高校生の岡田卓也(北村匠海)は、クラスメイトの寄せ書きを、まだ会ったことのない同級生渡良瀬まみず(永野芽郁)に届けるため病院に行く。 隔離された病棟で入院中のまみずは、明るく振舞っているが患っている病気は、肌が光る不治の病 『発光病』だった。 細胞異常により皮膚が発光し、その光は死が近づくにつれて強くなる。
成人するまでに、生存した者はいない。 原因はいまだに解明されておらず、患者は病院から出ることを許されない。 まみずは籠の中の鳥だった。 宣告された余命は過ぎ、余命ゼロとなっている。
卓也は、まみずが大切にしていたスノードームを壊してしまう。 それは今は会えない父から貰った、彼女の大切なものだった。
まみずは、形あるものはいつか壊れると気にしていないそぶりだったが、立ったら私のお願いを聞いて欲しいと言い、そのことをきっかけに、病院から出られないまみずの 『叶えられない願い』 を代わりに実行して、その感想を伝える 『代行体験』 を行うことになる。
メイド喫茶でバイトをしたり、1人でディズニーランドに行ったり、バンジージャンプをしたり。 代行体験を重ねるごとに、まみずは人生の楽しみを覚え、卓也は彼女に惹かれていく。
しかしその反面、迫りくる死の恐怖が2人を襲う。 そして卓也に隠された 『ある過去』 を呼び覚ます。 姉の鳴子を事故で亡くして以来、人の死に恐怖を抱いている。
命のともしびが消えるその瞬間。 まみずが卓也に託した 『最期の代行体験』とは・・・
メイド喫茶でバイトをしたり、1人でディズニーランドに行ったり、バンジージャンプをしたり。 代行体験を重ねるごとに、まみずは人生の楽しみを覚え、卓也は彼女に惹かれていく。
しかしその反面、迫りくる死の恐怖が2人を襲う。 そして卓也に隠された 『ある過去』 を呼び覚ます。 姉の鳴子を事故で亡くして以来、人の死に恐怖を抱いている。
命のともしびが消えるその瞬間。 まみずが卓也に託した 『最期の代行体験』とは・・・
予告編から、展開は読めましたが、やはり泣いちゃう作品でした。
監督は月川翔、「響-HIBIKI-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15690905.html 「君の膵臓をたべたい」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15060945.html と、若い役者さん主体の作品なら、今が旬の監督です。
物語は発行病という余命0の病にかかった少女と、彼女の思いを代行する少年のおはなしです。
寄せ書きを最後に書いた者が彼女に届けるという役目をもち病室に行った卓也でした。 でも比較的元気な彼女の姿に、拍子抜けしますが、実は彼女の病気を教えてもらい、さらに、彼女の大切なものを壊したことから、彼女の願いを実行することになります。
しかし、これは結構大変な役目でした。
今作は “発行病” という病気がポイントですね。 「ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15522814.html という作品の病気と設定が似ていますが、実際には人間ではありえない病気、というか、人間だってほんのわずか光を発する時もあるというような事が言われています。 だからといって、不治の病ということはないようです。
でもこの設定が実にクライマックスに幻想的なことを引き起こします。 そういった意味では、なかなか面白い設定を取り入れましたね。
寄せ書きが最後になって
まみずに会いに行く
そして彼女の思いを代行することに
イチゴビッグパフェを食べる
しかし彼にはある辛い思い出があった
クラスメートの香山の兄も発行病だった