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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

2019年作品、ライアン・ジョンソン監督、ドン・ジョンソン キース・スタンフィールド トニ・コレット K・カラン出演。


小説家のハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)は推理小説の分野でベストセラーを連発し、莫大な財産を築き上げた。 ところが、85歳の誕生日パーティーの翌朝、ハーランが屋敷の書斎で喉を切り裂かれて死んでいるのが見つかった。

当初、地元警察はハーランの死を自殺とみなしていたが、そこに私立探偵のブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)がひょっこり現れた。 ブランはハーランが自殺に見せかけて殺されたと考えており、前日、敷地内にいたハーランの親族たちに聞き取り捜査をすることにした。 その際、ブランはハーランの世話をしていたマルタ(アナ・デ・アルマス)を助手として付き従わせることにした。
ブノワが懸命に犯人を突き止めようとする一方で、ハーランの親族たちは彼の死やその真実よりも、彼の遺言状の方に関心を向けていた。 彼らの関心は「ハーランの莫大な財産は誰の手に渡るのか」という一点にあった…


結構面白かった探偵ものでした。
監督はライアン・ジョンソン、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15277735 が近作となります。
探偵のブラン役でダニエル・クレイグ、007の新作が公開間近ですね。 近作は「マイ・サンシャイン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15799385 となります。
そしてマルタ役はアナ・デ・アルマス、「THE INFORMER/三秒間の死角」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/22/060000 では妻役をしていました。
ランサム役でクリス・エヴァンス、「アベンジャーズ/エンドゲーム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15946428 で最後を飾ったキャプテン役でした。


物語は、有名小説家で資産家の突然の自殺から始まります。 のどを掻っ切る壮絶な死を遂げたハーラン。 警察の取り調べが始まります。 自殺なのになぜ? それはブノワ・ブランが他殺の線で疑いを持っていたからでした。 そして彼が注目したのが、ハーランの信が厚かったマルタでした。 彼女はうそを言うと嘔吐してしまうという特異体質でした。
そして一人一人の聴取が始まります。


今作は推理ものなんでネタバレ厳禁です。 もちろん登場人物は多く、皆ハーランの遺産を狙っている、子供たち、そして孫たちです。 しかし調べ始めると、ハーランは何か大きな決断をした痕跡がありました。 途中まではピント外れな探偵で、どちらかというとコメディ路線で走っていくんですが、ラストに怒涛の種明かし、そしてラストショットが何とも皮肉なんですね。

ダニエル・クレイグのボンド以降のキャラになってもいいくらい個性的でした。

 

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資産家で小説家のハーラン

 

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前日は誕生パーティーだった

 

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そして、彼の死の捜査が始まる

 

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ブランは疑いを持つ

 

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マルタが呼ばれ

 

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親族の駆け引きが始まる

 

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