anttiorbの映画、映像の世界

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ボーン・トゥ・フライ

2023年作品、リウ・シャオシー監督、ワン・イーボー ユー・シー チョウ・ドンユイ フー・ジュン シュー・カイチョン出演。

空軍のパイロットであるレイ・ユー(ワン・イーボー)は、操縦に長けているが訓練中にトラブルを起こし能力を活かしきれずにいた。 ある時、戦闘機のテストパイロットチーム隊長のチャン・ティン(フー・ジュン)が彼の才能に気付き、チームへと誘う。 レイは厳正な選考を経て、ドン・ファン(ユー・シー)を始めとする優秀な飛行士 6 人と共に、テストパイロットに選ばれる。 彼らは、新世代ステルス戦闘機のテスト飛行任務に就くが、高度 1 万メートル以上の世界で、何度も繰り返される厳しいテストは、想像を絶する程に過酷だった。 死と隣り合わせの極限状態のなか、思うように成果を出せずに苛立つレイは、ライバルのドンと衝突。 果たして彼らは難関なミッションを乗り越え、最高レベルの技術が結集して開発された戦闘機の飛行に成功するのか?

監督はリウ・シャオシー、初監督作品でしょうか?
レイ・ユー役がワン・イーボー、「無名」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/05/05/060000 に出演でした。
ユー・シーは、初めてでした。
フー・ジュンは、「おじいちゃんはデブゴン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14950524 に出演でした。
そしてチョウ・ドンユイ、「カイジ 動物世界」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/05/26/180000 に出演でした。

これはなかなか面白かったし、中国の状況がフィクションですが、リアルな部分も多くあり、中国の言い分も何かわかる感じさえしました。
ステルス戦闘機の第4世代、なかなか敵国(おそらくアメリカ)に及ばない中国空軍。敵に追いつくには独自開発を早めなければ、そのために存在するのがテストパイロット。 多くの犠牲者を出しながら、そのデータを次に活かすことが彼らの役目で、戦うことのできる戦闘機をいかに進歩させるか? 実際に乗る空軍パイロットよりも、テクニック、勇気、そして度胸がないとできない立場なんですね。
もちろん各国そういうセクシュンはあるんでしょうけど、中国ならではのところと、中国人にも豊かな感情があり愛国心がある、そんないい作品でした。