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アイリッシュマン

2019年作品、マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ スティーヴン・グレアム ジャック・ヒューストン マリン・アイルランド出演。

アイルランドアメリカ人で全米トラック運転手組合 "チームスターズ" とマフィアに関わり、"ジ・アイリッシュマン" と呼ばれたフランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)の生涯が振り返られる。 現在、老人ホームに入ったフランク・シーランはマフィアにかかわった日々を思い出す。
1950年代のフィラデルフィアで、トラック運転手だったシーランはイタリア系マフィアに商品を横流しする。 窃盗で起訴されても客の名前を吐かなかったシーランを、組合の弁護士のビル・ブファリーノ(レイ・ロマーノ)は無罪に導き、従兄でペンシルバニア州北東部のマフィアのボスであるラッセル・ブファリーノ(ジョー・ペシ)に紹介する。
シーランは殺人を含む仕事をラッセルのために引き受け始める。 ラッセルはシーランを全米トラック運転手組合の長であるジミー・ホッファ(アル・パチーノ)に紹介する。 政府や組合内のライバルであるトニー・プロ(スティーヴン・グレアム)と対立するホッファは、シーランをボディガードとして、家族ぐるみで付き合うようになる。
1960年にジョン・F・ケネディが大統領となり、その弟のロバート・ケネディ(ジャック・ヒューストン)が司法長官となってホッファを追求し始める。 ホッファは刑務所に入り、後継のフィッツシモンズ(ゲイリー・バサラバ)は組合の年金をマフィアに過剰投資し始める。
ホッファとトニー・プロの関係は修復不可能となる。 ホッファはニクソン大統領によって釈放されるが、組合活動は禁止される・・・
 
なかなかの長編ですが、ゾクゾクする作品ですね。
主演はロバート・デ・ニーロ、若いシーンはCG処理をしていますが、違和感がない時代になりました。近作は「ジョーカー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/22/060000 ですね。
ジョー・ペシは、微妙に記事にした出演作がありませんね。 今後は出てくるでしょう。
アル・パチーノは、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/12/060000 が近作となります。
 
物語は、フランク・シーランの伝記作品ですね。 1950年代、彼はトラック運転手でしたが、商品の横流しをしていて、それで捕まった時に客の名前を頑なに守ったことから、マフィアに気に入られて、汚れ仕事を引き受け、信頼をどんどん得ていくというお話です。
しかし家族もありましたが、娘の中には、父の黒い部分を感じ取り離れていく娘もいました。 しかし周りが死んだり捕まったりする中、彼は不思議と生きながらえていくんですね。
 
今作は、スコセッシとデ・ニーロが揃うだけで、期待が大きくなり、3時間半の超大作ですが、あまり時間を感じないほど、面白いですね。 時代もケネディ大統領の前後を描いていて、彼の登っていくところ、暗殺され、ロバートがいったん表舞台から退くところなど、マフィアや組合に微妙に影響していて、それによってシーランの仕事が増えたり、そして最後にはつらいことまでやらされる。
でも彼はいったん決めたらしっかりと仕事は行うんですね。
見ごたえが持続する作品でした。
 

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トラック運転手をしていたシーラン

 

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そして彼に紹介され

 

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ラッセルからホッファを紹介される

 

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家族もあったシーラン

 

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しかし時代はケネディ

 

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ホッファは逮捕され、

 

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