anttiorbの映画、映像の世界

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ファミリア

2023年作品、成島出監督、役所広司 吉沢亮 サガエルカス ワケドファジレ 中原丈雄 室井滋 アリまらい果 シマダアラン スミダグスタボ 松重豊 雅-miyavi- 佐藤浩市出演。

山里に一人暮らす陶器職人の神谷誠治(役所広司)のもとに、アルジェリアに仕事で赴任している学(吉沢亮)が婚約者ナディア(アリまらい果)を連れて一時帰国。 結婚を機に会社を辞め、焼き物を継ぐと宣言した学に誠治は反対する。 一方、誠治が住む隣町の団地に住む在日ブラジル人青年のマルコス(サガエルカス)は半グレに追われたときに助けてくれた誠治に亡き父の面影を重ね、焼き物の仕事に興味を持つ。 そんななか、アルジェリアに戻った学とナディアをある悲劇が襲う。

監督は成島出、「いのちの停車場」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/03/060000 が前作ですね。
神谷誠治役は役所広司、「すばらしき世界」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/14/060000_1 に出演していました。
息子の学役は吉沢亮、「ブラックナイトパレード」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/12/25/060000 に出演していました。

なかなか厳しいお話でした。 いろんなテーマがありますね。 リーマンショックが来ていきなり超不景気となった時代、その時の狭間で他国からきた労働者たちの問題。 さらにその背後で起きた痛ましい事件。
一方細やかな生活、そして息子の結婚、自分の仕事を一緒にやりたいと言ってきた時、父は一瞬躊躇してしまいます。 しかしその息子は遠くの地で・・・
最後の一筋の光明が、悲しみを少し和らげてくれますが、私には悲しみの方がすごく大きく感じました。