anttiorbの映画、映像の世界

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52ヘルツのクジラたち

2024年作品、成島出監督、杉咲花 志尊淳 宮沢氷魚 小野花梨 桑名桃李 金子大地 西野七瀬 真飛聖 余貴美子 倍賞美津子出演。

ある傷を抱えて東京から大分の海辺の街の一軒家へ移住してきた貴瑚(杉咲花)。 人生を家族に搾取されて生きてきた彼女はそこで、母親・品城琴美(西野七瀬)から虐待を受け、声を発することができない「ムシ」と呼ばれている13歳の少年(桑名桃李)と出会う。 ムシと交流していくなかで、貴瑚はかつて自分の声なきSOSを聞き、救いだしてくれたアンさん(志尊淳)との日々を思い出す。

監督は成島出、「銀河鉄道の父」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/05/09/060000 が近作ですね。
貴瑚役で杉咲花、「市子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/12/11/060000 に出演でした。
志尊淳は、「極主夫道 ザ・シネマ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/06/06/060000 に出演です。
小野花梨は、「Gメン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/08/28/060000 に出演でした。
そして宮沢氷魚、「レジェンド&バタフライ 」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/31/060000 に出演でした。

子供は、母親を盲目的に愛するんでしょうね。 やはり自分んが生まれ出てきたところに対する、強烈な思い入れがあるんでしょう。 また母親の方は、母であることよりも、女であることを優先してしまうことで、愛情以上に憎しみが増していってしまう、そんなサイクルに陥った二つの人間が出会うんですね。
志尊淳演じる岡田安吾の存在が、何かよくわからない感じで進んでいき、終盤に驚くべき展開が。 なんか、辛いお話でしたが、少しでも光がさしていくことを願い作品でした。