2025年作品、関和亮監督、山田裕貴 古田新太 染谷将太 神尾楓珠 前田旺志郎 小澤征悦 生瀬勝久 小手伸也 野間口徹 遠藤憲一 新原泰佑 前原瑞樹 藤澤涼架 堀井新太 坪倉由幸 西田尚美 市川紗椰 安井順平 泉澤祐希 前野朋哉出演。
音楽家ベートーヴェン(古田新太)は、耳が聞こえないという難病に打ち克ち、歴史に刻まれる数多くの名曲を遺したことで知られているが、実際の姿は下品で小汚いおじさんであった。
彼の秘書であるシンドラー(山田裕貴)は、どん底にいた自分を救ってくれたベートーヴェンを守りたい思いから、彼の死後、“聖なる天才音楽家”という崇高なイメージに仕立て上げていく。 しかし、その嘘は若きアメリカ人ジャーナリストのセイヤー(染谷将太)によって追及されていく。
監督は関和亮、「かくかくしかじか」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/05/24/060000 が近作です。
山田裕貴は、「木の上の軍隊」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/08/01/060000 が近作ですね。
古田新太は、「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/05/11/060000 に出演、これは秀作!
脚本をバカリズムが書いているということでも話題になっている今作、ベートーヴェンという偉大な作曲家が、後年偉大ではあったが、結構難儀な人間だったことが明かされた、ある人物の捏造事件、それをコメディにするだけでなく、日本人キャストに当て込んだ、日本ならではの作品に仕上げた怪作です。
なんといってもベートヴェン役の古田新太が秀逸ですね。 オファーが来たら基本はなんでも受けるという彼は、何をやらしてもしっかりこなしますよね。 今回もやってくれました。












