anttiorbの映画、映像の世界

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ドロステのはてで僕ら

2020年作品、山口淳太監督、土佐和成 朝倉あき 藤谷理子 角田貴志 石田剛太出演。

とある雑居ビルの2階。カトウ(土佐和成)がギターを弾こうとしていると、テレビの中から声がする。 見ると、画面には自分の顔。 しかもこちらに向かって話しかけている。 「オレは、未来のオレ。2分後のオレ」。 どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしい。

“タイムテレビ”の存在を知り、もっと先の未来を知ろうと躍起になる仲間たち。 さらにカトウの意中の相手メグミ(朝倉あき)や5階に事務所を構えるヤミ金業者、カフェに訪れた謎の2人組も巻き込み、「時間的ハウリング」は無限ループに陥っていく......。

監督は山口淳太、初めて作品を見ました。
主演のカトウ役は土佐和成、「夏への扉 -キミのいる未来へ-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/07/060000 に出演歴があります。
ヒロインのメグミ役は朝倉あき、「僕の好きな女の子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/03/060000 に出演していました。

ちょっとしたSF作品でしたね。 ヨーロッパ企画作品の映画というのが貴重ですね。 2階のテレビがどうやらタイムテレビになってしまったというお話ですが、たった2分後を映すことができるという、なんとも使い道が一見ない感じです。 しかし2分をいかに繋げてもっと先を見通せないかということになっていきます。
ただ、こういうお話はどこかに歪みがあり、パラドックスを感じるところが随所にあります。 まあそんな小難しいことは考えずにSFパロディとしてみるべきなんでしょうね。 面白かったですよ。