきます。
今作は監督6年ぶりの作品、なかなかカオスな世界観ですが、この監督の作品はなぜか見たくなるんですよね。どうなっていくか想像がつかない展開に、私は結構惹かれるんですよね。
家を手放すことになった一家
元妻が現れる
謎の坊主
そしてどんどん
いろんな奴らが集まり
カオスになって行く