anttiorbの映画、映像の世界

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ようこそ映画音響の世界へ

2019年作品、ミッジ・コスティン監督、ウォルター・マーチ ベン・バート ゲイリー・ライドストローム ジョージ・ルーカス出演。

1927年、初のトーキー映画「ジャズシンガー」が誕生し、人々はその“音”に熱狂した。 それ以降、映画音響は今もなお日々発展し続けている。 そんな映画音響の進化において、大きな偉業を残した「キング・コング(33)」、「市民ケーン」「鳥」「ゴッドファーザー」といった往年の名作から、「ROMA/ローマ」「ワンダーウーマン」など近年の作品を参考にしながら、知られざる映画音響の歴史を紐解いていく。
また、裏方として作品を支えてきた音響技術者たちが、オーソン・ウェルズアルフレッド・ヒッチコックがもたらした革新、ビートルズが映画音響に与えた影響、「スター・ウォーズ」のチューバッカやピクサーアニメの人気キャラクターたちが生き生きとして見える秘密など、実際の創作と発見にまつわる貴重な体験談を語る。
 
今作は、町山氏が紹介していたドキュメンタリーです。
監督はミッジ・コスティン、音響デザイナー、音響編集者として活躍している方のようで、初監督作品ですね。 多くの有名作に参加しています。
そしていろんな映画関係者が参加してくれていますし、映画の歴史的な部分にも触れられています。
 
昔はサイレントだった映画。 欧米のサイレントは、ところどころに文字のシーンが入り、昔の作品はシャカシャカした感じと、この文字シーンがすべてを語れないので、ある意味物語は推測というか、読みながら見ている感じでした。
しかし音が入り、それで映画は画期的に変わっていきます。 しかし音と同時に録ることということから、別撮りで合わせて行ったり、適宜に音を作り入れたり、さらにはBGMを付けたり、だんだんと今の映画になって行く歴史、そして効果を教えてくれるような作りになっていますね、この作品は。
 
映画好きなら、いろんな意味で見ておくべき作品であり、いかに音響が作品を引き立てているかを再認識させてくれる作品でした。
 

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スピルバーグ

 

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ルーカスが語る

 

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音を録る

 

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音を作る

 

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そして合わせる

 

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立体的になって行く

 

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そして臨場感が出る

 

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