anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

4分間のマリーゴールド ⑩

2019年作品、河野圭太演出、福士蒼汰 菜々緒 横浜流星 西村元貴出演。

奇跡は起きるか!? ついに運命の日!

突然の事故に遭い、みこと(福士蒼汰)の必死の救命措置にも関わらず昏睡状態に陥った沙羅(菜々緒)。 みこと、廉(桐谷健太)、藍(横浜流星)は、ただひたすら沙羅が目を覚ますことを願うが、運命の日は刻々と近づいていく。
帰国した母・理津(麻生祐未)は、沙羅の状態を知り悲しみに暮れるが、その悲しみを見せず、みことら兄弟たちを懸命に励ます。 そんな中、みことは沙羅が事故に遭う前に広洋(佐藤隆太)にあるものを託していたことを知り…。
「生」と「死」に立ち向かい続けてきたみことは、奇跡を起こすことができるのか!?沙羅の命はどうなるのか? ついに沙羅の運命の日が訪れる…!!
 
いよいよ迎える最終回。
沙羅とみことが遭ってしまった突然の事故、救命士のみことは必死に応急措置をして病院に。そして彼女は昏睡状態に陥ってしまいます。
家族が集まり、必死に回復を願います。そして運命の日に、自分たちもできることを行います。 廉は千冬と、藍は琴と、それぞれ決着を付けに。
さて、奇跡が起こるのか?
 
まあハッピーエンド必至の展開ですが、運命はなぜ変わるのか? そもそもみことの能力は何だったのか?どうやらそこがキーポイントだと思うんですが。
 

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突然の事故

 

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必死に担ぎ込むみこと

 

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そして昏睡状態に

 

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母も駆けつける

 

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ひろちゃんも

 

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そしてみんなはいつものように、そして祈る

 

 

ラスト・マン 地球最後の男

2018年作品、ロドリゴ・H・ビラ監督、ヘイデン・クリステンセン ハーヴェイ・カイテル マルコ・レオナルディ リズ・ソラリ出演。

環境災害と世界経済の崩落、度重なる戦争により荒廃した世界。 西洋文明崩壊に要した日数はたったの30日だった。 その期間のことを人々は黒い1か月と呼んでいる。 人口は減少し人々は都市を捨て去り、社会は機能を停止。 そのため、秩序を失った世界では暴動や強奪が発生し無法地帯と化した。
辛くも生き残った元兵士のカート・マシスン(ヘイデン・クリステンセン)は、戦友ジョニー(Justin Kelly)を苦しみから解放したことで15年もの間、酷い悪夢に苛まれていた。 自分が変わらなければと思いつつそのきっかけを掴めず、家に引きこもっては足掻く日々を送っている。
そんなある日、世界の終末を唱える巡礼者ノエと出会ったカート。 曰く、気候変動により人類はじきに消滅するらしい。 そこで、カートは救いを求めるべく避難するための物資を集めることに。 そのためには資金が必要である。 カートは資金を得るため、警備会社へと就職することにした。
その日の夜、カートの前にジョニーが出現。 亡霊か幻覚か分からないが、彼は親友を励ましそろそろ立ち上がれと言って去って行く。 その言葉に多少は前向きになったカート。 メンテナンス係として会社へ出勤する日々が始まった。
会社の同僚には社長の娘ジェシカ(リズ・ソラリ)がいる。 一目会った時から彼女に好意を抱いていたカートだったが、職場で接する機会はそう多くない。 彼は毎夜、避難するための物資を集め自宅の地下にシェルターを作り、武器を集めて体力作りに励んだ。
ノエ(ハーヴェイ・カイテル)は信徒を連れて3日後には出発するらしい。 カートにも共に行こうと誘ってきたが、明確な返答はしなかった。 ついて行くかシェルターに籠もるか、迷ったカートだったが、それでも着々と準備を進める。 そんな彼にジョニーは混乱し正気を促した。
そんなある日、自宅へジェシカが訪ねて来る。 ジョニーと口論になりつつも、武器の類を隠して身なりを整え彼女を迎えた。 慌てた様子のジェシカが言うには、会社の大金が盗まれたことで社長が激怒しているらしい。 カートが犯人ではないかと疑われていると言う。


題名はけっっこう大きな作品のようですが。
監督はロドリゴ・H・ビラ、作品は今作のみが日本で見れるようです。
主演はヘイデン・クリステンセン、最近もう一つ彼の主演作を「スター・ウォーズ」以外で見ました。
ハーヴェイ・カイテルは、「アイリッシュマン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/19/180000 に出演していました。


物語は地球の環境悪化が進み、もう人類が住めなくなってきているというお話です。 カートは戦友を解放してあげたことから、ここに重い病を抱えることになっています。しかし、地球の終わりは刻一刻と近づいており、どんどん人間は荒んでいきます。


今作は、何か現実的なお話ですね。 環境悪化が進んで本当にこういうこと、週末が来てもかしくないですね。 今作は最終的には、シェルターにという運びですが、宇宙に行くという選択をする作品もありますね。 先日逮捕された俳優さんは、その環境悪化に、人間がいかに自主的に歯止めをかけられるかが鍵だと言っていましたが、言っていることは正しいんですが、自らの行動が・・・と、ちょっと寂しくなりましたね。


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黒い1か月

 

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地球は崩壊してしまう

 

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人間は脱出を目指しているが

 

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それでもカートは就職をし

 

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備えていたが

 

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ようこそ映画音響の世界へ

2019年作品、ミッジ・コスティン監督、ウォルター・マーチ ベン・バート ゲイリー・ライドストローム ジョージ・ルーカス出演。

1927年、初のトーキー映画「ジャズシンガー」が誕生し、人々はその“音”に熱狂した。 それ以降、映画音響は今もなお日々発展し続けている。 そんな映画音響の進化において、大きな偉業を残した「キング・コング(33)」、「市民ケーン」「鳥」「ゴッドファーザー」といった往年の名作から、「ROMA/ローマ」「ワンダーウーマン」など近年の作品を参考にしながら、知られざる映画音響の歴史を紐解いていく。
また、裏方として作品を支えてきた音響技術者たちが、オーソン・ウェルズアルフレッド・ヒッチコックがもたらした革新、ビートルズが映画音響に与えた影響、「スター・ウォーズ」のチューバッカやピクサーアニメの人気キャラクターたちが生き生きとして見える秘密など、実際の創作と発見にまつわる貴重な体験談を語る。
 
今作は、町山氏が紹介していたドキュメンタリーです。
監督はミッジ・コスティン、音響デザイナー、音響編集者として活躍している方のようで、初監督作品ですね。 多くの有名作に参加しています。
そしていろんな映画関係者が参加してくれていますし、映画の歴史的な部分にも触れられています。
 
昔はサイレントだった映画。 欧米のサイレントは、ところどころに文字のシーンが入り、昔の作品はシャカシャカした感じと、この文字シーンがすべてを語れないので、ある意味物語は推測というか、読みながら見ている感じでした。
しかし音が入り、それで映画は画期的に変わっていきます。 しかし音と同時に録ることということから、別撮りで合わせて行ったり、適宜に音を作り入れたり、さらにはBGMを付けたり、だんだんと今の映画になって行く歴史、そして効果を教えてくれるような作りになっていますね、この作品は。
 
映画好きなら、いろんな意味で見ておくべき作品であり、いかに音響が作品を引き立てているかを再認識させてくれる作品でした。
 

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スピルバーグ

 

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ルーカスが語る

 

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音を録る

 

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音を作る

 

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そして合わせる

 

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立体的になって行く

 

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そして臨場感が出る

 

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4分間のマリーゴールド ⑨

2019年作品、城宝秀則演出、福士蒼汰 菜々緒 横浜流星 西村元貴出演。

奇跡の予兆!?…運命が視えない!

沙羅(菜々緒)の中学の同級生で小学校教師の滝沢(市川知宏)から頼まれ、みこと(福士蒼汰)ら消防署の面々は、小学生に救急救命の講習会を行う。 そこでみことと沙羅は、周囲から孤立する生徒・直哉(川口和空)のことが気にかかる。
一方、調理師専門学校の面接試験を終えた藍(横浜流星)は、沙羅に諭され、高校卒業後離れ離れになる琴(鈴木ゆうか)に告白する。 また、廉(桐谷健太)も千冬(磯山さやか)に改めて会いに行くと宣言する。 花巻家みんながいい方へ向かっている様子を喜ぶみことと沙羅。
そんな中、滝沢が勤める小学校から救急要請が入る。 現場に急行したみことらは、階段から落ちて怪我をした直哉の処置に当たるが、通報した滝沢が意識を失い倒れる。 滝沢は階段から足を踏み外した直哉をかばい、頭を強打したという。 意識が戻るかわからない滝沢を前に自分を責める直哉。 みことは、滝沢に対する直哉の思いを知り、思わず滝沢と手を合わせるが、何もビジョンが視えず驚愕する。
沙羅の運命の日が迫る中で、突然消えたみことの能力。 それは、一体何を意味しているのか? 運命を変えられることの予兆なのか!?それとも…!?
 
今回のゲストキャラは市川知宏、「おかあさんの木」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13162225 を記事にしています。
過去のキャラでは、第4話の筒井真理子、「影裏」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/29/060000 が近作です。
 
さて、沙羅の同級生の滝沢が教えている小学校で、救急救命の講習会を開いたみこと達、もちろん沙羅も一緒でした。 しかしその時気になる少年がいました。 そんな時、その小学校で事故が起きます。 階段からその少年が落ち、怪我をしてしまいます。 命に別条はありませんでしたが、その時少年をかばった滝沢教師が頭を打ち意識不明になってしまいます。
しかし最後にとうとう来てしまいます。
 

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直哉は気になる少年だった

 

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そして事故のあと、滝沢が世話していた花壇を

 

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そして運命が見えなくなったみこと

 

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そしてこの二人も進展が

 

ミルフ

2018年作品、アクセル・ラフォン監督、ヴィルジニー・ルドワイヤン マリ=ジョゼ・クローズ アクセル・ラフフォン マティアス・ダンドワ出演。

車で幼なじみの3人の友人であるセシル(ヴィルジニー・ルドワイヤン、ソニア(マリ=ジョゼ・クローズ)、エリセ(アクセル・ラフフォン)がバカンス会場に向かう。すると後ろから煽り運転と思しき車がついて来る。 ムカついた一人が服を脱ぎ始め、その車に煽りの倍返しを行う。 しかし、その車は覆面警察の車だった。
開幕早々逮捕されてしまう。 そんなふしだらなアラフォーの3人だった。
別荘に着くや否や、そこに住み着いてしまったペリカンと死闘を繰り広げたり、ビーチで寝転がっていたら、ド派手でダサいファッションの知り合いに見つかり困惑する。 クラブではあまりにヤバい客すぎて入り口で門前払いされてしまうのだが。
 
監督はエリセ役も兼ねてアクセル・ラフフォン、作品は今作のみのクレジットです。
マリ=ジョゼ・クローズは、「誰のせいでもない」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14576348 が近作の記事です。
物語は、幼馴染の3人の女性が、バカンスに来ましたが、いきなり徴発されたと思ったら、覆面パトカーだったということから始まります。 この後バカンスで、若いイケメン男性とそれぞれ知り合っていき、物語は三者三葉の対応になって行きます。
 
まあ深みなどない、フランス映画ですが、Netflixで見れるようになっています。 ただ、こういう作品は、アメリカ映画の方が上手く作るような気がします。 フランス映画ではもっと徹底的なおバカ作品に仕上げたほうがいいような感じですね。
 
 

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バカンスに来た3人

 

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そして若い3人と知り合い

 

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揺れ動く女心

 

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ぶあいそうな手紙

2019年作品、アナ・ルイーザ・アゼヴェード監督、ホルヘ・ボラーニ ガブリエラ・ポエステル ホルヘ・デリア ジュリオ・アンドラーヂ出演。

ブラジル南部にあるポルトアレグレの街。 46年前に隣国ウルグアイからやって来た78歳のエルネスト(ホルヘ・ボラーニ)は、頑固で融通がきかず、本とうんちくが好きな独り暮らしの老人。 ところが、老境を迎えた今は、視力をほとんど失っていた。 後はこのまま人生が終わるだけ……。
そう思っていた彼の元にある日、一通の手紙が届く。 差出人はウルグアイ時代の友人の妻。 視力の低下により、手紙を読むことができないエルネストは、偶然知り合った若い女性ビア(ガブリエラ・ポエステル)に代読を依頼する。 その代読と返事の代筆を通して、エルネストの部屋にビアが出入りするようになるが……。
 
ブラジル映画で、こういうのは初めて見ました。
監督はアナ・ルイーザ・アゼヴェード、作品を見るのは初めてですし、今作以外はクレジットがありません。
主演はホルヘ・ボラーニ、出演作を見るのは初めてです。
ガブリエラ・ポエステルも、この作品で初めて見ました。
 
物語は、目が不自由になってしまった老人・エルネストのお話です。 息子のラミロは、一緒に都会で住もうといい、家を売ることを進めますが、エルネストはここで一人暮らしを続けたいと言い張ります。
隣に住んでいるハビエルは、いつも新聞や手紙を読んでやると、恩着せがましく言いますが、なぜか鼻に突きます。 そんな時、犬の散歩の仕事をしている同じアパートの住人らしき若い女性・ビアと知り合います。 ちょっと調子のいい彼女は、少し手癖も悪く油断できませんが、なんとなく気に入ったエルネストは彼女を息子の部屋で寝泊まりすることを許し、ちょうどその時来た、友人の妻で、昔いい関係になるそうだったルシアから来た手紙の返事を書かせることにします。
それは、友人の訃報と、どうやらエルネストに会いたがっている感じだったんです。
 
今作は、なかなか老人の踏ん切りを描いている、何かわかるようなお話ですね。 いつまでも一人暮らしをしたいところでしたが、老いはそれを許しません。 でも、息子のところに世話になるのは、やはりどうしても認めたくないエルネスト。 彼の選択は清々しく、一番いい思い切りだったと思いますが、それは、ビアに対するちょっと変わった友情かもしれませんね。
 

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家を売り同居しようという息子だが

 

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そんな時ある手紙が

 

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隣人のハビエル

 

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しかし、ビアと出会い

 

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代読と代筆をしてもらい

 

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信頼が芽生えるが

 

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4分間のマリーゴールド ⑧

2019年作品、河野圭太演出、福士蒼汰 菜々緒 横浜流星 西村元貴出演。

母帰国で新たな波乱!?…迫る運命の日
運命の日が迫る中、寝る間も惜しんで絵を描き続けていた沙羅(菜々緒)が倒れ、病院に搬送される。 命に別状はなかったが、あらためて気を引き締めるみこと(福士蒼汰)、廉(桐谷健太)、藍(横浜流星)だった。
ある日、仕事で海外を巡っていた花巻家の母・理津(麻生祐未)が帰国する。 みことは、沙羅と結婚することを理津に報告。 驚きながらも理津から祝福されるが、沙羅の死の運命のことは伝えることができない。 沙羅は自ら理津に打ち明けようとするが…。
そんな中みことは、破水した妊婦の救急に駆けつける。 原因不明の激痛に耐えながら「絶対にこの子を産みたい」と頑張る彼女に、手を合わせるみこと。 しかし、このまま彼女が死んでしまうという最期のビジョンを視てしまい…
 
この回は泣けましたね。
母役で初登場が麻生祐未、「泣くな赤鬼」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15978734 でも好演していました。
ここまで印象に残ったゲストキャラとしては、第2話の松金よね子、「あの日のオルガン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15904315 に出演していました。
 
さて、いきなり倒れた沙羅、周りは一気に緊張が走りますが、これはある意味過労でした。 自分の運命を戦う彼女が根詰めて絵を描き続けていたから。
そんな時海外のカメラマンの母が帰ってきます。 しかし、結婚を聞いてもすんなり認める母の理津でした。 そして死の運命については、沙羅から話すと彼女は言いますが、結局いうことができません。 しかしまた理津が海外に行くということを言い出し、とうとう告白をしますが。
 

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過労で倒れた沙羅

 

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そこに母帰る

 

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二人は結婚することを報告

 

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驚くが祝福する理津

 

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しかし死の運命はいえず