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朽ちないサクラ

2024年作品、原廣利監督、杉咲花 萩原利久 豊原功補 安田顕 森田想 坂東⺒之助 駿河太郎 遠藤雄弥 和田聰宏 藤田朋子出演。

愛知県平井市在住の女子大生がストーカー被害を受けた末に神社の長男に殺害される事件が発生。 地元新聞は、警察が女子大生からの被害届の受理を先延ばしにし、その間に慰安旅行に行っていたことをスクープする。 県警広報広聴課の森口泉(杉咲花)は、親友の新聞記者・津村千佳(森田想)が約束を破って記事にしたと疑い、千佳は身の潔白を証明しようとしていたところ、1週間後に変死体となり発見された。 泉は自分が疑わなければ千佳は殺されずに済んだと自責と後悔の念に突き動かされ、本来は捜査する立場にないものの、自らの手で親友を殺した犯人を捕まえようと事件の謎を追う。

監督は原廣利、初めて作品を見ました。
杉咲花は、「52ヘルツのクジラたち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/03/09/060000 に出演でした。
萩原利久は、「ミステリと言う勿れ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/09/20/060000 に出演でした。

警察、公安、いろんな要素の入ったサスペンスでしたね。
ストーカー殺人で、警察の失態が叩かれている時、もちろん犯人はすぐに捕まりましたが、警察の打つ手が遅れた理由が慰安旅行だったということがどこからリークされたのか? そこから第2の殺人事件が起きます。 でも犯人はもちろん別の人間ですが、明らかに口封じされたようなことで、どんどん謎が深まっていきます。


そしてあのサリン事件をベースにしたようなカルト教団も登場し、ちょっと疑うと今後何か起きそうな予言的な作品にも取れますし、公安という存在の怖さも感じました。