anttiorbの映画、映像の世界

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あの日のオルガン


1944年、空襲に遭う可能性が出てきた戸越保育所の板倉楓(戸田恵梨香)は、この東京の地では、幼児に対して、文化的な教育ができないことから、空襲がこないだ狼、疎開を提案する。 しかし学童疎開とは違い、まだ保護者と話すには早すぎるということで、親達の中では強硬に反対する母親が多くいた。 しかし役半数以上
の親が、今後激しくなるだろう空襲から幼子だけでも守ろうという思いから、楓に託すのだった。
戸越保育所所長の脇本滋(田中直樹)は少し頼りなく、いつも楓に食って掛かられていた。 しかし彼は、必死にいろんな疎開地を探していた。
そしてようやく見つかったのが埼玉県のまだ緑豊かなところだった。 そこの寺が候補地となり、付近の農家が、野菜を供出してくれるということだった。
しっかりした立派な寺という触れ込みだった、妙楽寺は実際には、廃寺寸前の建物だった。 愕然とするあまりのボロ寺、しかしもう後戻りはできない。 その晩は、地元の人たちを振舞い、何とか了承を取り付けるのだった。
出発前日にはB29による初の東京への空襲があり、最初は反対していた親たちも今では楓に全てを託すしかないと考えるようになっていた。
数十人の児童を引き連れて妙楽寺疎開保育所の生活を始めた保母達は、まずは掃除だった。 近藤作太郎(橋爪功)が世話役で、彼にまずはガラス戸を入れてもらえるようお願いをする、雨戸はもう役に立たない状態だった。 さらに、新人保母の野々宮光枝(大原櫻子)は、すぐに愚痴を言う楓にとっては、すぐに注意したくなる存在だった。
しかし、若い保母達の壮絶な戦いは始まったばかりだった・・・

今作は実話ならではの、痛ましく逞しいお話でした。
監督は平松恵美子、「ひまわりと子犬の7日間」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8870757.html で初監督を務めましたが、多くの山田作品で、脚本担当をしています。一番弟子のような存在ですね。
主演は戸田恵梨香、映画だったら 「SPEC」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=SPEC シリーズ、「無限の住人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14892426.html ですかね。 今作のような役は、初めて見た気がします。
そして大原櫻子、「チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14796531.html で主題歌、挿入歌、そしてチラッと出演でしたが、「舞妓はレディ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12154001.html にも出演していました。

物語は、戦火が激しくなった1944年の東京から始まります。 防空壕で影絵をして子供たちを喜ばせている保母さんたち、しかしこのままではどこかでずっと穴の中の生活になってしまう。 のびのびとこども達を保育するには、保育園ごとの疎開をする必要があると楓は訴えます。
脇本もその考えを支持しますが、ことはそう簡単ではありません。 しかし空襲が本当に東京に来ることから多くの児童を疎開させる事が出来ました。 しかしここからが本当の地獄であり、戦いでした。

今作は必死にあの苛酷な時代を生き抜いた女性たちの姿になにを感じるかですね。 決して戦争を起こしたくないと考えるのは当然かもしれませんが、戦争は狂気の果ての所業。 どうすれば、いいのかの判断さえ出来ない国情だったのかと思うと、それが怖いなあと感じながら見ていました。

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幼児達の疎開を考えて、主張していた楓

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柳井が姪の光枝を紹介してくる

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そして疎開先を見つけたが

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そして子供たちをつれてあの寺に向かう

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光枝になつく子供たち

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