anttiorbの映画、映像の世界

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月とキャベツ

1996年作品、篠原哲雄監督、山崎まさよし主演。

バンド時代にカリスマ的人気を博したミュージシャンの花火(山崎まさよし)は、独立後は創作意欲を失ってしまい、人里離れた田舎でキャベツを育てながら隠遁生活を送っている。 
会う人間といえば友人でカメラマンの理人(鶴見辰吾)だけだった。 理人は、フランクに花火と接していき、昔通りの付き合いを花火としている唯一と言っていい人間だった。 ある意味、仙人のような生活を花火はしていた。
その夏、花火の前にひとりの少女(真田麻垂美)が現われた。ヒバナと名乗るその少女は突然、花火の家に押しかけてきて、そのまま居ついてしまう。どうやら花火のファンであるようだが、どこから来たのか素性がわからない少女だった。 極端に人を遠ざけるようになっは花火は、この少女さえも疎ましく思うのだった。
ダンサーを志すヒバナは、かつての花火の歌で踊り、早く新しい曲が聞きたいと言った。 はじめはヒバナの行為に戸惑っていた花火も、やがてヒバナの存在を受け止めていくようになる。 ヒバナのダンスを前にし、ふたりでキャベツ料理を食べ、ヒバナに素晴らしい風景の丘を教えられ、花火はまたピアノに向かうようになった。
夜ごと月を眺め、水を極端に怖れ、近付いてくる夏休みの終わりをはかなむヒバナのことを慈しみながら、花火は曲作りを進める。 理人はこのふたりを温かく見守っていく。
しかし、ダンス関係者の森崎からヒバナの消息を聞いてその秘密を知ってからも、ヒバナに暖かく接した…

今から20年前のこの作品、まだ若い山崎まさよしの姿が見れる作品ですね。ミュージシャンとしての方が大きな存在感がありますが、俳優としてもたまに活動していて、長編のしっかりした映画では今作が唯一? かもしれません。 でも、作品中もミュージシャンの役、やりやすい配役でしたでしょう。 彼は、ドラマでの俳優業の方が印象に残っていますね。
監督は篠原哲雄、近作は「起終点駅 ターミナル」で、人生の再生譚を描いていますし、 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13631211.html小川の辺http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10998418.html では、藤沢周平の世界を描いていました。
またヒロイン・ヒバナには当時結構いろんな作品に出演していた女優・真田麻垂美がキャスティングされています。 いまは日本で活動はしていないんですかね?
物語は、このヒバナが突然現れ、何かわけあり少女なんだろうなという事が感じられます。 基本花火がもう一回ミュージシャン活動をする再生譚なのだと思って観ていくと、ちょっと切ない結末になっていきます。
このエンディングで歌い上げるこの作品のテーマ曲「One more time, One more chance」は有名なヒット曲なんで、そのイメージが色濃く見終わったあと残る感じがしました。
ちょっぴり幻想的な作品ですね。

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いきなり現れたヒバナ

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はじめは疎ましく思っていたが

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だんだん受け入れていく花火

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そして音楽にも取り組んでいき

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彼女が踊る・・・

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