2010年作品、井口昇 西村喜廣 坂口拓監督、杉本有美 森田涼花 高山侑子 津田寛治出演。
学校でいじめに遭い、両親の優しさだけが救いの女子高生、渚凛(杉本有美)は近頃、右腕の痛みに悩まされていた。 そして迎えた16歳の誕生日。 彼女の右腕はついに人間のものとは思えない様子に変化し、自分がミュータントであることを知る。
すぐさま、その特殊能力に目をつけた政府の特殊部隊に狙われる凛。 目の前で両親(津田寛治、いとうまい子)が殺されたとき、彼女の身体中を血が駆け巡る。 刃物のように変形した右腕を武器として、襲ってくる人間を容赦なく切り倒していく凛。 だが、敵の反撃により窮地に陥る。
そこへ、見知らぬ男(坂口拓)に伴われたミュータント少女の好恵(森田涼花)が現れ、彼女を救う。 しかし2人は、すぐさま凛の顔に鉄仮面を装着してしまう…。
彼らの目的は何なのか? 装着された鉄仮面の意味は何なのか? 凛はわけもわからぬまま、ミュータントとして激しい戦いに巻き込まれていく……。
3人の監督がそれぞれの章を担当しています。
井口昇は、「惡の華」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/09/060000 が近作ですね。
西村喜廣は、「蠱毒 ミートボールマシン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15927981 が近作ですね。
坂口拓は、アクション監督作品は多いんですが、監督作となると「極道兵器」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/8173920 ですね。
主演は杉本有美、「俺たち賞金稼ぎ団」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15775934 を記事にしています。
森田涼花は、「いま、殺りにゆきます」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15533616 に出演していました。
高山侑子は、「何者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14504070 に出演歴があります。
物語はいじめにあっていた一人の女子高校生のお話から。 原因不明の腕の痛みがありましたが、その日は彼女の誕生日でした。 しかしその時驚くべき二つのことが起こります。 いきなり特殊部隊が乱入、両親が惨殺されてしまいます。 そして自分も殺されると思った瞬間に右腕が変化し、あっという間に特殊部隊を切り殺していました。
しかし慣れない戦闘に反撃にあったその時、謎の男と自分と同じような年ごろの女性が現れ窮地を救ってくれました。 そして彼女は自分がミュータントであることを知り、二人について行き仮面をかぶせられてしまいます。
今作は、ミュータントという新しい能力に目覚めた彼女の最初の戦いがすごいんですよね。 そして、いったん開花したように見えた彼女の能力はまだ覚醒していないために、仮面をかぶり覚醒を待ち、鍛えられます。なかなか井口監督らしいタッチにTAKのアクションが加わり、見ごたえがありますね。
誕生日の時だった
両親が殺され、町中が狙ってくる
全滅させたと思ったら
そしてある施設に連れていかれ
そこにはミュータントたちが
しかし政府の特殊部隊が
そして立ち向かう3人