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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

2023年作品、内田英治 片山慎三監督、伊藤沙莉 北村有起哉 宇野祥平 久保史緒里 松浦祐也 高野洸 中原果南 島田桃依 伊島空 黒石高大 真宮葉月 阿部顕嵐 鈴木聖奈 石田佳央 竹野内豊出演。

「歌舞伎町にいる」新宿ゴールデン街の小さなバー“カールモール”でバーテンとして働く一方、新宿探偵社の探偵の顔も持つ27歳のマリコ伊藤沙莉)。 そこへ、FBIを名乗る3人組から“連れ去られた地球外生命体を捜してほしい”と謎の依頼が舞い込む。 マリコは唯一の手掛かりとなる科学者・天本(宇野祥平)を捜し始める。


「歌舞伎町の恋」キャバ嬢の絢香(久保史緒里)は恋するホスト、星矢(高野洸)の夢を叶えようと、懸賞金がかけられた連続殺人鬼・南部(松浦祐也)の捜索をマリコに依頼。 謎の地球外生命体捜しで手一杯のマリコが断ると、絢香は姿を消す。


「鏡の向こう」幼い頃から知る落ちぶれたヤクザの戸塚(北村有起哉)から“5年前に出て行った娘の瑞樹(藤松祥子)を捜してほしい”と依頼されたマリコ。 だが、かつて“殺しの戸塚”と呼ばれた彼は、“3日後に稲本会の後藤のタマを取れ”と指示されていた。


「踏切を超えた時」自称“忍者”の恋人、MASAYA(竹野内豊)が営む道場で悪夢から目覚めたマリコは、彼に“結婚はできないかも。 誰かと家族になるの、怖いんだ”と告げる。 マリコには暴力的なヤクザの父親がいたのだ。そんなマリコの携帯に、絢香から連絡が入る。 孤独な幼少期の思い出をマリコに語った絢香は、意を決して星矢の元へ。


「姉妹の秘密」厳格な父に凄腕の殺し屋として育てられた茂美(中原果南)と貞美(島田桃依)の姉妹。 公務員として働きながら、父の死後は何事も分け合ってきた2人だったが、最近は貞美が映画監督・石渡(伊島空)との恋に溺れていた。 妹と誓った老後の夢を壊されると察した茂美は、石渡に毒を盛ろうとするが、それを阻止した貞美から銃を向けられる。


「少女A」15年前の秘密が明かされる中、ついに天本を発見し、地球外生命体と接触を果たしたマリコ。 そこに特殊部隊を率いるFBIとヤクザが迫る。 絶体絶命のとき、歌舞伎町に超大型宇宙船が出現し……。

監督は1、3、5が片山慎二、「さがす」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/30/060000 は秀作でしたね。
2、4、6が内田英治、「異動辞令は音楽隊!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/08/30/060000 を撮っています。
主演は伊藤沙莉、「宇宙人のあいつ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/05/23/060000 も面白かったです。
竹野内豊は、「シン・仮面ライダー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/03/20/060000 に出演でした。
そして宇野祥平、「嘘八百 なにわ夢の陣」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/08/060000 に出演でした。

今作は30分ドラマ6本を映画にした感じですね。 もちろん連続性があるので、映画になり得ますが、それぞれ2人の監督が交代で繋ぎ合わせている、ストーリーは1本ですが、登場人物に個々スポットを当てた物語になっていきます。 儚いお話、悲しいお話、でもやっぱり主人公のマリコの話が一番悲しく切なかったですね。
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