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市子

2023年作品、戸田彬弘監督、杉咲花 若葉竜也 森永悠希 渡辺大宇野祥平 中村ゆり 中田青渚 石川瑠華 倉悠貴 大浦千佳出演。

3年間連れ添った恋人、長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日、川辺市子(杉咲花)は忽然と姿を消してしまう。 途方に暮れる長谷川のもとに、市子を捜していると話す刑事、後藤(宇野祥平)が訪ねてくる。市子の行方を追って長谷川は、昔の友人や幼なじみ、高校時代の同級生などこれまで彼女と親交のあった人々から話を聞くうちに、かつて市子は違う名前を名乗っていたこと、そして市子が生きてきた壮絶な人生を知っていく。

監督は戸田彬弘、「13月の女の子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/26/180000 を記事にしています。
主演は杉咲花、「法廷遊戯」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/11/16/060000 に出演でした。
若葉竜也は、「愛にイナズマ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/11/01/060000 に出演でした。

“市子“という存在しない人間、そういう作品は、いくつかありますが、戸籍を買ったり、自分を消した存在というパターンがあります。 今作は、本当に悲しいドラマのお話でした。
市子という名前の女性、でも彼女は幼い頃、“月子“と呼ばれて育ちました。 学校もその名前で通っていましたから。 しかし、ことあるごとに私の本当の名前は“市子“と呟くようになります。
彼女の過去、出生の秘密などは多くは語られません、しかし大体こういうことなのかな?ということは作中に触れられていますし、最後母のあの深々とするお辞儀で、少し救われた気になりました。 しかし彼女はどこに行くのか? 消えたのか?