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カリートの道

1993年作品、ブライアン・デ・パルマ監督、アル・パチーノ ショーン・ペン ペネロープ・アン・ミラー ジョン・レグイザモ出演。

1975年、ニューヨーク。カリート・ブリガンテ(アル・パチーノ)は、組織のお抱え弁護士クレインフェルド(ショーン・ペン)の尽力で、30年の刑期を5年で終えて出所した。 かつては麻薬王としてならした彼も、今度こそ足を洗い、バハマパラダイス・アイランドでレンタカー屋を営むことを夢見ていた。 だが、従兄弟の麻薬取引のトラブルに巻き込まれたカリートは、心ならずも手を血で染める。 彼は昔なじみのサッソ(ホルヘ・ポルセル)のディスコに、死んだ従兄弟の金を投資し、儲けを貯め始める。街はすっかり様変わりし、信頼していた仲間のラリーン(ヴィーゴ・モーテンセン)は検事となって偵察にきたうえ、チンピラのベニー・ブランコ(ジョン・レグイザモ)がのしていた。 昔の恋人であるダンサーのゲイル(ペネロープ・アン・ミラー)と再会したカリートは、彼女への愛に生きることを誓う。 その頃、コカインと汚れた金に溺れていたクレインフェルドは服役中のマフィアのボス、トニー(フランク・ミヌッチ)に脅され、脱獄の手引きをさせられる。 彼に恩義があるカリートは断りきれずに手を貸す。 だがクレインフェルドは深夜のイーストリヴァーで、脱獄したトニーとその息子フランクを殺す。間もなく彼はマフィアに命を狙われて重傷を負う。

監督はブライアン・デ・パルマ、「ドミノ 復讐の咆哮」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/02/060000 が今のところ最新作ですね。
主演はアル・パチーノ、「ハウス・オブ・グッチ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/18/060000 に出演でした。
ショーン・ペンは、「フラッグ・デイ 父を想う日」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/11/060000 に出演です。

半世紀近く前の設定のお話です。 カリートの後半の人生という感じで、麻薬王でぶりぶりの頃は描かれていないようです。 まあ彼がダークなところから抜け出そうとしながらできない、そのもどかしさと、やはり気がつくとあっちに世界に使っていってしまう、そんな葛藤がドラマになっていますね。
この前日譚の作品があるようで、そっちも見てみたいですね。