anttiorbの映画、映像の世界

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影踏み


単なる空き巣ではなく、深夜に人のいる住宅に侵入し、盗みを働く。 彼らは単なる泥棒とは異なり、通称 “ノビ師” と呼ばれていた。 寝静まった民家を狙い、現金を盗み出す忍び込みのプロ。 その中でも、真壁修一(山崎まさよし)は、他と一線を画す凄腕のノビ師だった。 証拠も残さず、決して口を割らない。 その高く強固な壁を思わせるしたたかさから、いつしか警察は彼を “ノビカベ” というあだ名で呼ぶようになっていた。
そんなある夜、修一は侵入した稲村邸の寝室で、寝ている夫の傍で火を放とうとする妻・葉子(中村ゆり)の姿を目撃。 とっさの行動で彼女の放火を止める修一だったが、その直後、幼馴染の刑事・吉川聡介(竹原ピストル)によって逮捕されてしまう。そして2年後。 刑期を終えて刑務所を出所した修一を迎えてくれたのは彼を慕う弟・啓二(北村匠海)と恋人の久子(尾野真千子)だけだった。 だが、修一の頭にはこの2年ずっと気がかりになっていたことがあった。
何故、あの日の侵入がバレたのか?  何故、自分だけが逮捕されたのか? そしてあの時、夫を殺害しようとしていた葉子の行方は?  
久子の制止を振り切り、啓二と共に事件の真相を追って行動を開始する修一。 そして、次第に明らかになる事件の謎。 だが、それと共に修一自身が封印した20年前の悲劇も甦ってくる。
ひとつの事件が過去の事件を呼び覚ますとき、止まっていた修一、啓二、久子の運命の歯車が再び動き出す……
 
久しぶりに山崎まさよしをスクリーンで見ました。
監督は篠原哲雄、「花戦さ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14965248 は結構私は面白かったです。
主演は山崎まさよし、「月とキャベツ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14085678 を記事にしています。 俳優としては多少ぎこちなさは今作でも残っていますが、トーク番組では滑らかなんですよね。
尾野真千子は、「台風家族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/21/060000 では好演でした。
 
物語は、ノビ師といわれる、空き巣でもある意味技術の高い存在のお話です。 真壁はある家に侵入した時に、放火をしようとした妻の姿に躊躇し、彼女を止めてその際になぜかいた幼馴染の刑事に逮捕されてしまいました。 そして2年後、娑婆に戻った彼は真っ先に吉川のところに行きます。 そこに同行したのが弟の啓二です。 彼はどこに行くのも一緒なんですが。
そして、久子は彼のことをじっと待っていますが、彼女のことを、好きな男性がいました。 彼女の勤める保育園に出入りする文房具屋でしたが、彼女はその気がありません。 でも彼女はいったん付き合うんですね。 それはカモフラージュで、やはり真壁を待っていたからでした。
しかしその後ショッキングな事が起こります。 吉川が死んでしまったんです。
 
今作は、いくつか?と思う事があるんですね。 途中で気が付く人はいるでしょうが、ある人物が不自然なんですよね。 その理由は、真壁の悲しい思い出からでした。
久子の若いシーンは藤野涼子が演じていますが、回想シーンが出てくると謎が解けていきます。
 

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出所した真壁と弟の啓二

 

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啓二はいつもついてくる

 

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そして大室のところに行き調べ始める

 

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一方久子は彼を待っていた

 

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そして2年前の真相を探る真壁

 

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教師をしていた母の直実

 

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