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イコライザー THE FINAL

2023年作品、アントワーン・フークア監督、デンゼル・ワシントン ダコタ・ファニング デヴィッド・デンマン カール・ランドグレン出演。

アメリカ国防情報局(DIA)の特殊工作員であったロバート・マッコール(デンセル・ワシントン)はイタリア、シチリア島のあるマフィアが管理するワイナリーを襲撃。 目的の品を取り返したマッコールは撤収しようとするが付近にいた子供のマフィア構成員に油断し、銃弾を受ける。  重傷を負ったマッコールはイタリア本島までたどり着くが南方のある田舎町で力尽き、車の中で意識を失っていたのを通りがかった地元のカラビニエリに属するジオ(エウジェニオ・マストランドレア)に発見され、町で長年医者を務めてきたエンゾ(レモ・ジローネ)の元に運び込まれ、治療を受ける。
銃創であることを追求せず、警察などにも通報しなかったエンゾやジオにマッコールは感謝しつつ、エンゾの計らいで町で療養を行うこととする。

一方、CIAのエマ・コリンズ(ダコタ・ファニング)はマッコールからワイナリーで偶然発見した代物について通報を受け、現場に赴くとワイナリーからテロリストに流れていると思しき大量の薬物や資金を発見し、捜査を開始する。
傷を癒しながら地元の人々との交流を通して町での生活を気に入るマッコールだったが、丁度同地を買収してリゾート地とする計画を行っていたナポリを拠点とするマフィア、ヴィンセント・クアランタ(アンドレア・スカルドゥッツィオ)とその弟のマルコ(アンドレア・ドデーロ)一味と邂逅することとなり、町を荒らすクアランタ兄弟とマッコールは一戦を交えることとなるのだった。

監督はアントワーン・フークア、「THE GUILTY/ギルティ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/06/060000 が比較的近作ですね。
今回登場はエマ役でダコタ・ファニング、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/12/060000 に出演でした。
エンゾ・アリシオ役でレモ・ジローネ、「我が名はヴェンデッタ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/12/16/060000 に出演でした。
フランク・コンロイ役でデヴィッド・デンマン、「グリーンランド ―地球最後の2日間―」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/16/060000 に出演でした。

イコライザー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12328217イコライザー2」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15714267 となかなかの出来でしたが、一応今回は最終作という題名ですね。 ただ原題は「The Equalizer 3」ということなんで最後とはまだ言えないんでは?
無敵のマッコールですが、冒頭に油断してしまいます。 やはり女子供には優しい彼でしたね。 しかし、彼が瀕死の重傷した時に出会った人間、そして街に愛着が湧いていく、しかしそこには醜悪なマフィアがいたという設定です。


傷が癒えた彼は、いよいよ行動を開始しますが、CIAに自分のつかんだ情報を巧みに流しながら、うまく使うところ、そしてエマにピンポイントで連絡をするところはカッコよかったです。
まだまだ、見たいシリーズですが、安住の地を見つけた彼はもう殺伐としたことはしない気もしますが。