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マルリナの明日

2017年作品、モーリー・スリヤ監督、マルシャ・ティモシィ エギ・フェドリー ヨガ・プラタマ出演。

インドネシアの僻村の一軒家で静かに暮らす未亡人マルリナ(マーシャ・ティモシー)のもとにバイクに乗った男が訪ねてきて、あと30分で仲間が来て、マルリナの金と家畜を奪い、彼女を抱くと告げる。 その夜、料理を作るよう命じられたマルリナは、毒の実を混ぜた鶏のスープを振る舞う。 口にした男たちが次々と倒れるなか、別の部屋で寝ていた首領マルクス(エギ・フェドリー)にも食事を勧めるが、逆に襲われてしまい、マルリナは脇にあった剣ナタをマルクスの首に振り下ろす。

翌日、マルクスの首を提げたマルリナはバスで警察に行こうとして、出産を控え夫に会いに行く友人ノヴィ(パネンドラ・ララサティ)と出会う。 乗車を拒む運転手にマルリナは剣ナタを突き付け、ノヴィと、甥の結婚式に馬を届けるという男女の4人で旅立つ。 

そのころ、別行動をしていた強盗団の手下ニコとフランツ(ヨガ・プラタマ)がマルリナの家に戻り、仲間たちの死体を発見する。 二人はマルクスの首を取り返そうとバスを奪い、ノヴィたちを人質に取るが、マルリナは馬を駆って警察署に向かっていた。 マルリナは警察署に着くと、少女に呼び止められる。 亡くなった息子と同じ名前の少女トパンに首の入った箱を預け、警察署で事情を打ち明けるマルリナ。 外では追ってきたニコが様子を伺っていた。

監督はモーリー・スリヤ、「トリガー・ウォーニング」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/06/28/060000 が配信開始になっています。
主演はマーシャ・ティモシー、「モンスター/怪物」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/05/25/060000 に出演でした。

監督のアクション作品が配信されたので、旧作も見てみたいと思いました。 6年前に限定公開され、「殺人者マルリナ」という物騒な題名もあるようです。


女性の暗殺者という作品も多くありますが、本作の主人公:マルリナはそうではなく、どちらかというと被害者というか、辛い運命に彼女なりに抵抗している、そんな感じでしたね。 確かにちょっとグロいシーンもありますが、基本ドラマになっていました。