2021年作品、常廣丈太 樹下直美演出、天海祐希 田中哲司 速水もこみち 鈴木浩介 中村静香 生島勇輝 池田成志 工藤阿須加 桜井聖 大谷亮平 塚地武雅 でんでん 小日向文世出演。
第4話 瀕死の容疑者
画期的な食品廃棄物リサイクルシステム「SY21」を開発し、注目を浴びている企業「スリー食品」の工場でガス漏れが発生。 同社の専務・三上聡(内村遥)を含む2名が死亡した。 しかもこの惨事、当初は“事故”だと考えられていたが突如、“事件”として扱われることになる。 なんと防犯カメラ映像に、エンジニア・橘頼子(高橋メアリージュン)が自ら開発に関わった「SY21」をわざと故障させ、ガスを発生させる姿が映っていたのだ。 しかも、事件当日は頼子が依願退職する日で、朝にはSNSに「もう終わったのね。さよなら」と、自殺を匂わせる意味深な書き込みもしていた。
これを受け、真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」は頼子の取り調べを担うことに。 しかし、取り調べ以前に大きな問題が…。 何を隠そう、頼子はガス漏れ事件で重症者となり、集中治療室に収容されていたのだ。 しかも病院に駆けつけた有希子に、頼子の主治医・折原政人(甲本雅裕)は「治療が最優先」と明言。 過剰なほど断固たる態度で、事情聴取を許可せず…。
取り調べは一旦あきらめ、退散せざるを得なくなった有希子は、改めて頼子に関する資料を精査。 大学中退後「スリー食品」に入社するまで、6年間の経歴が空白になっていることが気になり。 まもなく、キントリの管理官・梶山勝利(田中哲司)がなんとか折原を説得し、5分以内という厳しい条件ではあるものの、頼子を取り調べる許可を獲得。 有希子と小石川春夫(小日向文世)はすぐさま取り調べを始める。 すると…頼子は開口一番、自分が「SY21」を故障させたことを素直に認めるも、なぜか動機や事の詳細を話すことは拒否。 ひたすら「死刑にしてください」と懇願し始め…
今回のゲストキャラで橘頼子役で高橋メアリージュン、「ゴールデンカムイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/01/24/060000 に出演です。
医師の折原政人役で甲本雅裕、「「桐島です」」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/07/21/060000 に出演でした。
専務の三上聡役で内村遥、「スプリング、ハズ、カム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14788317 に出演でした。
画期的な発明が、事件を生んでしまった、ちょっと悲しいお話でした。
リサイクルについては、いろんな企業がいろんな分野で取り組みをしていますが、その設備に関わる部分から出る有毒ガス、システムにそういう危険な部分があること自体、なかなか厳しい設定でしたね。
本当なら認められない部分かもしれませんが、登場人物皆それぞれ悪人ではないことがより切なかったですね。




