anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

ビリーバーズ

2022年作品、城定秀夫監督、磯村勇斗 北村優衣 宇野祥平 毎熊克哉出演。

とある孤島で生活をする2人の男と1人の女。男の1人は「オペレーター」(磯村優斗)、女は「副議長」(北村優衣)、もう1人の男は「議長」(宇野祥平)と互いに呼び合い、揃いのTシャツを着ている。 「ニコニコ人生センター」という宗教的な団体に所属している3人は、『孤島のプログラム』と呼ばれる無人島での共同生活を送り『安住の地』へと旅立つ日に思いを馳せていた。

朝の瞑想、昨晩見た夢の報告、テレパシーの実験、といったメールで送られてくる不可解な指令を実行し、時折届けられる僅かな食料でギリギリの生活を送る。 それらすべてが、性欲や過度な食欲に物欲といった俗世の汚れを浄化し「安住の地」へ出発するための修行なのだ。 だが、飢えとの戦い、突如現れた外界からの侵入者、ほんの僅かなほころびは、徐々に互いの本能と欲望を暴き出してゆく。

監督は城定秀夫、「女子高生に殺されたい」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/10/060000 を記事にしています。
磯村優斗は、「PLAN 75」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/06/23/060000 に出演でした。
北村優衣は、「シグナル100」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/06/060000 に出演です。
宇野祥平は、「とんび」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/14/060000 に出演していました。

今作はエロと宗教、近年の邦画のカルト作品の極みを行っているようですね。 ただの狂信的なだけでなく、武器さえ持っているテロをも辞さないカルト教団の側面がじわじわ迫ってくる表現がちょっとした怖さを持っています。 オチもまだまだ根っこがあるようで、惹かれるラストでした。