anttiorbの映画、映像の世界

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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー

2022年作品、デヴィッド・クローネンバーグ監督、ヴィゴ・モーテンセン レア・セドゥ クリステン・スチュワート スコット・スピードマン タナヤ・ビーティー出演。

人工的な環境に順応するように進化を遂げた人類は、生物学的構造の変容によって痛覚を失った。 “加速進化症候群”の芸術家ソール(ヴィゴ・モーテンセン)の体内に現れる新たな臓器に、パートナーのカプリース(レア・セドゥ)がタトゥーを施し摘出するショーは、チケットが完売するほどの人気を誇っている。 そんなある日、彼のもとに生前プラスチックを食べていたと思われる遺体が持ち込まれる。

監督はデヴィッド・クローネンバーグ、旧作は結構記事にしていますが、比較的新しい作品としては、「危険なメソッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13035310 となります。
ソール役がヴィゴ・モーテンセン、「グリーンブック」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15898397 に出演です。
カプリース役はレア・セドゥ、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/17/060000 に出演です。
そしてクリステン・スチュワート、「スペンサー ダイアナの決意」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/18/060000 でダイアナ役でした。

いかにも監督らしい作品でしたね。未来の人間のまた変わった進化の姿を描いたお話です。 痛みという感覚がなくなった人間、さらに今までに持っていない“臓器“が生み出されていく?ソールはカプリースにそれを摘出してもらい、それをショートして見せている、なかなかハードな展開の作品ですが、それ以上にショッキングなのは冒頭の母のする子殺しなんですね。
この事件が、いろんな形で波及していきますが、なかなか初見ではわからないところの多い作品でした。