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銀河鉄道の父

2023年作品、成島出監督、役所広司 菅田将暉 森七菜 豊田裕大 坂井真紀 田中泯出演。

宮沢政次郎(役所広司)は父(田中泯)の代から続く裕福な質屋を営んでいる。 しかし、本来家業を継ぐはずの長男である賢治(菅田将暉)は適当な理由をつけて拒み続けている。 厳格な父親でいたいと思いながらも政次郎は、農業や人造宝石、宗教と我が道を進む賢治をついつい甘やかしてしまう。 そんな賢治だったが、妹のトシ(森七菜)が病気を患ったことをきっかけに筆を執る。

監督は成島出、「ファミリア」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/07/060000 から引き続き役所広司との作品ですね。
父・政次郎役が役所広司、上記作品の前は「すばらしき世界」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/14/060000_1 を記事にしています。
賢治役は菅田将暉、「百花」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/09/13/060000 が近作の記事となります。
妹のトシ役は森七菜、「ガリレオ 禁断の魔術」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/09/19/060000 のTVスペシャルに出演でした。

今作は宮沢賢治の父の視点から見た彼の伝記映画ですね。 宮沢賢治の作品ではアニメ化になった「銀河鉄道の夜」は記事にしていませんが見たことがあります。 幻想的なアニメ作品ですが、当時にこういう作品を書いた宮沢賢治は素晴らしいと思いました。
ただ、賢治もトシも何度も入院をして病気との戦いだったようですね。 トシが死の間際、生まれ変わったら丈夫な体で人の役に立ちたいというシーンはグッとくるものがありました。