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スペンサー ダイアナの決意

2021年作品、パブロ・ラライン監督、クリステン・スチュワート ジャック・ファーシング ティモシー・スポール サリー・ホーキンス出演。

1991年のクリスマス。ダイアナ妃(クリステン・スチュワート)とチャールズ皇太子(ジャック・ファーシング)の夫婦関係はもう既に冷え切っていた。 不倫や離婚の噂が飛び交う中、クリスマスを祝う王族が集まったエリザベス女王(ステラ・ゴネット)の私邸サンドリンガム・ハウス。 ダイアナ以外の誰もが平穏を取り繕い、何事もなかったかのように過ごしている。 息子たちとのひと時を除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。

ディナーも、教会での礼拝も、常に誰かに見られている。 彼女の精神はすでに限界に達していた。 追い詰められたダイアナは、生まれ育った故郷サンドリンガムで、今後の人生を決める一大決心をする。

監督はパブロ・ラライン、「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14843226 もある意味実際の人物の物語でしたね。
ダイアナ役でクリステン・シチュワート、「チャーリーズ・エンジェル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/05/060000 のリメイクで出演でした。
チャールズ役はジャック・ファーシング、初めて見る俳優さんでした。
グレゴリー少佐:役でティモシー・スポール、「否定と肯定」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15276193 出演していましたが、嫌われ役をするとすごい存在感を出す俳優さんですね。
そしてマギー役でサリー・ホーキンス、「クリスマスとよばれた男の子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/12/25/180000 に出演していました。

先々週にドキュメンタリー映画が公開され、今度は彼女を主人公の作品でした。 もちろん事実とは違う部分があると思いますが、彼女がある決断をする前夜を描いています。
劇中のダイアナはただひたすら夫の誠意のなさを憎んでいる反面、二人の息子には精一杯の愛情を注ぎますし、苦悩する母を必死に支えようとする息子たち、そして長男の献身的な態度にはちょっとうるっときますね。
しかしだいぶ心が壊れているダイアナを見るのはちょっと息苦しかったです。